舞台裏日記
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2005/09/06(火) 日本歌曲演奏法公開講座
昨日に続き、大賀寛先生による日本歌曲演奏法公開講座でした。
・・・その前に・・・
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今朝は台風接近に伴い、万が一、朝の段階で「警報」が出たら学校は休校になるとのことで、
正直、期待をしていたのですが(不謹慎?)雨はパラパラ・・・。
重い身体を起こして学校へ。
中3の授業と高3の授業が2つ、なんとか授業を乗り越え(でもついつい声を使ってしまった)、
授業が終わったら学校を飛び出し、和光市サンアゼリアへ。
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心配していた雨も強くはなく、すんなり開場入りができました。

さてさて、「斑猫」を歌ったわけですが、
これは女性の歌です。(僕がこの曲を歌うのは変だ、と何度も訴えたのですが・・・)
ともかく何とかして仕上げなければいけない。
かと言って、女形のように歌うのもオカシイ。
悪女を色男に読み替えて歌うのも音符の動きからいって矛盾が生じる。
・・・苦肉の策で、飽くまで客観的に・・・
どちらかと言うと「斑猫」(女性)の色香に惑わされている男性の立場から「鏡写し」のように歌えないか?という方向でTRYしてみました。

でも、過去に歌われているこの曲のイメージというものがありますから、
先生はもちろん、この曲を知っている方はきっと違和感を感じたことでしょう。
(僕はCDなど女性が実際に歌っているものを敢えて聴かないようにしました)
先生のアドバイスはもっともだと思いました。飽くまで女性が歌う方法を指摘されたような気がします。

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例えば最後の「うまくつかまえて襟飾りにしてください」を台詞として読むように・・・と。
僕は「。。。という常套句に男はやられる・・・」という『警告』として歌ったので、
『深刻すぎる』というご指摘はまさに僕の意図するところでした。

斑猫(女性)のナルシシズムな色香を表現するのではなく(・・・そういう方法もありましたが、僕自身の勉強としてはその方法を取ることはメリットがあまりない、と感じたから)、
その色香に魅了されてしまった男の緊張感を表現できていたら・・・と思います。

・・・いずれにせよそれは作曲者の意図したことではないので、飽くまで苦肉の策です。
明らかに選曲ミスですよね。だからイヤだって言ったのに〜。
(せっかく大賀先生にみていただくんだから、今後のレパートリーになるものを勉強したかった・・・)
・・・とここまではグチです。ごめんなさい。

でも技術面でご指摘いただいたことはすごく身に染みて「自分に足りない部分」だったので、
これは課題として達成できるようになりたい、と思いました。
支えが流動的に動かなかったことと、口の中の発音のポイントが落ちてしまっているので、
響きが奥に引っ込んでしまって、息がストレートに流れなかったです。
頭ではわかっているんだけど、まだまだ練習不足ですね。
(^^ゞ

終わった後、大賀先生に「とてもいいセンスをしているよ」とお声をかけていただいて嬉しかったです。
でも・・・センスは親からもらったもの。
そのセンスを生かす技術をきちんと身につけたいものです。


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