舞台裏日記
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2006/11/30(木) 「リゴレット」頭に血が上る・・・(*-皿-*)
今日は寒かった・・・。
まずは学校で授業。

高3ではクリスマスメドレーを仕上げました。
全員で並んで、他人同士を感じ合いながら歌っていました。
ちょっと鳥肌が立った。
中2は試験範囲を発表し、歌のテスト。

夜は二期会研修所。
今日は「リゴレット」の二重唱が当たりました。
この曲は小手先で歌える曲じゃあないから、
僕みたいなもんはリゴレットの心情に入り込んで勢いで歌わねば歌いきれません。
怒りに震えるリゴレットを演じていると自然と頭に血が上ってしまい、
歌い終わるとちょっとクラクラ・・・。
もっとテクニックだけで歌えればいいんだろうけど、僕は不器用ですから・・・。

前期は声を壊していたこともあって、ノドに負担をかけないように小細工して歌っていましたから、
結局最後までエンジンが入りきらないで終わってしまいました。
その反省を生かして、後期は今の段階で真剣勝負をしていこうと思います。

2006/11/29(水) オペラ「泣いた赤鬼」:夢の共演が実現
久しぶりにぐっすり眠り、遅い起床。疲れが取れた。
午後から富士見マザーコーラス。
「サウンド・オブ・ミュージック」より「さよなら、ごきげんよう」の音取りをしました。

夜はオペラ「泣いた赤鬼」学校公演の練習。
僕は今日から練習参加。
今回は東京成徳学園の合唱大会でアトラクションとして、公演します。
そんなわけで赤鬼役に塚田先生が加わりました。
塚田くんと僕は大学時代の同期生。
いつも一緒につるんで遊んでいたし、彼の家にはよく泊まりに行きました。
僕の一番の親友です。

今回そんな二人が赤鬼と青鬼として夢の共演。
彼とは声の質も似ているのか、一緒に歌うとよくハモる。
長年の付き合いのおかげか、台詞の部分も『間』がよくハマる。
そんなわけで楽しい時間でした。

2006/11/28(火) IKSPIARI「第九」合唱練習開始!
ヒゲを剃りました。
また来月半ばに青鬼役(学校公演「泣いた赤鬼」)があるのでヒゲを伸ばさなければなりませんが、しばしスッキリ。

昨日の疲れが取れぬままボーっと昼間は授業。
中2は歌のテスト。高3はクリスマスメドレーを合唱しています。

授業が終わると新浦安へ移動。
有楽町線で爆睡し、座席に倒れ込みそうになるほど舟を漕いで新木場へ。
新木場駅のドトールでパニーニを食べ、京葉線に乗換えました。
ディズニーランドを横目に見ながら新浦安へ。

今日からディズニーリゾートIKSPIARIカウントダウン「第九」の合唱練習スタートです。
事務局の方々にご挨拶してから練習会場へ。
合唱団の皆さんが座る椅子の配置を修正し、待つと団員の皆さんが少しずつ集合。
昨年も参加された方と再会し、また初参加の方ともご挨拶。
18:30ジャストにまずは軽い体操と発声練習。
その後事務局からの説明をはさんで「第九」開始です。
ピアニストは今年も若山圭以子先生。
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※こっから長いですよ〜↓

まずはいきなり全部通してみました。
この曲は本当に通して歌うのも大変!・・・改めて頭からゆっくり練習していきました。
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【D】"Deine Zauber binden wieder"
一つ一つの言葉にアクセントをつけているのはいいけど、
それが音量のアクセントになると響かない声で歌う部分ができてしまうので、
「アクセント=音の長さ」という意識を持ってもらうよう練習。

それから歌詞の内容ですが、慣れたもので昨年も参加された方は、
「"Zauber"の意味は?」
と質問しても、すぐ答えが返ってくる。嬉しかったです。
歌っている内容をイメージすれば自然に声色は変わるもの。
大事な言葉のピックアップと、文章としての内容をイメージして歌っていきました。
"sanfter"(=soft:やわらかい)は羽毛布団よりもやわらかく・・・などなど。

こんな調子で【E】まで細かく練習した時点で1時間経過。10分休憩です。
休憩中は事務局と軽い打ち合わせをして、後半スタート。

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軽く発声練習をし直してから【G】"Kusse gab sie〜"の部分を練習。
まずは最後の"Gott"のハーモニーをねちっこく練習。
それから"Kusse gab sie〜"は裏拍に主題(例のメロディ)が隠れているから、
ソプラノ・テノールとアルト・バスではアクセントが違うことを認識してもらって、
実際に体感するために手拍子を違うリズムで打ちながら歌詞を読む練習。
テノールの音が一箇所不安定だったので時間をかけて音の確認。
バスの発声のコツを伝授。

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【M】の部分をサラッとやって(この部分は一度は歌わないとスッキリしないですからね)、
途中は次回の練習に残して、一気に最後の【Prestissimo】まで飛びました。

まずは早口で読む練習。
この部分も3拍目にアクセントがきますから、実は8ビートなんですよね。
僕が8ビートでリズムを打ち、それにのせて読んでもらいました。
"Kuss"=「キス・口づけ」でもあるけど「歌声」でもあるから大事。

