舞台裏日記
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2006/02/28(火) オペラ「蝶々夫人」稽古に復帰
「ジャンニ・スキッキ」があったので、
しばらくお休みさせてもらっていた「蝶々夫人」の稽古に今日から復帰。
今日は立ち稽古のはずが、キャスト・演出家の方々が風邪などでお休みだったので、
急遽、音楽稽古に変更。

風邪が流行っているようですね。
みなさんも、気を付けてくださいね。

さてと・・・忘れていたけど、期末試験を作らなきゃ・・・。

2006/02/26(日) オペラ「ジャンニ・スキッキ」終了
本日はお足元が悪い中、大変な坂と階段を登って、
オペラ「ジャンニ・スキッキ」
公演にお越しいただきまして、
ありがとうございました!
(TOT)/
初のタイトルロールを演じさせていただくことができて、
忘れられない公演になりました。
まだまだこのジャンニという役を演じるには力も経験も足りませんが、
今の自分の力は精一杯出しきりました。
(初めてG:高いソも出せたし・・・)
本当に最後の客席からの拍手は今後の自分にとって財産です。
今後も頑張ります!どうぞこれからも応援してください。
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↓自分でメイクしました。我ながら人相悪〜

2006/02/25(土) なにもしない
今日は昼にクイックマッサージで30分マッサージをしてもらう。
いつのまにか意識が遠のいて半分眠ってしまったみたい。
いびきをかいた記憶すらある・・・。

腰に張りがあったそうで、終わった後は身体がすっきりしたような、
重くなったような・・・。

今日は何もしない。
ただただ明日が来るのを待つ。

2006/02/24(金) ゲネプロ&学級閉鎖
今日は「ジャンニ・スキッキ」のゲネプロ。
僕は学校の授業があったので、遅れて飛び込みました。
会場に入ったときにはすでにゲネプロが始まっていたのですが、
ジャンニの出番までにはメイクも間に合いました。

ちょっと疲れて(というか息が切れて)いたせいか、
声はガラガラでしたが、自然に流れて演じられた・・・かな?


■お越しいただけるお客様へ■

@会場のエレクトーンシティ渋谷は、渋谷駅から徒歩7分ぐらいですが、
直前に急な坂があり、また建物に入ってからもかなり階段を登るので、
ゆったりと休憩をとりながらお越しください。
僕でも息が切れます・・・。

A本番会場はかなり乾燥している可能性があります。
マスクなどをご用意いただくと良いかもしれません。

どうぞゆったりとした気持ちでお楽しみいただけますよう。
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ところで学校では中1が6クラス中、5クラスが学級閉鎖になりました。
(内1クラスは今日から学級閉鎖が解け、復帰)
インフルエンザが猛威をふるっています。
みなさんも気を付けてくださいね。

2006/02/23(木) ジャンニ・スキッキ:舞台稽古
今日はすごい花粉だった・・・。
朝起きるとくしゃみが止まらない。
鼻水が洪水のように出る。

つらかったです。

夕方にピアニストさん宅で7曲合わせをしてもらって、
夜は「ジャンニ・スキッキ」。
練習場所は本番のステージとなるエレクトーンシティ渋谷。

今日は本来はオケ合わせだったのですが、
せっかくだから・・・ということで舞台稽古になってしまいました。
まぁ会場の響きに慣れるためには、回数をこなすのが最適。

想像していた舞台予想図と、実際の舞台は違うもので。
いろいろ変更しなくてはいけない部分も出てきました。

僕自身もいろいろな可能性を試して稽古してきましたが、
結局は元に戻った感じ。
これで確信を持って本番に臨めます。
明日はいよいよゲネプロ・・・最後の最後に悔いを残さず、
妥協せずに頑張ります。

2006/02/22(水) ついにデビュー!!
シンガーソングライターである妹:古澤ひかり

デビューアルバム『バラは咲き』
が本日発売されました!!!


