舞台裏日記
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2006/04/30(日) 打ち合わせ
今日は「ルチア」の稽古がなくなり、昼間は暇に。
気がついたら昼の1時まで寝ていました。
それでもまだ寝足りない…どうやら疲れているようです。
ちょっと声帯が硬くなってしまっているような感じ。
今日は無理せず声は出さないようにしました。

夜はある打ち合わせをしに川口へ。
夕食をご馳走していただきました。

2006/04/29(土) りひと通信を配送します!
今日は「ランメルモールのルチア」の稽古。
ちょっと声が重くてつらかった…。
この役は役どころは重さが必要ですが、歌は高音が続くので、
重くなってはいけないですね。
まだまだコントロールが必要だ。

さてさて久しぶりに「りひと通信」を書き上げました。
配送をご希望の方はメールください。
※FAXでの配送も可です。

2006/04/28(金) 譜読み&暗譜地獄=自業自得
二期会研修所での課題曲が決まりました。
僕は3曲…譜読みをせねば〜!!!

「ランメルモールのルチア」もそろそろ暗譜をせねば!
DMを書かなきゃ…久々に「りひと通信」を発行しますよ


「仮面舞踏会」も始まる〜!
譜読みせねば〜!

タイトなスケジュール…こうなることはわかっていた〜♪
自業自得・・・

胃が痛いです。

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今日はお昼に一人の男の子を初レッスン。
初回なので1時間半&30ぐらい話をしました。
いい声をしているので、修正すれば相当いい歌が歌えるようになると思います。
レッスンってお医者さんみたいなもので、
要は余分なクセを取っていく作業ですから、
様々な症状にいろんな薬(アドバイス)を提供していく作業。
もともと持っている声を引き出してあげたいですね。

すっかり時間をおしてしまったのでダッシュで出発!
実家にすべりこんで、軽くご飯をかきこみ車で飛び出します。
5分遅れで熊谷に到着。
ベーレンタール男声合唱団の指導。
とてもいいハーモニーが今日は響きました。
まだまだ潜在能力は潜んでいますね…すごいな〜。

再び実家に車を返しに行って、終電で帰ってきました。
フラフラ〜。

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↓北海道の「ルタオ」のチーズケーキ!めちゃくちゃウマい!!

2006/04/27(木) 今週は疲れた〜
今日も学校で授業をして、夜は二期会。

今週は本当に疲れた〜。
本番を控えていない久しぶりの週だったのと、
毎日違うスケジュールをこなしたので、頭の中もパニックでした。

木曜日で「学校」の仕事は終わり。
明日からも相変わらず合唱団やオペラの稽古は続くのですが、
とりあえず朝ゆっくり寝ていられるのが嬉しい。
はぁ〜眠いよ〜。


あ!そういえばヒゲを半年振りに剃りました。
でも誰にも気づかれず…。
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↓久々に復帰した奥さんが作ったグラタン。僕の好物の一つです。

2006/04/26(水) 歌い手は負けてはいけない
指揮者や演出家から指示があったとき、
「それは何でですか?」
と聞いたら歌い手としては負けだと思う。

言われたことから、その意図を瞬時に察して、
求められたもの以上のものを返すのが醍醐味だと思う。
…というか、そういうところが稽古の楽しさだと思う。

たとえば下手から上手に移動するように指示される。
芝居的には必要のない動き。
演出家にもさほどの意図がなかったりするかもしれない。
(たとえば下手にいる主役を引き立たせたいだけの理由など)
…で、そこで演出家につっかかっては負けになる。

逆にその下手から上手からの移動に、
こじつけでもいいから理由付けをして、
演じてみせる。
「おぉ!こいつやるな!」
と思ってもらえる。
これが気持ちいい…。
(はい、自己満足です)

でもそれでこちらからも新しいアイディアを提供できるわけで、
そうしたら演出にも新しい要素が加わっていって、
深みや大きさも膨らんでいく。
煮詰まっていく。
そんな稽古が理想だと思う。
だから、稽古はみんなで作っていくものだと思う。




…なんてね。

2006/04/25(火) もう声出ないよ〜
今日は富士見で中学と高校の授業。
高3は"Around the World"を歌いました。
英語を読んでいきましたが、言葉のニュアンスがない感じ。
意味はわかっているはずなんだけど、それが発音に反映していないのは悲しい。
たとえば"Smile"という言葉は最後がニっと笑顔になるはずなんだけど、
暗い表情でよく"Smile"って言えるな〜と思い、
その辺を授業でもじっくりやりました。
発音はきれいでもニュアンスが表れなかったらそれは言葉ではないものね。
それから英語のリズムというのがありますよね。
その辺を歌で学んでもらえるといいなぁと思います。

