舞台裏日記
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2005/09/30(金) 『りひと通信』発行予告
いよいよ中学は合唱大会の練習がスタート。
曲決めも全て決まり、いよいよだ。
・・・でも最初は音取りやらなんやらで、声をからす日々・・・。
いかんいかん、月曜日には「メサイア」本番なんだ!!

どうやら「メサイア」はまだまだ席が空いているそうです。
お近くの方もそうでない方もぜひぜひ来てくださいね。

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セントラルリーグは阪神が優勝。
心ないファンの暴動に情けない気持ちがこみ上げる。
もっと情けないのはそれを戒めない阪神の選手。
正直、二度と優勝しないで欲しいって思ってしまう。
(チームはすごく好きだから応援していたのに・・・)
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「ジャンニ・スキッキ」のチラシが届きました!
『りひと通信』

を数ヶ月ぶりに発送する予定です。
欲しい方はメールをください。

2005/09/29(木) 睡魔
今日は午後から授業を2時間やって、
学校を急いで後にしました。

季節の変わり目だから(?)グッタリ・・・。
西武線に乗るとぐっすり。
山手線に乗ってぐっすり。
小田急線では各駅停車に乗ってぐっすり。

新百合ヶ丘に着いた頃にはスッキリでした。
・・・でも身体は完全に寝起き状態。
声は出ていたんかいな?
「ジャンニ・スキッキ」の音楽稽古は一回通して終わり。

よかったからなのか?それとも見捨てられているのか?
マエストロからは何も指摘されず、すんなり終わってしまいました。
ところで副指揮者に朝霞オペラ時代にお世話になっていた、
小屋敷さんが入られて、とても嬉しかったです。
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↓「ジャンニ・スキッキ」の楽譜・・・なんと立ちます!
 (三部作が1冊にまとめられたものです)

2005/09/28(水) 学校のLDプレーヤーを壊す
今日は授業でCDを聴くために、
LDプレーヤーの中にCDをセット(音楽室にCDプレーヤーがないんです)。
そして取り出そうとしたら、「あれ?出てこない」
しばらくしたら電源が勝手に落ち、故障してしまいました。

授業の後にドライバーを使って、LDプレーヤーの中を調べてみましたが、
どうやらCDが中に入り込んで挟まってしまった模様。
結局、後日業者さんを呼ぶことに・・・。

・・・ごめんなさい・・・

ていうか、そろそろCDプレーヤーもそうだけど、
MDとDVDを音楽室に納入してください。
いちおう「音楽」室なんで・・・。

2005/09/27(火) 久しぶりに
なんだか久しぶりに授業がありました。
体育祭・文化祭と続いたので、授業らしい授業もなく、
久しぶりの授業に生徒も半ばボーっとしていました。

でもいよいよ合唱大会に向けての練習がスタートします!
今日は中3の曲決めをしました。

高3は来月に合奏をするので、その練習。
自分達で自主的に練習しているので、チャチャを入れる程度にして、
できるだけノータッチで練習させています。
もう少ししたらアドバイスを入れていかなきゃね。
でもまだその必要はなさそうなので傍観していました。

生徒たちに会うと少しパワーをもらいます。
やっぱ授業は僕にとって大切ですね。
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■今日の夫婦の会話■
妻「『化粧惑星』ってCMでやってるけどさぁ〜、
  あれって『化粧はくせぇ〜』って聞こえるよね。」
僕「あ〜確かに・・・」

2005/09/26(月) みちしるべ
人生にはうまくいかないことや、自分にとってすごく残念なことがあります。
とっても凹むし、悔しくて仕方がないことなのですが、
でも・・・自分の道が他にあることを神様が僕に教えてくれたのかもしれません。

2005/09/25(日) マザーコーラス本番
今日は文化祭の中でマザーコーラスの本番。
45分の小さなステージではありますが、一年間の練習の成果を発表する最大のイベントです。
今年はオープニングに「富士見中学高等学校校歌」を。
1stステージでは組曲「子供時代」を歌いました。
実は、この作品の作曲者であります大熊崇子先生にご案内を出しましたら、
な・な・なんとお越しくださるとのこと(昨日の日記にも書きましたね)。
作曲家の大先生がいらしてくださるなんて、ものすごい奇跡です。