タワーレコードなど大きめのCD屋さんには並んでいると思うので、
皆さんぜひぜひお手に取ってあげてください。

彼女の曲にはなんだろう・・・
古澤家ワールドが満ちているような気がします。

皆さんドンドコ買って、知人にも紹介してください。
兄・妹ともに応援のほどよろしくお願いいたします!!
■古澤ひかり公式HP■
http://www.suzakmusik.com/furusawahikari/index.html
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↓CDジャケット

2006/02/21(火) 「ジャンニ・スキッキ」最終立ち稽古
今日は授業の後、成田先生にレッスンをしてもらって、
夜は「ジャンニ・スキッキ」の稽古。
今日が最後の立ち稽古です。

とにかく集中すること・・・。
もう決まった段取りをしっかりとこなすこと。
その中でリアルな感情を演じること。
たぶんそれは今日はできたと思います。

声に関しては、前半をいかにクレバーに歌えるか。
最初にいきなり怒り叫ぶシーンですから、
ここでバランスを崩すと芝居的にも声的にも取り戻せなくなる。
前半5分が勝負です。
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明日は練習はOFF。別件でピアノあわせをしてもらうだけです。
じっくり煮詰めて、あさってのオケ合わせに備えたいと思います。

2006/02/20(月) 薬の効き目
ぜんそくの薬をいただいたおかげで、咳はだいぶ収まりました。(相変わらず音楽室に入ると咳が出るけど・・・)

その代わり、副作用なのかノドが腫れぼったい・・・。
かなり鼻声だし。歌いづらいことこの上ないです。
う〜ん・・・どちらを取るか・・・難しい選択に迫られています。

今日は久しぶりに「ジャンニ・スキッキ」の通し稽古。
日にちが空いた分、集中力に欠けてしまいます。
どうしても前回(木曜日)の感じを思い出しながらの芝居。
リアルな芝居ができないままでした。
その上、新鮮さにも欠ける・・・まさにここが山場なのです。
ここを失敗すると本番まで引きずってしまう。

稽古が終わったところで、演出家が「明日は練習なしにしようか?」
と言うので、冗談じゃない!とばかり首を横に振りました。

他の方は休みたかった人もいたようですが、ごめんなさい。
だって明日が休みになったらあとはオケ合わせ・ゲネプロ。
本当にここが勝負!!

2006/02/18(土) 安静にコンサートへ
今日はとにかく寝よう、ということで11時過ぎまで寝て、
自分でパンを焼いて食べて、薬を飲んだら副作用で眠くなり、
お昼寝をして、3時に起きて病院へ。

咳が出る期間があまりにも長いので念のためレントゲンを撮りましたが、
特に異常なし。

とりあえず薬だけもらってきました。

夜はご招待していただいたコンサートへ行きました。
会場で「ジャンニ・スキッキ」で共演するチェスカさんや、
大学時代の同期にも会いました。

まだまだ咳が気になります。
明日もじっくり静養して、この週末で疲労を根こそぎ取らねば・・・。
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コメントはコチラへ→http://www3.rocketbbs.com/220/lichtf.html

2006/02/17(金) 今日も午前様
今日は授業をしてから夜はベーレンタール。
ベーレンタール男声合唱団の指導は熊谷で、
夜7:30〜9:30に行っている。

実家で借りている車で実家まで20分。
実家で一息ついて、終電に乗り帰宅するまで1時間30分。

結局、今日も午前様。
さすがに若い頃に比べて体力の消耗が激しい・・・(汗
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帰宅してからきなこのトイレの世話などをします。
↓きなこ自身が作ったきなこのお家

2006/02/16(木) 「ジャンニ・スキッキ」音楽稽古
薬が効いているらしく奥さんの具合もだいぶ良くなりました。

今日は夜に「ジャンニ・スキッキ」の稽古。
立ち稽古を繰り返すうちにだんだん音楽面が雑になってきたので、
今日は改めて音楽稽古をすることになりました。

そんなわけで昨夜から改めて楽譜を読み返し、
強弱記号や細かい指示などを全てチェックしていくと、
いや〜本当にプッチーニは天才だ。良く出来ていますよ。
なるほど・・・。
今日の音楽稽古で表現の絞り込みができたし、
自分の中でもかなりジャンニ像・ブオーゾ像が明確になってきました。

ブオーゾ像
CDとか聴くと、ジャンニ・スキッキがブオーゾの変装をするとき、
ブオーゾの声マネを面白い声で作っている人が多いです。
そうするのがいつの間にか慣例になっているし、
僕も最初はそうしていました。

でも・・・よく考えてみると・・・。
確かに変な声を出せば笑いは取れるかもしれないけど、
でもたぶん劇が進んでいくうちにお客さんも慣れてしまうし、
結局、出オチ・・・もしくは内輪ウケな感じになってしまうと思うんです。

で、よくよく考える。
もし、笑いを度外視してあのシーンをリアルに演じるとしたら・・・

もしブオーゾの声マネが医者や公証人にバレてしまったら大変なことになる。
ぜったいに騙しきらなければならない。
その緊張感が逆に面白いんじゃないだろうか?