ソプラノの高音の伸ばし方を発声から練習。
音が深く広がっていきながら伸ばしていきます。
休符の表現を一緒に考えていき、4パートのリズム(歌い方)の違いをパート毎に練習。
フィナーレの【Maestoso】の細かい表現を映画のワンシーンのようにイメージしてもらい、
身体全体で「喜び」を感じながら歌いました。


あっと言う間の2時間。あと1時間は欲しいなぁってところで終わり。
「もう終わり?」って思ってもらいながらも、いい疲労感を感じてお帰りいただければ嬉しいです。
4回しかない合唱練習。
ジェットコースターのような練習ですが、頑張るぞ〜。

2006/11/27(月) オペラ「蝶々夫人」終了!!
連日の本番になってしまいましたが、これで今年のオペラは全て終了だから頑張りました。
ピッコロテアートロ主催のオペラ「蝶々夫人」。
今回は(しつこいようですが)ミラノ・スカラ座での初演版。
僕は個人的にはこちらの版の方が物語の深みを感じます。
現行版よりも蝶々さんの「女」としてよりも「母」としての苦悩が見えますし、
結婚式の後の宴会のシーンなど、日本の風習がリアルに描かれています。
(その辺が現行版ではカットされてしまっているのは日本人としては口惜しい)

11時に楽屋入り。それからメイクをして、衣裳を着て場当たり稽古。
とても立派なセットで驚きました。小ホールの舞台に家が一軒建っている。
下手には桜の木が・・。

客席通路を歌舞伎の花道のように利用しているので、とてもリアルに演じなければなりません。
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14時から公開ゲネプロ。
飽くまでゲネプロですから、演奏中に演出の注意が入ったり、
演奏を止めたり・・・歌手も本番に調整しながら歌っていましたから、
本番では観られない舞台の裏側をお楽しみいただけたのでは?
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18時半からいよいよ本番です。
食事をするために一度脱いだ衣裳を再び着込み、メイクを直してスタンバイ。
僕の出番は一幕の終わりなので、じーっと楽屋でモニターを眺めていました。

こっそりロビーの客席後ろ扉の前で待機。
出番が来て客席の後ろから「蝶々さーん!」と叫ぶ(歌う)と、
お客さんたちがビックリしている様子・・・これがたまらんかった。
とにかく宴会のシーンをぶち壊す勢いで舞台に駆け上がると、
ゴロー役の吉田さんが見事にリアクションで吹っ飛んでくださいました。
続いて蝶々さん役の羽山さんが一言一言にリアクションをしてくださって、おびえた表情。
さらにピンカートン役の有銘さんがボンゾに立ち向かいますが、
力を入れてもボンゾには効かない・・・という芝居。
そしてちょっとの動きでピンカートンが飛ばされ、まるでボンゾがとても力があるかのように見えました。
演技って自分の力ではなくて、相手役の方のリアクションでその人物が表されるものだと思います。
周りのキャストさんが素晴らしいから僕は何もしなくてもボンゾに仕立ててもらえた・・・という感じ。
でももっともっと自分から作っていかなきゃなぁ。
大変勉強になりました。
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カーテンコールを終えると即退館。
さすがに疲れたのでまっすぐ(フラフラ)帰ってきました。

これで今年は終わり。
僕はこの1年で何を得たのかなぁ〜。
自分の声と芝居を見つめなおした1年だったような気がします。

2006/11/26(日) 歌曲試験&綾瀬コンサート
今日は研修所の歌曲試験。
王子のほくとぴあ小ホールでの試験でした。
全く響かないリハ室で合わせをして、試験会場のホールで歌うと、
とってもよく響いて気持ちよく歌いました。
シューマンを歌ってからダッシュで会場を飛び出しました。

王子から田端へ。そこから新宿に出て小田急線に飛び乗りはるばる海老名まで。
タクシーに飛び乗って、ハラハラしながら会場入り。
綾瀬市文化会館でモーツァルト・オペラハイライト。
すでに開演されていて「フィガロ〜」のハイライトはニ幕に突入していました。
急いで衣裳に着替え、メイクを自力で終えるとすぐ出番。
「魔笛」ハイライトでした。
いきなり「鳥刺しの歌」だったのですが、オケが舞台の上だったので、
その後ろを使って動いてみました。
ぶっつけ本番。これもまた楽しい。

その後、ダーメ&タミーノと「Hm Hm Hm」の五重唱。
パミーナとの二重唱。
最後に「パ・パ・パ」の二重唱を歌いました。
なんとか無事終わった・・・良かった・・・。

試験が午前中からだと思い込んでいたためとはいえ、
こんな無茶なスケジュールになってしまって、皆さんにご心配をおかけしてしまって・・・。
今後は気をつけなきゃ。
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実家に泊まったときにホコリを吸ったのか(普段使われていない部屋で寝たから)、
花粉症のひどいときみたいな状態。
鼻がつまる、ノドが腫れてる・・・。なんとかして明日も乗り切ろう!
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画像はパパゲーナさんと。僕は自前の衣裳&メイク(バカっぽいですね)。

