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2006/11/01(水)
訃報と教師
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今日、学校で同僚の教師の訃報が報告されました。 病気が発覚して、手術をした後にも学校に復帰されて、 やせ細ってしまった身体に強いオーラをまとい、 最後まで教壇に立ち続けていらっしゃいました。
夏休みは学校から止められていたにも関わらず、 部活動に専念し、遠方での大会にも引率されたそうです。
最後まで生徒を愛し、学校を愛し、教育を愛していました。 そんな先生は生徒からも愛され、教師たちからも愛されていました。 本物の教師です。 ---------------------------------------------------- 同僚の訃報が報告されても、 毅然とした態度で生徒と向かい合わなければならない教師たち。 感情的に涙を流すことなく、 全員無言のまま、静かに職員室から教室に向かう教師たちの背中に、 僕は感動しました。 ---------------------------------------------------- 連日報道される「教師を非難・中傷する」ニュース。 ふざけるんじゃない! テレビで感情的に無責任なコメントをする人間。 それを観て一緒に感情的になっている視聴者。
そんな人たちに教師の何分の一かでも「誇り」があるのか? 「情報」という形でしか物事を見ていない人間に、 真実は見極められない。
教師の仕事をできるものならやってみて欲しいです。 100人中99人は一週間持ちませんよ。
ちなみに僕は無理(非常勤だから続けられている)。
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