さらに理由づけしてみる。

ブオーゾは生前どんな人物だったのか?
名家ドナーティ家の息子であるブオーゾは多大な財を築く。
そして妻子を持たなかった(?)彼は、自分の死後、
その遺産を強欲な親族に相続させることなく、
教会の事業のために全額を寄付するよう遺言を残す。
これほど太っ腹で尊大な人物はいるだろうか?

おそらくその知恵と情熱で一代でのし上がってきたジャンニにとっても、
尊敬する人物、もしくは一目を置く人物の一人だったのではないだろうか?
ブオーゾの声色を知り尽くしているほど、ジャンニはブオーゾを知っているのである。

証人として訪れた靴屋や染物屋(この二人が貴族ではなく職人であることも注目)も、
涙を流しながらブオーゾを見舞うほど、彼は多くの人に慕われていたのだ。

そんなブオーゾの声が果たしてヘンテコな声だったであろうか?

僕はおそらくブオーゾの声は深みがあって、渋みがあって、
とってもおおらかな声だったのではないかと思う。

・・・面白い声で面白いことを言う
・・・すごく良い声で面白いことを言う

どちらが知的な「笑い」であるかは言うまでもない。


残り一週間とちょっと。
稽古も残りわずかですが、楽しい舞台になるよう悔いを残さず頑張ります。
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席がまだかなり空いているようです。
どんなに頑張って舞台を作ってもお客様がいなければ公演は成功しません。
どうぞ皆さん、お時間がありましたらお誘い合わせの上お越しください。

2006/02/15(水) 妻:肺炎・・・
昨夜から具合の悪かった妻が、今朝はかなり苦しそうだったので、
病院に行くよう勧めました。

出勤のため電車に乗っていたらメールが・・・。
「軽い肺炎だって」
ガーン!まあ「軽い」というのが救い。とりあえず薬で症状は治まりそうです。

僕は午前中は授業をして、午後はマザーコーラス。
夜には「ジャンニ・スキッキ」の立ち稽古。

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「ジャンニ・スキッキ」は自分の中ではだいぶ役作りが定まってきて、
あと数箇所埋まればなぁ〜といった段階。
いろいろ作ってきましたが、最終的には頭で考えるのではなく、
ジャンニとして自然にその世界に生きられれば・・・と思います。

■このオペラで唯一の有名なアリア「私のお父さん」は、
『ラウレッタ(ジャンニの娘)が父親に甘える歌』なのではなく、
『ジャンニ・スキッキが娘の恋愛を許す歌』だと思います。
アリアの最後の弦楽器の高音の美しい和音は、
【ジャンニのかたくなな心が溶ける音】だと僕は思うのです。
ぜひぜひ、アリアを聞いているジャンニの心の動きを感じ取ってみてください。


さて・・・僕自身は声の調子もまずまず。
まだ全然満足いく状態ではないけど、順調に上がってきているので、
あと一週間の状態としてはいい・・・と自分に言い聞かせてます。

泣いても笑ってもあと少し。
いつものことですが、ここからが勝負です。
あとは集中力と体調管理。
心身ともにコンディションを整えていきたいです。

明日は夜の「ジャンニ」音楽稽古だけ。
昼間は病院にでも行こうかな?

2006/02/14(火) バレンタイン
今日は陽気もあたたかかったし、
学校内ではバレンタインの熱気で何だか生徒も落ち着きがない。
僕も今年は中学生から何個かチョコをもらってうれしかった〜。

午後は新大久保でレッスンを受けてきました。
う〜ん・・・レッスンではいい声が出る・・・。
落ち着いて歌に集中しているからでしょうか?

夜は本当に久しぶりのオフ。
歯医者に行ってきて、夕食を食べるとトロトロと居眠り。
30分ほどしたら目が覚めたのでパソコンを開いています。
奥さんは風邪で寝込んでます・・・(汗
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↓なんだか鼻についた某寿司屋の看板・・・

2006/02/13(月) いい感じのペースです
今日も授業の後、夜は「ジャンニ・スキッキ」の稽古。
今週からはだいたいの外枠を整理することと、
新しい試みにも挑戦していっぱい失敗できる稽古にしたいです。

ジャンニは何でリヌッチオの要請に応じてブオーゾの家に来たのか?
なぜリヌッチオとラウレッタの結婚を認めないのか?
そしてその後なぜリヌッチオを認めたのか?
生前のブオーゾとはどんな人物だったのか?