2006/11/25(土) ここが勝負!
そんなわけで夕べは帰宅することができなかったのですが、
今日は「魔笛」のオケ合わせがあるので『パパゲーノ笛』を取りに朝に一度帰宅。

着替えを済まし再び出発。
文京シビックで「フィガロの結婚」&「魔笛」のオケ合わせです。
疲労と寝不足から落ちかかるテンションを、気合いで引き上げてパパゲーノを歌いきりました。
とにかくパパゲーノは暴れなきゃなので、"立ち"をつけながらのオケ合わせでした。
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パパゲーナさんとお茶をしてから新宿へ。
「蝶々夫人」の最終通し稽古。
稽古の前に客席でウトウト・・・してしまった。
1幕を通し終えて、また客席に戻ると眠くてたまらなかったので、
早退させてもらって、帰宅途中にいつも行くマッサージ屋へ。
15分だけ全身マッサージをしてもらったら、かなり楽になりました。
呼吸が深くなったし、ちょっとイガイガしていたノドもすっきり。
これで万全。明日は二期会研修所の歌曲試験と「魔笛」の本番。
頑張るぞ!

2006/11/24(金) 帰れず…
今日は昼から池袋のスタジオでお一人だけレッスン。
その後、某楽器店で蝶々さんとばったり会う。
実はスケジュールが狂ってしまって暇になった身体をもて余しつつ、
池袋の街を歩き、遅めの昼食を迷った挙句に北口の「光麺」で。
電車の中でヴェルディの伝記を読む。
実家に寄り「リゴレット」のスコアを開いてみました。
やはり一度全曲を歌ってみようと思い、
一幕を軽くさらってみました。
わかってはいたけど、改めて奥の深さを体感。

車で熊谷へ。
ベーレンタールは今週も
「懐かしきケンタッキーの我が家」
を練習。
母音が変わることで音のピッチが下がらないように、
英語の発音を入念に練習しました。

実家に車を返し、さて帰ろうと駅に行くと、
電車が事故で止まっていました。
乗り継ぎ電車の終電に間に合わないことが明らかだったので、
やむを得ず今日も実家に泊まってます。
…明日は「魔笛」のオケ合わせと、
「蝶々夫人」の最終舞台稽古なのに…。
なかなか眠れないなぁ。

2006/11/23(木) 身体が勝手にオフスイッチ
今日は鷺沼まで行って「魔笛」の中の「パ・パ・パ」を合わせました。
この曲は芝居(フリ)が必需な曲だから、入念に打ち合わせました。

夜は「蝶々夫人」の稽古。
ですが、稽古場で出番を待っているうちに急に身体がぐったり。
立ち上がるのもしんどく感じたので、こりゃあかん、と思って、
とりあえず前半の音楽稽古だけしっかり歌って、
休憩に入ったところでお許しをもらって早退しました。

疲労がたまっていたのと、たぶん身体が勝手にオフスイッチを入れたんだと思います。
「いま無理したらダメだよ」「ここで休まないと確実に本番に支障が出るよ」
みたいな、心身の声が聞こえたのだと思います。
そんなわけで寝ます。

2006/11/22(水) 「蝶々夫人」場当たり&通し稽古
くそ〜「ボンゾ」わかんねぇ〜。

今日は新宿の角筈ホールで昼間:場当たり、夜:通し稽古でした。
1時集合だったのですが、練習開始時間が大幅に遅れて3時頃にスタート。
僕は衣裳を着て、高下駄を履いてスタンバイしていたのでちょっと疲れた・・・。
ボンゾのシーンは一回だけやってみて、結局合唱さんがいないとよくわかんない、という結論に。
orz...
ネタバレになってしまうのですが、今回は出入りは全て客席を使うので、
僕は客席で歌う感じになるんですね。
これが高下駄を履き、袈裟を着ているボンゾにはなかなか難しい。

4時半に休憩になり、夜の部は6時半スタートの通し稽古。
結局また開始時間は遅れ、7時頃にスタート。
ボンゾのシーンは2回やってもらったのですが、やっぱりしっくり来ない。

役をイメージ先行で固定してはダメだ・・・。
よく考え、人物をしっかり描かねば。
あのシーンは本当に蝶々さんだけに怒っているのだろうか?
一緒になって盛り上がっていた親戚たちへの怒り、
西洋の文化にかぶれて行く社会そのものへの怒り。
いろんなものを背負ってボンゾは叫ぶのかもしれない・・・。
まだまだ考える余地はたくさんあるなぁ、と感じた今日一日でした。

2006/11/21(火) 川口市民合唱団ヴォイトレ:女声編
今日は富士見中・高で授業。
中2は歌のテストがスタートしました。
先日の合唱大会の曲を1パート1人ずつで歌います。
上手い子は本当に歌が上手いので、上手い子同士が組み合わさると、
とてつもないアンサンブルが生まれます。
鳥肌が立った演奏もありました。