でも、残念ながら客席はガラガラ。30人いらしたかいらっしゃらなかったか・・・。
先生にも大変失礼なことをしてしまいました。
学校関係の皆様もご協力願います〜(だってPTAの方々のステージなんですから)。

2ndステージは団員の皆様が自主的に作り上げた「花」メドレー。
パートごとにアルト、メッゾ・ソプラノ、ソプラノの順に1曲ずつ歌いました。
舞台上の演出もちょっとだけつけました。

やはり本番は楽しいですね。
練習どおりうまくいったところもあれば、うまくいかなかったことも多々ありますが、
そこが「生きた音楽」の面白いところ。
まだまだ改善するところは山ほどありますが、
これからもどんどん上手くなっていって、より活き活きと歌える合唱団になっていって欲しいです。
そのためにも・・・しつこいようですが、
学校関係者の先生方、皆様の協力が必要なんです。
正直、今、学校から独立して活動しています。
「コーラスがあったからこの学校を選んだ」というお母様が実はたくさんいます。
どうぞもっともっと応援してください。

2005/09/24(土) 明日本番
今日から勤務先の学校では文化祭。
毎年雨が降ってかわいそう・・・少し時期をずらせばいいのに。

明日はわがマザーコーラスの演奏会が11:30〜12:15に行われる。
なんと演奏する合唱組曲「子供時代」の作曲者の大熊崇子先生も聴きにいらっしゃる!!
プレッシャーがかかるけど、これまでの練習を信じて、
自分達なりの演奏をして欲しい。
それから今年こそはたくさんの人に聴きに来て欲しいなぁ〜。

2005/09/23(金) 苦しみ
歌うことが苦しくなることがある。
そんなときは自分を信じられなくなっているのだろう。

いろんな雑念が僕の頭をかけめぐる。
・・・集中だ。とにかく歌うんだ!

誰のためでもなく自分のために歌うんだ。

2005/09/22(木) 力つき・・・
今日は一日OFF。
とにかく昨日の疲れを取るため、休息しました。
お昼寝もして、一日家から出ませんでした。

・・・でも何もしないっていうのもストレスたまりますね。

あ・・・ギャラリーをちょっとだけUPしました。
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親友あおやん、イタリアより帰国。
おかえり〜。

2005/09/21(水) 意識もうろう・・・・
今日は午前中にヤボ用でちょっくら歌ってきて、
お昼に学校へ。
午後はマザーコーラスのリハーサル。
走り回ってクッタクタ。

夜はメサイアのGP。
東府中に行くつもりが、気がついたら京王線の橋本行きに乗ってしまった。
30分以上遅刻して府中の森ウィーンホールへ。
今回の「メサイア」はソリストが合唱(アンサンブル)も全て歌うので大変。
・・・まぁなんとかなるだろう・・・
なんて余裕をこいて合唱部分もフルヴォイスで歌っていたら、
最後はグッタリに。。。
本番は少しペース配分を考えねばね。

しかし府中の森はいいホールですね。
すごく歌いやすい。
客席との距離も近いので、見渡しながら歌えそうです。
ぜひ皆さんお越しくださいませ。
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帰宅しようと電車に乗ると抜け殻のようになってました。
眠くもならず、目だけがいっちゃっていました。
きっと正面に座っていた人にとんでもない顔を見せていたな・・・。
僕としたことが・・・(キュピーン◇゜)

2005/09/20(火) 授業の様子
今日は高校の授業の様子をご紹介。
今、10月にクラスごとの合奏発表をやるための準備をしています。
僕は可能な限りアドバイスせず、自分たちで工夫して練習をしています。
一つだけ、ハンドベルを使用する予定だったグループがあったのですが、
そのハンドベルが昨年の授業でいくつか壊れてしまったらしく、
音が足りない事態が発生。
そこで100円ショップでグラスのコップを買ってきて、
「グラス・パーカッションというのをやってみては?」と提案。
最初はブツブツ言っていた生徒たちも、
グラスに注いだ水の量の微妙な変化で音が変化することが面白かったらしく、
真剣に取り組んでいました。

他にも今はほったらかしているグループも、たくさん口出ししたいのですが、
今はガマン。できる限りのところまで自分達で作り上げていく想像力を大切にしたいです。

2005/09/19(月) 休むのも仕事
今日は夜の「ジャンニ・スキッキ」の練習がなくなったので、
一日OFFでした。
ここのところ連日歌っていたので(練習をし過ぎていたので)、
今日はノドを休めることに専念しました。

