舞台裏日記
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2005/08/20(土) モーツァルト「レクイエム」
目黒混声合唱団の定期公演
モーツァルト「レクイエム」を終えました。
お越しいただいた皆様、目黒混声合唱団の皆様、
同じ時間を共有させていただきましたこと、
まことに感謝しております。


この曲はバスソロの音域がとても低いので、
やはり僕の声には合いませんでした。
やりたい表現と僕の声質で可能な表現の違いに我ながらもどかしく感じました。

恐らく今日が生涯、最初で最後の「モツレク」となるでしょう。
(もしやるとしたらもっとオジチャンになってからだな)

いろいろ考えさせられたことは多かったのですが、
自分の声に合わないものはやらない方がいい、というのが、
当たり前の結論です。

特に今日の会場は床がじゅうたんで天井が高い・・・。
低声部には不利な会場でした。
・・・とまあ言い訳はここまでにして・・・。
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モーツァルトが自らの死を意識しながら作曲したと思われる「レクイエム」
正真正銘の遺作です。
特に「Lacrimosa」のモーツァルト絶筆の部分までなどは、
(そこから先は弟子のジュスマイヤーが補筆した※この曲は未完の作品です)
まさにモーツァルトが魂を振り絞って書いた迫力があります。

自分が歌わないときは耳を澄ましながら、目の前にスコアを想い描いていたのですが、
その一音一音に「音以上のモノ」が見えて、
言うなれば幻想の風景(心象風景)が目の前に広がっているように感じました。

この曲は誰が見ても、
歴史上、最高傑作のうちの一つと言っても過言ではないでしょう。

(残念ながら後半の補筆された曲はやや集中力に欠けるように感じるのは僕だけ?
一応ジュスマイヤーはモーツァルトのスケッチを基に仕上げているはずなのですが・・・不思議ですね。
もしかしたら全く同じ音をモーツァルトの手で書かれていたら、違ったのではないか
・・・と思えるのも変な話ですが・・・
それほどモーツァルトは神秘の力を持っているような気がします。)

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打ち上げは横浜中華街の「梅蘭新館」にて。
「梅蘭やきそば」が絶品でした!!!

※打ち上げの様子については奥さんのHPをご覧ください。
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↓ソリスト稽古の様子・・・よく見えませんね・・・ちなみに一番右が僕です。


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