高3は発表会の録画を鑑賞。
その後、ちょっと先取り「クリスマス・メドレー」を合唱しました。

6時間目は生徒総会のため授業がなくなったので、
音楽室でピアノをポロポロ・・・。
即興で「短9度のためのプレリュード」を思いつきで弾いていました。
リゲティのプレリュードをイメージしたつもり・・・。
可能な限り無機質に、それでいて体感的な音楽を奏でました。
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夜は川口市民合唱団のヴォイトレ。
今日は女声の回でしたので、「紅葉」と「歌の翼」を発声を中心に練習。
ピッチが下がる原因は発音の位置が母音によって異なるから、と気がついたので、
徹底して母音の発音を実践練習していきました。

まだ完璧とは言えませんが、繰り返し指導していければきっと解決するでしょう。
とても有意義な練習でした(でも皆さんは相当「しぼられた」と感じただろうな・・・)。

2006/11/20(月) 合唱の授業終了。
開智高校の合唱の授業は今日が最後でした(次回は試験なので)。
モーツァルト「レクイエム」を最初から終曲(再現部の前まで)まで歌いました。
コツコツ少ない時間で練習してきたので、伝えたいことの一部しかアドバイスできなかったけど、
来月の本番に向けていちおう形にはなりました。
ひとまずホッとしました。

夜はオペラ研修所。
今日はちょっと疲れていたので声が出なかったのですが、
先生の指導のおかげで何かつかめた気がします。
今日は良かったなぁ〜。
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来週の「蝶々夫人」について。
何度も書いていますが、今回の公演はスカラ座初演版。
現在のリコルディ版との違いをいくつかご紹介しますね。
いっぱいあるのですが・・・

@スズキが紹介されるシーン
・・・通常よりも長い

A蝶々さんの登場シーンのメロディ
・・・一番重要な蝶々さんのメインテーマがそもそも違います。

B蝶々さんの自己紹介&親戚紹介のシーン
・・・シャープレスに自己紹介する部分が通常よりも長い。
従兄弟の子供たちも登場します。

Cヤクシデのアリア
・・・ヤクシデが酔っ払って踊りながら歌うシーンがあります。
宴会が盛り上がっていた様子が加わることで、その後のボンゾ登場のショック度が倍増します。

D蝶々さんが子供と遊ぶシーン
・・・子供と遊ぶ短いシーンがあります。

E幸せな夢のシーン
・・・ニ幕フィナーレのハミングコーラスが通常よりも短く、夢のシーンが挿し込まれます。
ピンカートンが帰ってくる幸せなシーンが入っています。
このシーンの有無で三幕の蝶々さんの失意ぶりが強調されます。
本当に涙が出るようなシーンです。

Fケイトの歌
・・・現在の版では蝶々さんが歌っている部分をケイトが歌っています。
ケイトが本当に心から蝶々さんに同情している様子がわかり、ケイトの印象が全く違います。

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などなど・・・。
きっと上演時間や歌手の都合などで削除・変更してしまっている現版に比べ、
非常に日本の風習などが忠実に盛り込まれ、
また劇的にも初演版の方がかなり中身が深く、ドラマチックです。
ぜひ今後はこの初演版がもっと上演されて欲しいと思いました。

2006/11/19(日) 川口&蝶々夫人
雨の中、川口へ。
川口市民合唱団の日曜練習。4時間の長丁場です。
13-17時。間に20分ほどの休憩。

フォーレ「レクイエム」を練習しました。
前半は徹底的にハーモニーのチェック。
なぜかハモらない。
発声上の問題から、和声感の問題など、いろんな方向からアプローチしてみたけど、
どれもしっくりこなかった・・・。

休憩をはさんで、「リベラ・メ」を練習。
バリトンソロも同じメロディを歌うので、自分の歌い方をマネしてもらう。
1つ1つのフレーズに細かい表現が含まれていることを感じ取ってもらえれば・・・。
最後に思い切って全曲を通してみる。
今日はピアニストさんがいなかったので、僕が全曲ピアノ伴奏。
絶対に無理・・・と思っていたけど、音が自然に流れてきて、
思ったより簡単に全曲弾けてしまった。
それよりも僕の表現したい音を奏でることで、その想いが団員さんに伝わったのか、
非常に集中した演奏ができました。

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それから江東区へ。
西川口駅から京浜東北線で神田駅。銀座線に乗換え日本橋駅へ。
さらに東西線に乗換えて東陽町に到着。
コンビニでパンとおにぎりを買って江東文化センターへ。

会場入りすると衣裳合わせがまだ行なわれていました。
ところが僕の衣裳は手違いで到着していないとのこと・・・。
とりあえず高下駄だけ履いて稽古の様子を見ていました。

15歳という設定の蝶々さん・・・かわいい・・・(萌〜)。
やっと衣裳も半分届いたので服の上から羽織り、いざボンゾ。
・・・ところがピアノとテンポが合わなくなって、歌詞が飛んでしまった・・・(汗)
悔しさの残る稽古でした。
僕の出番は1度きりで終わってしまいましたが、その後も練習は続き、10時まで。
クタクタになって帰ってきました。

・・・今夜は19時頃から携帯(au)のメール送受信ができなくなった。
どうやらサーバーのエラーがあったようです。

2006/11/18(土) 寒い・・・
昨夜は熊谷のベーレンタールが4ヶ月ぶりに再開。
「第九」に参加するため一時休止していました。
久しぶりの男声合唱に、僕も少し指導を戸惑いましたが、
無事すてきなハーモニーを聞かせてくださいました。