でもずーっと家にいるのもストレスだったので、
夕方にビーチサンダルを履いて、一人でプラ〜っとマクドナルドへ。
ミニ・パンケーキとアイス・ティをじっくり味わいながらボケーっとしていました。
帰りに本屋に寄って雑誌『音楽の友』の好評欄を立ち読み。
すると僕と大学時代の同期であり友人の飯田裕之くんのリサイタルの講評を見つけました。
彼の表現の巧みさが高く評価されていました。
彼の表現力の的確さは学生時代から発揮されていました。
一緒に立ち上げた一公演限りの演劇サークルでも見事な演技力で僕らを引っ張ってくれました。

ここのところ同期生の活躍がめざましい!
現在、自分を熟成中の僕はこれから、
いったいどんな自分を目指そう?

2005/09/18(日) レッスン
今日はお月見日和ですね。
月が金色でまん丸でした。


お昼は師匠宅でレッスン。
気合を入れて行った甲斐あって、比較的うまく歌えました。
レッスンの後、
「これまでコツコツ頑張ってきたんだし、たくさん経験も積んできた。
きっとそういうのを神様とか、大切な人とかがちゃんと見てくれているよ。
だから自信を持って、堂々と歌いなさい。」
と先生に言われ、ちょっとウルウル・・・(*_*)

初めて人前で歌った感動。
稽古場でうまくできずに罵倒されて、唇をかみ締めながら帰ったときの悔しさ。
いろんな経験が僕を支えてくれているはず。

頑張ります!!
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気候が変わって、ちょっと体がついていっていないのか?
それとも夏の疲れが残っているのか?
帰宅すると眠くて眠くて・・・。
何度もうたた寝をしてしまいました。
・・・今もまだ眠い・・・。
今日は早く寝ます。
おやすみ〜

2005/09/17(土) 練習でできていても・・・
今日は秋らしいカラっとした快晴でした。

昼間は家で練習し、夜は「ジャンニ・スキッキ」の練習。
・・・今日こそはマエストロにOKをもらいたい!!

・・・ところが今日はマエストロはお休み・・・
きいてないよ〜
そんなわけで今日はピアニストの先生と暗譜稽古。
でも完全には楽譜を外しきれなかった勇気のない僕。

でも家で練習したとおりには歌えませんね。
稽古場で緊張しているようじゃあ、本番はいけません。
ましてや熱血演出家・岩田達宗の前では緊張も倍増するでしょう。
・・・まだまだ精進が足りんな。
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↑・・とここまで書いたところで、
さっきコンビニでコピーをとった時、楽譜の原稿を忘れてきたことに気がついた。
ダッシュでコンビニに取りに行きましたが、
忘れてきた楽譜というのが自作の「魔法の言葉」(ラブソング)だったので、
少し恥ずかしかった。

2005/09/15(木) ベット開眼か?!
プッチーニの美しいメロディに翻弄されて、
劇そのものの本質を忘れていました。
声をきかせることばかり考えていましたからね・・・実際問題。

次回の稽古から歌い方を180°変えてみたいと思います。
あとはその理論に技術がともなうかどうか。
やりすぎって言われるぐらい徹底してやるぞ、こんにゃろ〜!!

とりあえず10月に入ったら無精ひげだな・・・。

2005/09/13(火) くやしいなぁ〜
未だに自分の声を探している段階の自分。
自分の100%を出し切っても、まだまだ届かない壁。
焦っても仕方がないんだろうな・・・。
でも求められていることに答えたいなぁ〜。
それができたらもっと歌が好きになれるのに。

2005/09/12(月) ジャンニ・スキッキ登場!!
今日はついにジャンニ・スキッキ役の栗原さんが稽古にいらっしゃいました。
スゴイ!!
声も表現力も見事でした!!
いや〜自分との次元の違いに圧倒されつつ、僕も頑張ろうと気迫が満ちてきました。

シモーネ役の東原さんもすごい本格的なバスで、
ユニゾンで歌うと僕の声の周りに何倍もの厚みがある声で包まれます。

うまい人の中で歌えるということはプレッシャーもありますが、
それ以上に自分の技術向上に役立てられれば、と思います。
いっぱい盗めるものを盗むぞー!
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「ジャンニ・スキッキ」の対訳ですが、
リヌッチ役の村越さんから対訳をお借りすることができました。
村越さん、ありがとうー!(何かお礼をしなきゃ)
そして村越さんに僕が対訳を探していることを伝えてくださった和田さん、ありがとうございます!!