・・・などなど、既成概念にとらわれずにもう一度スコアを見つめ直す必要があると自分自身感じました。
まだまだ見落としている部分がたくさんあるし、それを解決する時間はまだある。
この2週間が本当の勝負です。
ここからいかに自分を固めていって、ジャンニとして生きる事ができるか?
・・・頑張ります!!

2006/02/12(日) ただいま
昨日の早朝、山形へ。
奥さんの実家へ行ってきました。

今日の夕方に帰ってきて、休む暇もなく「ジャンニ・スキッキ」の稽古へ。
後半は全然集中力がなくなってしまった・・・。
声の調子もまたぶり返し。身体がかなりしんどい感じでした。

山形ではおいしいお寿司や、お義母さんの手作り料理を堪能。
やっぱり海のある地方のご飯はおいしい!
向こうはすごい雪。
帰りの電車は1時間以上遅れました。
(で、練習にも遅刻しちゃった・・・)

一緒に帰ってきた奥さんはすごい風邪。
もっと実家にいたかったみたいで・・・。

ま、とにかく僕は身体を元に戻さなきゃ・・。
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↓鶴岡駅にて

2006/02/10(金) 【オペラ「ジャンニ・スキッキ」の音楽ききどころ】
今日は日記に代えて【オペラ「ジャンニ・スキッキ」の音楽ききどころ】
をお送りします。


■3つのアリア■

・・・まずこの作品で一番有名なのがアリア「私のお父さん」
これはラウレッタちゃんが父親であるジャンニ・スキッキに歌う曲で、
恋人のリヌッチオとの結婚を認めて欲しいと訴えかける美しく甘い名曲です。
オペラファンの一部はこの「オーミオバッビーノ(私のお父さん)を聴きに来ている」と言っても過言ではないでしょう。
だいたいこのアリアの後は拍手で一度劇が中断します。
みなさんも大いに拍手をしてください〜。

この他にも音楽的な切れ目はないので歌い終わった後に拍手はいれられないのですが、
リヌッチオやジャンニ・スキッキが歌うアリアがあります。
どちらの曲もかなり難易度の高い曲ですが、意外にも印象に残りません(涙


■引用されたメロディ■

・・・まずはジャンニ・スキッキが登場する音楽。これは歌い手の間では「セブン」と呼ばれていて、
ウルトラマンセブンの「セブ〜ン・セブ〜ン・セブ〜ン!」と全く同じ旋律です。
これはあのセブンのテーマ曲を作曲した某先生が、その作曲の直前にこの「ジャンニ・スキッキ」の指揮をしていたから・・・という説があります。
みなさんも一緒に心の中で「セブ〜ン・・・」と歌ってみては?


・・・このオペラの中には他の作曲家のある曲を完全に引用した部分があります。
それはラストシーン。親戚たちも去り、リヌッチォとラウレッタが愛の二重唱を歌い終わった後。
全ての音楽がなり終わった後にワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」が引用されてこのオペラの最後を飾ります。
(この後ジャンニ・スキッキの語りによる口上)
どんな意図がプッチーニにあったのかはわかりませんが、これほどそのままズバリぱくってくるあたり・・・よっぽどの思い入れがあったのでしょう。


この他「ライトモチーフ」と言ってキーとなる物や人物のテーマソングが、
いろんなところに散りばめてあります。


・・・たとえば『遺書』のテーマはオペラ後半に何度も出てきますし、

リヌッチオが初めて『ジャンニ・スキッキ』の名前を口にするときと、
ジャンニが遺書作成のシーンで自分の名前を言うときのメロディ
が同じだったり、

同じく遺書作成のシーンでジャンニの企みが明白になったときには、
オペラの冒頭で流れる「序奏」が現れます。


そしてジャンニ役の僕としては、遺書作成のラストをぜひ注目してもらいたいです。

・・・公証人たちには「遺言」を、
そして親戚たちには遺書偽装の刑罰の「警告」を。

なんと二つのメロディを同時に交互に歌っていきます。
これはきっとどの作曲家もやっていない手法です。

二つの曲を同時に、しかも2種類の声で歌い分けねばなので、
ウルトラEぐらいの離れ業をやってのけねばなりません。
最もハラハラドキドキするシーンですので・・・ぜひ注目!!