昨夜はそのまま実家に宿泊。
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午前中に池袋へ。
排気ガスとタバコの煙で曇った空気をかき分け池袋の街を歩く。
スタジオ・フォルテでレッスン。
発音を中心にしたヴォイストレーニングでした。

コンビニでおにぎりを2個買い、音大予備校へ。
1時間早めに教室に到着し、おにぎりをほおばりながらピアノをポロポロ。
数年前に書き上げた自作の「ピアノ・ソナタ」を久しぶりに弾いてみました。
鬱々とした心のモヤの中から、次第にほころび、あふれ出る感情が爆発していきます。
増4度と増8度のサディスティックなまでの強烈な和音の羅列。
そして恍惚となりながらもゆがんでいくロマン的な第2主題。
全ては過ぎ行き、僕の指の間からはかなく散っていく。

その後トスティの楽譜を眺めて、好きなメロディは歌ってみたりしました。
そういえば学生時代、よく友人たちの伴奏をしたりしました。
だいたいテノールの友人はトスティを歌っていたなぁ。

・・・時間はあっと言う間に過ぎていきました。
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14時から20時まで休みなしの6時間連続授業。
ほっと一息はき、ビルから出ると池袋の風俗街を抜けて駅へ。
昔から池袋のこの緊張感のない感じが大好きです。

2006/11/16(木) 研修所リベンジ???
今日は高3の模試で試験監督。
一生懸命頑張っている生徒たちに心の中でエールを送る。

中2の授業を終えて、千駄ヶ谷へ移動。

とってもいいお店を発見しました。
あまりキレイではなくて、なんだか学園祭で教室をお店にしたような感じ。
食器とかも力が抜けていて「好み」。
・・・また行こうっと・・・。

研修所では今日は「椿姫」の2幕ジェルモン。
「声がやさしすぎる」と言われた・・・。
↑これ、いつも言われちゃうんだよな。
今後の課題だ。
------------------------
ヴィオレッタを追い詰めて欲しいからか、
ジェルモン父をもっと嫌な人で演じて欲しいみたいなことを言われるのですが、
本当に世間体を気にする人は、わざといい人を演じると思います。
クールを装い、理詰めで追い込む・・・それがジェルモンだと僕は思うんだけどな。
音型を見ても、ネットリとした嫌味なメロディではなく、
どちらかというと軽やかで、マルカートな形。
スタッカートがたくさんあるのも、一つ一つの音を細やかに歌う「冷静さ」が要求されているのだと思います。
その中で言葉と音の一つ一つを念を押すような感じで歌いたいです。

あのシーンはスカルピアとトスカの「トスカ」2幕とは違う。
強制でも、駆け引きでもなく、
ヴィオレッタが自分で考えて、自分で判断するのを待つジェルモンの姿が大切です。
ヴィオレッタは、
精神的にまだ幼いアルフレードと、
世間を知り尽くしたジェルモン父とのちょうど間の知性を持った女性です。
追い詰められたからアルフレードとの別れを決めたのではなく、
ジェルモンの冷静さと親子愛から出る情熱を目の当たりにし、
自分自身の冷静さを取り戻したのです。
自分で考え、自分で決めたことなのです。

クールに。氷のようにクールに。
そして身体の中は炎のように燃え上がりながら歌う・・・。
それが僕のジェルモン像です。

2006/11/14(火) 高3発表会/中2感想文
中学の合唱大会で盛り上がっている中、
高3の僕のクラスも音楽発表会の練習をしてきました。
今日はその発表会当日・・・。
3クラス合同のクラスなので、1クラスずつ3グループの発表。

1クラス:菊組は合奏。
生徒の一人が編曲をし、全員に少しずつメロディパートが割り振られるようになっていました。
各々が自分の役割をしっかりと果たしていて、一生懸命演奏する姿が素晴らしかったです。
合奏としての完成度も高かったです。

もう2クラスは合唱。
桜組はカーペンターズの「イエスタディ・ワンスモア」。
練習のとき以上に生き生きと歌えていました。
サビの部分も声が伸びやかでした。

藤組は6人+伴奏者という少ない人数ながら、
一番練習をたくさんしていて、その自信と緊張感がいい空気を作り出しました。
「鶴の恩返し」をテーマにした「つる」という合唱曲。
かなり難しい、表現力のいる曲でしたが、とてもよく歌っていました。
ハーモニーもばっちりでした。
--------------------------
一方、合唱大会を終えた中2の授業。
今回、僕のクラスは優勝を逃しました。
もしかしたら落ち込んでいるかな?と思ったら、とても明るく(振舞っていたのかな?)、
合唱大会本番を録画したビデオを見て感想文を書かせたのですが、
ビデオを観ているときに騒いでいる様子だったのにも関わらず、
感想文では、みなとても冷静に自分たちの演奏を分析していて、
また前向きな内容にこちらが感心させられました。
本当に今の中学生って見せかけの姿以上に「大人」。
大したもんだ・・・。
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夜は一人レッスンをして、その後に新宿のメキシコ料理のお店で食事。
とってもおいしかったです。
・・・奥さんに「おみやげはないの?」とすねられてしまいました。