それから情報をくださった皆様、本当にありがとうございました!!
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↓夕食の「ピーマンの肉詰めトマト煮込み」とってもおいしかった

2005/09/11(日) あああ・・・
「ジャンニ・スキッキ」って何でこんなに難しいんだ・・・。
僕は譜読みは結構早い方だし、音を取るのは得意なんですよ・・・。
でも今回は本当にまいってます。

いつも作曲者の立場で譜読みをするのですが、
この曲は音の必然性を未だ見つけられないんです。
特にプッチーニやヴェルディはそれが明確に読み取れてきたのですが、
この「ジャンニ・スキッキ」はわかんない・・・。
たぶんオケと歌のリズムがずれているところが、
ブオーゾの親戚たちの感じてもいない悲しみを装っている様子を描いているんだと思うけど、
楽譜上の効果ほど実際の演奏の効果は得られていないように感じるんですよね。

頑張っているのになぁ〜身体にしみこんでこないんだよな〜。
困った・・・。
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今日はお昼に「ジャンニ・スキッキ」の音楽稽古。
いきなりマエストロ稽古で2回通しました。
僕は撃沈・・・ちっくしょー!
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夜はお好み焼き屋さんでちょっとだけ食べて、衆議院選挙に行きました。

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↓お昼に食べたオム・カレー

2005/09/10(土) WANTED!!
オペラ「ジャンニ・スキッキ」の
対訳を探しています!

今は頑張って辞書で訳しているのですが、
とてもじゃないけど時間がかかりすぎる・・・。

どうか情報をお寄せください!!

2005/09/08(木) 合わせ
ピアニストの斎木さんのお宅にうかがって何曲か合わせをする。
お互いに納得のいくまで音楽を追求していって、
最終的に完成まで至ったときの喜びは他には変えがたい。
夜の7時〜9時までみっちりお付き合いくださった斎木さん、ありがとうございました。

2005/09/07(水) ジャンニスキッキ音楽稽古開始
学校で2時間授業をしてからPTAマザーコーラスの指導。
そして急いで新百合ヶ丘まで飛んでいきました。
滑り込みセーフ(?)で、文化庁人材育成オペラ「ジャンニスキッキ」の顔合わせへ。
早速、音楽稽古が始まりました。
僕は音を取るのは遅い方ではありますが、それにしてもこのオペラは難しい!
まだまだ苦労しそうです。
その後、実家に行き、父にお願いしてレッスンをしてもらいました。
結局終わったのが深夜1時。そのまま実家にお泊まりです。

2005/09/06(火) 日本歌曲演奏法公開講座
昨日に続き、大賀寛先生による日本歌曲演奏法公開講座でした。
・・・その前に・・・
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今朝は台風接近に伴い、万が一、朝の段階で「警報」が出たら学校は休校になるとのことで、
正直、期待をしていたのですが(不謹慎?)雨はパラパラ・・・。
重い身体を起こして学校へ。
中3の授業と高3の授業が2つ、なんとか授業を乗り越え(でもついつい声を使ってしまった)、
授業が終わったら学校を飛び出し、和光市サンアゼリアへ。
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心配していた雨も強くはなく、すんなり開場入りができました。

さてさて、「斑猫」を歌ったわけですが、
これは女性の歌です。(僕がこの曲を歌うのは変だ、と何度も訴えたのですが・・・)
ともかく何とかして仕上げなければいけない。
かと言って、女形のように歌うのもオカシイ。
悪女を色男に読み替えて歌うのも音符の動きからいって矛盾が生じる。
・・・苦肉の策で、飽くまで客観的に・・・
どちらかと言うと「斑猫」(女性)の色香に惑わされている男性の立場から「鏡写し」のように歌えないか?という方向でTRYしてみました。

でも、過去に歌われているこの曲のイメージというものがありますから、
先生はもちろん、この曲を知っている方はきっと違和感を感じたことでしょう。
(僕はCDなど女性が実際に歌っているものを敢えて聴かないようにしました)
先生のアドバイスはもっともだと思いました。飽くまで女性が歌う方法を指摘されたような気がします。