2006/02/09(木) 「道化師」&「ジャンニ・スキッキ」
今日は学校の授業もなく、午前中はじっくり眠れました。
おかげで咳もほとんど止まり・・・やっぱり寝不足だったんだな・・・。

1時から大手町へオペラ「道化師」の音楽稽古。
咳も止まったので、バランスは崩れていましたが久しぶりに抜かずに歌ってみました。
案の定、高音はボロボロでしたが、それでも勇気を持って歌えたし、
どこのバランスが崩れていたのかもはっきり見えました。
音楽的にも集中できたんじゃないかしら?

4時に終わり、神田→新宿へ移動。
京王線で分倍河原まで飛びます。オペラ「ジャンニ・スキッキ」の立ち稽古。
その前に総監督の川村先生に少し声のことや表現のことをご指導いただき、
自分なりにバランスも回復・・・少しホッとした・・・。
6時からキャストが集まり立ち稽古。今日はリヌッチオ以外全員揃いました。

今日はもう一人のI君も来ていたから僕は見学。
客観的に見させてもらいました。
まだ粗がたくさんあるけども、面白かったです。

練習の後、マルコとチェスカ、ネッラと食事をしながら演技や作品について語り合いました。
ほぼ同世代の共演者同士なのでお互いに遠慮することもなく、
真剣に熱く語り合いました。
互いにオペラに対しての熱い想いが伝わってきてとても嬉しかったです。
・・・で気づくと終電。
電車の中でも話は絶えることがなく、本当に熱い語り合いでした。
僕自身たまっていたものを全部吐き出せた感じ・・・みんなありがとう。

いい舞台になりそうです。

2006/02/08(水) 「バタフライ」音楽稽古
朝から授業。
午後はマザーコーラス。
・・・とちょっと今日は疲れました。

それ以前に今朝は寝坊して朝食抜きで家を飛び出したので、
お昼まで何も口にできなかったし・・・。

夜の「バタフライ」の稽古に向かう途中、
2回も電車を寝過ごしてしまい、大江戸線を行ったり来たり・・・。
何をやってるんだオレは(-_-;)
声も重い重い。
まずは疲労回復を目指します。

2006/02/07(火) バランスを崩している・・・
今日は朝から1時間だけ授業。
午後には卒業生へ送る言葉に代えてOさだ先生と「はばたけ鳥」を歌いました。

その後、時間があったので自分の練習。
・・・結局3時間ぐらい練習をしてしまった。
う〜ん、咳のせいもあるんだろうけど、バランスを崩している・・・。

昔っから「声が小さい」って言われてきたものだから、
ちょっと油断をするとすぐ声を鳴らしにいっちゃうんですよね。
そうじゃなくて、鳴らしにいっているから声帯が硬く薄くなっちゃって結果鳴らないし、
声が詰まるから前に出なくなっちゃう・・・。
わかっちゃいるが一度崩れたバランスを戻すのは大変。

結局、夜の「ジャンニ・スキッキ」の稽古の時にはすでに声が残っておらず・・・。
あ"あ"あ"
次回は稽古に照準を合わせてコントロールせねば。

2006/02/06(月) さびしい夜です
深夜になり雪がだいぶ積もってきました。
外も静かになり、ひとりぼっちで家にいると・・・
やっぱりたまらなくさびしい気持ちになります。
・・・ちょっとセンチな夜でありんす。

今日は朝から学校で模試の試験監督。
あやうく寝そうになる自分との戦い・・・修行に近いものがある。
午後は授業。
映画「サウンド・オブ・ミュージック」を中1と一緒に見ました。
全4時間分の授業を費やしてじっくり鑑賞。
今日はその第3回目です。
この映画はクォリティが高い!!ちょっと他にはないですね。

ぜひ一生のうちに5回は見るべき映画です。

夜は「道化師」の音楽稽古。
(僕にとって)2日目となる今日はB組キャストの揃った日。
ネッダ役の日比野さんとも熱いデュエットを歌ってきました。
まだ咳が完治しておらず、声は本調子ではなかったのですが、

マエストロ森口氏の丁寧な指示のもと少しずつ内容が濃くなっていく様子は、
歌っていて気持ちが良かったです。

トニオ役:大学時代の先輩の木村さんとも再会することができました。
文字通り「座長」の土師さんには帰りに最寄の駅まで車で送ってもらいました。

・・・早く体調が全快にならないかな・・・長引いているな。



ところで歯痛はなくなりました。
(2/4の日記)でかなり荒療治っぷりを書き連ねましたが、
お見それいたしました。腕は確かでした!!