2006/11/13(月) ん〜?
今日は開智高校へ。
レッスン&合唱の授業を終え、空腹をこらえながら新宿へ。

オペラ研修所の授業。
ん〜ごめんなさい。今日の授業はすごく難しかった〜。
やばいなぁ〜オペラが嫌いになってきてる・・・。

この作品はこう演じなければならない。
こう歌わなければならない。
こう解釈しなければならない。
・・・みたいに可能性を絞り込む作業・・・本当にそれが正しいのか。

僕は将来は、
「ふるさわりひとがこの役を演じるとどうなるのだろう?」
と期待してもらえるような歌い手になりたい。
役に自分が当てはまっていってどうする・・・。
誰が演じても同じものができるのなら、オペラなんて何の興味も持てない。

2006/11/12(日) 「蝶々夫人」合唱つき稽古
今朝から奥さんのリクエストにお応えして(たたき起こされて)、
朝マックを食べに行き、そのまま買い物に出かけました。
特に欲しいものがあったわけではないけど、たまには一緒にでかけてあげないと・・・。

足が棒のようになり、夕方に一度帰宅し20分ほど昼寝。
夜は乃木坂へ「蝶々夫人」の練習に出かけました。
今日は合唱さんもいる中での稽古。
第一幕の合唱(+蝶々さん)登場のシーンから、
現版ではカットされてしまった初演版ヤクシデのアリアの部分を重点的に稽古。
その後やっとこさボンゾ登場のシーン。
声がすっかり冷めてしまっていた・・・。3度ほど歌い、おしまい。

帰っても良かったのですが、ピンカートン不在ということで、
立ち位置の確認のために僕が代わりにピンカートンをやることに。
いいですね〜テノールは。かっこいい。ずるい。
そんなわけでちょっとだけテノール気分を味わえた稽古でした。
------------------------
帰宅するとちょうどテレビで二期会の「蝶々夫人」が放映されていました。
やっぱりいいですね栗山先生の演出・・・。美しい。
歌手陣も素晴らしい。
この中で僕もいつか歌ってみたい・・・。

2006/11/11(土) 中学合唱大会
いよいよ今日は富士見中の合唱大会。
これまで自分たちで頑張って練習してきた成果を発表します。
僕が受け持っている中2は、週1時間しかない授業でありながらも、
自分たちだけで休み時間などに自主的に練習をし、
非常に高いレベルの合唱に仕上げていました。
僕はちょっとだけヒントを与えていくだけ・・・。
そのアドバイスを次の授業までにはしっかり身に付けてきていて、
それ以上のものを作り上げてくる姿勢には脱帽でした。

そんなわけで今日もフタを開けてみるまで、どんなものが出てくるのか楽しみでした。

今年は最初で最後(?)うちの奥さんにも合唱大会を見に来させました。
------------------------
中1と中3に関しては、今年は全く関わりがなかったので、
客観的に審査に集中できました。
でも「審査をする」って本当に嫌ですね。
クラスによって個性があるし、目指している「音」も違う。
それを自分のものさしで計るっていうのは気分的にいいものじゃありません。
・・・なので、自分なりのものさしをしっかり持って審査に臨みました。

一番大切なのは「表情」だと思います。
それは顔の表情だけではなく、「声の表情」。
どんなにいい声が聞こえてきても、一人の子が上手ければいいとは思いません。
やはりクラス全員の合唱に対する真剣な表情。
練習を積み重ねてきた自信に満ちた表情。
何かをメッセージとして表現しようとする豊かな表情。
そういうものが満ち満ちているクラスにいい点数をつけることにしました。
結果的にそういうクラスは「合唱として」いい音の表情だったと思います。

正直言うと、僕の思った通りの審査集計(順位)にはなりませんでしたが、
とにかくあの順位よりも、僕はもっと全てのクラスへの賛辞を述べたいと思います。
君らは頑張った!
素晴らしかった!!
1年生2年生は来年も頑張って。
3年生はこの3年間の合唱大会で得たものを、今後の人生に役立ててくださいね。
-------------------
片付けを手伝って(・・・って誰もいなかったから仕方なくやった)、
急いで池袋の東京ミューズアカデミーへ。
2時〜8時まで6時間連続授業でした。
ソルフェージュから声楽のレッスンまで、生徒と一緒に頑張って・・・楽しかったです。
-------------------
あ〜でも悔しいな〜(合唱大会)。
うちのクラスが優勝だと思ったのになぁ。

2006/11/10(金) レッスン三昧
朝はまだ冷える・・・。
朝から公民館を借りてレッスン。
マザーコーラスの方々を一人ずつ、3人レッスンしました。
人によって直す部分が違うから、手を変え品を変え・・・。

お昼は一度帰宅して、10分ほど昼寝。
午後は別の公民館を借りて再び1人レッスン。
くそぉ・・・公民館が値上がりしてる・・・。

その足で夜は「蝶々夫人」の練習へ。
今日は生田(神奈川県)で音楽稽古でした。
電車の乗換えを間違えて、新百合ヶ丘まで行ってしまってUターン。
やっと練習場についたら、開始時間が1時間遅くに変更になっていた。
聞いてないよ〜。
皆さんが揃うのを待って、皆さんのご好意で先に二回だけボンゾ登場の部分を歌って、
お疲れ様になりました。

早めに終わったので奥さんと待ち合わせをして、
焼肉をたらふく食べて帰りました。
店員さんの「わかめ」ちゃんがとってもノリが良くて、面白かった。

2006/11/09(木) 生徒たちは素敵です
今日も富士見で授業。
4時間目は高3。来週の発表会前の最後の練習。
3クラス合同なのですが、どのクラスもとっても頑張っている。
お前ら最高だ!!