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例えば最後の「うまくつかまえて襟飾りにしてください」を台詞として読むように・・・と。
僕は「。。。という常套句に男はやられる・・・」という『警告』として歌ったので、
『深刻すぎる』というご指摘はまさに僕の意図するところでした。

斑猫(女性)のナルシシズムな色香を表現するのではなく(・・・そういう方法もありましたが、僕自身の勉強としてはその方法を取ることはメリットがあまりない、と感じたから)、
その色香に魅了されてしまった男の緊張感を表現できていたら・・・と思います。

・・・いずれにせよそれは作曲者の意図したことではないので、飽くまで苦肉の策です。
明らかに選曲ミスですよね。だからイヤだって言ったのに〜。
(せっかく大賀先生にみていただくんだから、今後のレパートリーになるものを勉強したかった・・・)
・・・とここまではグチです。ごめんなさい。

でも技術面でご指摘いただいたことはすごく身に染みて「自分に足りない部分」だったので、
これは課題として達成できるようになりたい、と思いました。
支えが流動的に動かなかったことと、口の中の発音のポイントが落ちてしまっているので、
響きが奥に引っ込んでしまって、息がストレートに流れなかったです。
頭ではわかっているんだけど、まだまだ練習不足ですね。
(^^ゞ

終わった後、大賀先生に「とてもいいセンスをしているよ」とお声をかけていただいて嬉しかったです。
でも・・・センスは親からもらったもの。
そのセンスを生かす技術をきちんと身につけたいものです。

2005/09/05(月) 日本歌曲演奏法公開講座1日目
日本オペラ振興会常務理事の大賀寛先生による、
和光市「文化芸術による創造のまち」文化庁支援事業
日本歌曲演奏法公開講座
に参加しています。
僕は明日レッスンを受けるのですが、
今日は大賀先生によるレクチャーと3人の歌手のレッスンがありました。

まずは感想から・・・
とてもよかったです。
レクチャーは大賀先生の著書「美しい日本語を歌う」に記されていた内容と同様のものでした。
その内容は僕なりの解釈ですが・・・
日本語の素晴らしさ、日本文化の素晴らしさ、日本人の誇りをしっかり認識して、
それを生かした歌を歌うべきだ・・・といった感じでしょうか。

そしてレッスン。
「さくら横ちょう」では、詩を何度も朗読することの大切さを、
「荒城の月」では、詩の持つ格調高さを歌うことや、その内容を深く味合うことを。
そして「サルビア」では、楽譜に書かれた音符を一つ一つ丁寧に歌うことと、
感情が高まっても飽くまで音楽を大事にすることを学びました。

本当に有意義な時間でした。
明日は僕も「斑猫」を歌います。

2005/09/04(日) マーラー「千人の交響曲」
東京文化会館へ行き、
マーラー「千人の交響曲(交響曲第8番)」

を聴きに行った。
第一部はド派手!
まさに「本来の曲のクライマックスを集めまくって出来た曲」といった感じで、
僕はCDでもよく聴いていたけど、マーラーの中でも一番好きな部分だ。
とにかく「血が騒ぐ」
圧倒的なパワーに思わず身体中に力がみなぎった。

第二部は一転してオペラのワンシーン(もしくはカンタータ)といった様相。
神秘的な雰囲気の中で主題が受け継がれていく前奏曲から、
ソリストによる歌曲風のアリアが続く。
エキゾチックで細やかな表現が満ちているが、正直、長い・・・。
我慢強く聴いていくのは若干、修行に近い。
・・・内容自体がそんな曲なんだからそれはそれでいい。

フィナーレに入り、第一部の主題も登場すると一気に盛り上がる。
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マーラーの交響曲の変遷を見ていく。
第一番は・・・「青春時代の挫折」を描き、
第二番「復活」では・・・友人の死をポジティブな態度で乗り越える。
第三番〜第四番は・・・天国のようなユートピアな世界を描き、
第五番では・・・ベートーヴェンの「運命」を思わせる動機により、人生の苦痛、もしくは地獄を描く。
第六番「悲劇的」では・・・自らの人生を悲愴的なものとして自虐的な音楽。
第七番では・・・現世や「生と死」を超越した『自然界』に救いを求め(逃げ込み)、
そして第八番「千人の交響曲」で、「死」というものに正面から向かい合っている。