2006/02/05(日) 合わせ
今日はお昼過ぎに起きて、ピアニスタさん宅で合わせ。
その後は渋谷へ楽譜を買いに行って、ご飯を一人で食べて帰宅。
以上〜。

2006/02/04(土) 留守番
奥さんが長期休暇を取って帰省しました。
一週間、一人でお留守番です。

今日は歯医者へ。
う〜ん・・・どういうことなんだろう?
麻酔もせずにガリガリ・・・。
「痛いですよ〜。もし耐えられない痛みだったら手を挙げてください。」

え?・・・耐えられない痛みって???

僕は男の子だし我慢強い方だから、痛くても耐える耐える・・・。
・・・耐える耐える!!!!
来ました『耐えられない痛み』!

そりゃ〜もう、神経をそのまま削られたような痛み。
さすがに「痛!!」と叫んでしまいました。
っていうかこの痛みは尋常じゃないぞ・・・麻酔してくれ・・・。
と思ったのも束の間。

「ね。痛いですよね。」
と続ける歯医者・・・だからイテェっつうの!!!

悪夢の30分でした・・・。
となりの治療台でも「はい、ガマンしてガマンして〜」
という昭和の香りが漂う雰囲気。
僕はというと、しばらく血が止まらず、
その後も真っ赤なツバを絶えず吐き出しました。

「もしかしたら強烈な痛みが残るかもしれませんが、
 痛かったら電話してください。」
と言い残されましたが・・・

え?痛いの前提!?

もう他の歯医者に行きたい・・・でも穴あけられちゃったしな。

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そのまま今日はレッスン。
最初の一人がキャンセルになったので、おかげで痛みに耐える時間はありました。
しばらくすると痛みも引き(まだ鈍いのは残ってる)、レッスンも普通にできました。

帰宅すると真っ暗な部屋・・・。
ハムスターのきなこが「チャンス!」とばかり脱走を企てていました。

やっぱり一人はさびしい・・・。

2006/02/03(金) 咳止まらず
今日は午後から入試の採点をお手伝い。
中学入試は今日が最終日でした。
受験生の皆さん、お手伝いの中学生、おつかれさまでした。

夜はベーレンタール男声合唱団の指導のため熊谷へ。
先週の反省を踏まえて今日は丁寧に指導・・・。
結構ハーモニーがしっかりしてきましたね。
ただ編曲が大人数の合唱団用のアレンジなので大変。
新入団員を急募しまする。

帰りの電車は寒かった。
終電近くの電車は接続が悪く、乗り換えのために駅のホームで待っているのが、
まるで修行かってぐらい寒い〜。
日付が変わる頃に帰宅。ブルブル震えてました。
------------------------------------------
実家でハナと写真を撮りました。
あれ・・・?ハナの方がカメラ目線だ・・・。

2006/02/02(木) オペラ「道化師」音楽稽古スタート
今日も昨日と同様、学校の入試の採点。
昼食を食べて、僕は初日となる「道化師」に参加です。

まだ咳が止まらないので声は全然本調子ではないのですが、
二重唱はまぁなんとか歌えました。
通常カットされる部分も今回はきちんとやる、とのことなので、
聴いたこともない部分も歌いました。

さぁ!

これでオペラ3本同時進行!
ここからはスケジュール管理と勉強の日々です。
疲れないように頑張るぞ。

早く咳止まんないかなぁ〜。

2006/02/01(水) オペラ「蝶々夫人」音楽稽古・・・ん?
今日は朝から学校の入試の採点のお手伝い。
一度帰宅して夜まで譜読み。
6:30から両国でオペラ「蝶々夫人」の音楽稽古。
実は昨夜に電話があり・・・
「いちおうシャープレスの譜読みをしておいてください」と言われていたのですが、
今日は稽古にピンカートンの秋山さん、バタフライの羽山さん。
そして僕。
当然ながら3幕をやり、アンダーステディとしてシャープレスを歌うことになりました。
ぶっつけ勝負。初見状態で歌いました。。。歌えてませんでした。
あ〜緊張した。

ピンカートン役の秋山さんはとっても美声。
同性でもうっとりしてしまいました。
そしてバタフライ役の羽山さん。
う〜んキレイっす。美しいっす。
こんなバタフライならピンカートンの気持ちもわかるかも。

さ。明日は「道化師」の音楽稽古初日。
緊張の連続だ。


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