午後6時間目は中2。
授業数が少ないクラスだったので今週末の合唱大会までに仕上がるのから心配をしていたのですが、
授業がなくても自分たちで努力して練習したらしく、すごく上達していた!!
指揮者も立派にリーダーとして成長していたし、
どこかギクシャクしていた感じのクラスがとってもよくまとまっている。
この子達の能力って計り知れない。最高だ!!

ほんと、感動感動の一日でした。
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夜はオペラ研修所。入り口で春に「道化師」でご一緒した「Hびの」さんとばったり。
少なくともあの期間は恋人役でしたから、なんか昔の彼女に会ったような錯覚(ごめんなさい)。
自然と指を絡めて再会を喜び合いました。

授業では最初に「リゴレット」を歌いました。
実際には助演の方が歌うことになっているので僕はお手伝いだったのですが、
高音の出し方を先生から指導されて、ちょっと勉強になりました。
片付けなどをして、帰路につきましたが、どうにもこうにも空腹で・・・。
駅の売店でピロシキを買って食べました。

2006/11/08(水) 「蝶々夫人」稽古に初参加
午後からマザーコーラス。
今日は学校が使えなかったので、別の会場を借りて練習しました。
おかげでいつもより30分長く練習時間がとれました。
「サウンド・オブ・ミュージック」の音取りと、復習。
今日は思い切って移動ド唱法で歌ってもらいました。
正直みなさんとまどっていましたが、ハーモニーはかなり良くなりました。
主音と主和音を感じることが大切だし、
さらには調性の中で、音階上のその音がどんな役割を持っているのかを感じながら歌うことは、
コーラスにおいては最重要な要素です。
なんとか来春までには身につけて欲しいな・・・。
でもハーモニーに関して、今日はかなり今後に期待が持てる内容でした。
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マザーコーラスが終了したら、すぐ飛び出して電車に乗り込みます。
西武線の中で熟睡。池袋で寝ぼけながらフラフラ山手線に乗換え、原宿へ。
直結している明治神宮駅から千代田線に乗り換えて乃木坂に到着。
今月のオペラ「蝶々夫人」の稽古に遅ればせながら初参加。
練習開始時間まで少し時間があったのでファミレスへ。
軽く腹ごしらえするためエビグラタンを注文し、ハフハフ言いながら急いで食べました。
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今日「はじめまして」の方もいらっしゃれば、「お久しぶりです」の方もいらっしゃって、
この瞬間が僕は一番好きです。
今日の練習は第1幕を最初からザーッと練習していきました。
ボンゾ役の僕は登場が第1幕の最後の方なので、ずーっと見学。
・・・と思ったら「代わりにシャープレスをやって」と言われました。
今回の「蝶々夫人」は、ミラノ・スカラ座による初演版の楽譜を使用。
一般的に知られているリコルディ版とは大幅に違う部分が多々あるので、びっくりしました。
なるほど音楽的にも演劇的にもこちらの版の方がしっくりくる。
リコルディ版はいいとこ取りのハイライト版みたいな感じで、若干シーンの切り替わりが慌しいんですよね。
これは「バタフライ」ファンにとってはかなり貴重な公演ですよ。
お見逃しなく!!

2006/11/07(火) 立冬
今日は暦の上では「立冬」だそうです。
突然寒くなりましたね。

午前中は富士見中・高の模試で試験監督。
監督をしながら、そのクラスのみんなに一人ずつラブレターを書きました。
今日模試がなければ、本当なら合唱大会前の最後の授業のはずだったので、
エールを一人一人に送りたかったのです。
「いらねぇ〜」とみんなに言われましたが、まぁ僕の自己満足ということで・・・。

午後は高3の授業。来週の合奏・合唱発表のためのリハーサル。
まだまだ完成まで改善の余地が多々あり、
短い時間で1ポイントずつアドバイスをしていきました。

本日最後の授業は中2の合唱。
手話を交えたフリ付けを作ってきていて、クラス全員で練習をしていました。
僕は大したアドバイスをしなくても自分たちで、
「作品を作り上げていく」楽しさを満喫できているようでした。
僕の仕事は心の中で「ガンバレ」と応援することだけです。

放課後は中1が音楽室で合唱の練習をしていたので、様子を見ていました。
ちょっとおせっかいをして1つ2つアドバイスをしたのですが、
後で聞いたらどうやら僕が音楽の先生だということを知らなかったそうで、
「誰だ?」みたいな空気だったんだそうです。
ガビーン(-_-;)川
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片付けをしてから学校を出て、夜は川口へ。
川口市民合唱団の男声パート練習の指導に行きました。
今日は「荒城の月」(男声合唱版)を練習。
細かい表現よりも、今はとにかく身体に音を覚え込ませる作業。