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そしてマーラーが選んだ最後の歌詞
「永遠に女性的なものが私たちを引き上げていく」
この歌詞は死の恐怖に打ち克ったマーラー哲学の結論である。
死というものは恐ろしいものではなく、母のような、女性的なもののようなものに、
包み込まれるように、安心しきって快楽の中で天国へ引き上げられるのだ。
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そのフィナーレを聴いていて、僕は先日テレビで見た「臨死体験」を想った。
生と死の境い目を経験した人の多くは同じような感覚を経験しているという。
そのとき人は「死の恐怖」を忘れ、むしろ「快楽」を感じるらしい。
まるでマーラーの「千人」フィナーレはそんな世界だった。
神々しくあたたかい音世界に身を委ねる「快楽」。
・・・あぁ、死する瞬間というのはこういう感覚になるのかもしれない・・・と思った。
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変な話だが、マーラーは「予知能力」を持っているような人だった。
●「亡き子をしのぶ歌」を書いた後、マーラー自身の娘も死んでしまう。
●交響曲第六番で「悲愴的」な人生を描いたら、マーラー自身も一気に悲劇的な運命をたどり始める。
●そして「第九」の迷信・・・。

さらにはこの「千人」はマーラーが後に体験するであろう「臨死体験」を先体験したものなのではないだろうか?
少なくとも肉体的なものを遊離脱した感覚的な体験を描いたものに思えるのだ。
それがラストの歌詞にもあてはまる。
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心地よい時間だった。
構成的には支離滅裂なところもある曲だが、そんな人工的な形式では表現しきれない、
「神」と「人」の中間的な高みにマーラーはいたのかもしれない。

2005/09/03(土) 「泣いた赤鬼」A組公演終了!
昨夜は父のレッスンを受け、その後いろいろ説教をされた。
父の言うとおりだったのでぐうの音も出ず、悔しくて眠れなかった。

そのまま実家に泊まり、父の出演する「泣いた赤鬼」
のため同行した。
父は昨夜のリハーサルで足を肉離れで痛めていたので心配だったが、
本人は「平気、平気」と言っていた。
会場近くのドラッグストアで湿布とテーピングを買って、会場入り。

場当たり・ゲネプロとこなしていき、いざ本番。
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メイクさんの作業を資料用に写真におさめるよう、制作さんから仰せつかり、
お手伝い。
赤鬼(=父)と青鬼さんのメイクはすごかった!(11月には僕も同じメイクをするのか・・・)
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本番は会場に駆けつけた母と祖母と共に客席で観劇。
小さい子供がたくさん入場していて、とても素直な反応をしていた。
面白いところは大きな声で笑うし、一緒に参加している感じ。
理想的な公演だった。
ラストシーンは、子供は疲れてしまっていたが、
今度は大人たちが泣いていた。
僕もストーリーは知っているし、父の演技力によるものだとわかっていながら、
涙がこみあげてきた。
・・・祖母は赤塗りをした父を認識できず「パパは出てた?」と言っていた。
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帰りも疲れているはずの父が家まで車で送ってくれた。
いろいろ歌のテクニックや、今日の公演中の裏話を聞かせてくれた。
・・・僕は歌い手として恵まれた環境にいるんだな、と改めて感じた。

妹はついにポップスシンガーとしてレコード事務所にプロ契約をした。
僕も頑張らなきゃ!
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▼赤鬼=父

2005/09/01(木) TDLは空いていた
突然、妻が昨夜に「ディズニーランドに行くか!」と宣言をし、
今日はディズニーランドに行ってきました。
学校は今日から新学期ですが、非常勤の僕はまだ夏休み中。
夏休み明けということもあり、ディズニーランドはとてもすいていました。

スペース・マウンテンは20分待ち。
その後お昼のパレードを最前列で見て、
スプラッシュマウンテン、カリブの海賊、
ビッグサンダーマウンテン、ミクロアドベンチャー、
バズライトイヤーのアストロブラスター、
ミートミッキー。
エレクトリカルパレードを見た後、花火が中止になったので、
ピノキオの冒険旅行、プーさんのハニーハント、
最後にもう一回、バズ〜に行きました。

ファストパスは2つのみで、9種類のアトラクションを制覇。
疲れたよ・・・。
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▼入場してすぐプーさんに会いました。ん?・・・うちの親父に似てる・・・


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