音取りをすると、どうしても頭で音を覚えようとしてしまうから、
時間がたつと忘れていく・・・。

そこで・・・
【その音を出したときの体の張り具合で音を覚える】練習をしました。
併せて全体的な声のパワーアップを図りました。

何よりも音程が安定しました。
やはり「歌は身体で歌うもの」というのを改めて実感しました。
あとは繰り返しあるのみ。しばらくは粘り強く頑張ります。
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日曜日の日記に大変な反響がありました。
僕はグチをこぼしただけなのですが、
皆さんから励ましのお言葉を多々いただきました。
ありがとうございます。
お騒がせしてしまってすみません。

2006/11/06(月) あれ?腹痛い・・・
朝からちょっと腹痛。
風邪かな・・・。

フラフラしながら重たい身体を引きずるようにして開智高校へ。
満身創痍でレッスン&授業を終え、
夜は代々木上原のオペラ研修所へ。
なんとか歌いきりました。
歌っている間は体調が悪いのを忘れているんですよね。
・・・でもお腹に力が入らない・・・。

それなのに「今日の声、いつもより悪くないよ」と言われました。
お腹に力が入らないのが逆によかったのか・・・。
ちょっと複雑な気持ちでした。
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それでも帰宅して食べたハンバーグはおいしかった。
(スーパーの100円ハンバーグをアレンジしたんだそうです)
・・・ご飯、山盛りすぎ・・・(汗

2006/11/05(日) 「いい人」であり続けたい・・・
今日も人のちょっとした手違いで、凹むことがありました。
誰が悪いわけでもないので、腹も立ちません。

「人がいい」
・・・そう言われそうですが、仕方のないことです。

僕はこれまでいろんな汚い世界も見てきたし、
理不尽なこともたくさん味わいました。
「人がいい」ことで損ばかりしているような気がします。

以前、似たような内容の日記を書いたら、
皆さんから「きっと誰かが見てくれている」という励ましのお言葉をいただきましたが、
正直、僕はそうは思っていません。

でもいいんです。
見返りが欲しくて「いい人」を演じているわけでもないし、
損をし続けていても、傷つけられ続けても、
別にいいんです。・・・本当に。


これは僕のポリシーです。
「いい人」であることが、「ふるさわりひと」であり続けることなんです。
死ぬまで「いい人」であり続けること・・・
それが僕の人生の課題だと思って生きていこうと思います。

負けるもんか。

2006/11/04(土) 7時間半の・・・
昨夜は実家に泊まったのですが、
朝起きたらすでに家には誰もいなかった・・・。

今日はミューズアカデミーで授業。
1時から8時半まで、全く休みなしの連続授業。
いや〜大変だった。

2006/11/03(金) 実家におります
今日は朝から久々に聖歌隊。
ヒゲ休みを空けて、
さっぱりツルツルのお顔になりました。
昼休みはホテルの社食で、
あんかけ唐揚げを食べました。

その足で熊谷へ行くため一度実家に寄り、
車を借りて熊谷文化創造館さくらめいとへ。
今日が最後の合唱練習でした。
合唱団は助っ人も合流し、300人近い大所帯に…。
アンサンブルが難しいところでしたが、合唱指揮の大澤先生が見事にまとめていました。
練習が終わり、今日で練習参加が最後だった、ピアニスト美女二人ともお別れ。
(涙)

再び実家に帰り、父に少しレッスンしてもらいました。
さて、終電で帰ろう…と駅に到着したら、
すでに終電が終わっているではありませんか!
そうです。今日は祝日なので、普段よりも早く電車が終わるのを忘れていました。
…仕方なく今日は実家にお泊まりです。
実家の猫(ハナ:♀)は大喜び。
散々甘えてきました…ズボンを毛だらけにされた…。

2006/11/01(水) 訃報と教師
今日、学校で同僚の教師の訃報が報告されました。
病気が発覚して、手術をした後にも学校に復帰されて、
やせ細ってしまった身体に強いオーラをまとい、
最後まで教壇に立ち続けていらっしゃいました。

夏休みは学校から止められていたにも関わらず、
部活動に専念し、遠方での大会にも引率されたそうです。

最後まで生徒を愛し、学校を愛し、教育を愛していました。
そんな先生は生徒からも愛され、教師たちからも愛されていました。
本物の教師です。
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同僚の訃報が報告されても、
毅然とした態度で生徒と向かい合わなければならない教師たち。
感情的に涙を流すことなく、
全員無言のまま、静かに職員室から教室に向かう教師たちの背中に、
僕は感動しました。
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連日報道される「教師を非難・中傷する」ニュース。
ふざけるんじゃない!
テレビで感情的に無責任なコメントをする人間。
それを観て一緒に感情的になっている視聴者。

そんな人たちに教師の何分の一かでも「誇り」があるのか?
「情報」という形でしか物事を見ていない人間に、
真実は見極められない。

教師の仕事をできるものならやってみて欲しいです。
100人中99人は一週間持ちませんよ。

ちなみに僕は無理(非常勤だから続けられている)。


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