中学はクラスによって全然雰囲気が違うから、
授業の進め方も、僕自身のキャラクターも変えて授業をしています。

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夜は「ルチア」。
もう声出ません…昔みたいに声がかれたりすることはなくなったのですが、
その分、多少無理すればそこそこの声が出るので、
それで無理をしてしまう(というより、させられてしまう)。
本番がしばらくないからといって、無理をしてはいけないですね。

2006/04/24(月) さすがに疲れてきた…でも大丈夫
昨日で4月の公演が全て終わり、ほっとしたけど、
それはそれ。現実逃避をしている暇はない。

今日も開智高校でレッスン&合唱の授業。
生徒たちはみんな素直だし、真面目で努力家。
先週言ったことがもうできるようになっている。
合唱の授業はモーツァルトの「レクイエム」。
今日は音取りを一からやり直しました。

埼京線が〜山手線が〜えらいことになっていて、
二期会には遅れてしまいました。
今日はたくさん歌う日だったのですが、
やっぱり声が死んでる…疲れている…。
休ませないとマジであかんな〜。

明日からもオペラの稽古や学校の仕事は休みなく続きますが、
ちょっとクレバーにこなしていかんと!

2006/04/23(日) 千葉「読売名曲コンサート」終了
今日は朝早く電車に乗って千葉へ。
千葉ぱるるホールで「読売名曲コンサート」でした。

風邪の方はいいのですが、花粉症で鼻が出るのと、
タンが絡むのが心配でした。
多少影響はあったかもしれませんが、無事歌いきることができました。
そんなに調子は悪くなかったと思う…。

●「九十九里浜」
 …今回初挑戦の曲。少し緊張した。
●「電話」
 …おなじみの曲。これを歌うと確実にお客さんとの距離が縮まっていいですね。
●「道端の花」
 …久しぶりに歌いました(1年ぶり)。以前と歌い方が違っていた気がします。
  曲と対話が出来た感じ。
●「夢路より」
 …初めての曲。改めていい歌だなぁと思いました。
●「メリーウィドゥーワルツ」
 …間奏でワルツを踊ったら会場が沸きました。

発声法を変えてから久々に日本の歌を歌ったら、今までと違う感覚がありました。

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終演後、お客さんの一人が楽屋を訪れてくださいました。
こういうふれあいがあるのはすごく嬉しいことです。
また、お会いしましょうね。

2006/04/22(土) よし万全
薬のおかげか、だいぶ状態は改善。

今日はお昼に「ランメルモールのルチア」
の音楽稽古に。
前回までに出来なかったところを煮詰めていきました。
前半は可能な限り暗譜で。
後半はまだ甘い部分が多々あったけど、少しずつエンリーコという人物が好きになってきました。

僕が彼でも同じことをするな…と。
「家名」や血縁たちからの圧力に翻弄され、
ライバルの台頭にねたみ、
そして妹を利用しながらも愛している。

決して彼は特別な人間ではないです。
普通の…いたって普通の人間です。
普通の人間だからこそ、圧力やプライドに苦しめられる。
当たり前のことを演じていければ…と思います。

さ。明日は早起きして千葉へ行かなきゃ…。
早めに寝ます。
おやすみなさい。

2006/04/21(金) どうやら風邪
今日はオペラの練習を休ませてもらって、耳鼻科に行ってきました。
先生は僕のノドを見るなり「あらららら…」と絶句。
「こんな状態で歌っちゃダメですよ」
「でも…あさって本番なんですが…」と言ったらまた絶句。
頭を抱えながら薬をたくさん出してくれました。

うちの奥さんも熱を出して寝ているし…。

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そんなんですが、夜は休むわけにもいかず熊谷へ。
ベーレンタール男声合唱団の指導です。
声は出さないように気をつけながらの2時間。
逆に神経が疲れました。

明日も休めないしなぁ〜困ったなぁ。

2006/04/20(木) ふう・・・がぶんじょう・・・
花粉・・・ひどいですね。
僕の場合はちょっと風邪も入っているのかな?
とにかく鼻がつまって、鼻をかみすぎて耳がちょっと聞こえにくくなってしまった。
自分の声が聞こえないので、歌いにくいのなんのって。

授業をして、二期会研修所で歌って。

明日はオペラの練習を休ませていただきます(すみません)。
とりあえず日曜日のコンサートまでは気を抜けない日が続きそうです。

2006/04/19(水) 回想「道化師」本番中の出来事
シルヴィオ役の僕はプロローグの前に、
一番最初にステージに上がり、中央で寝ました。
トニオがプロローグのアリアを歌っている間、遺体として横たわっているのです。
これはラストシーンを先取りしているのでした。

客席からは見えないのですが、
僕はあの舞台上で長い年月を演じることができました。
目を見開いたまま意識を失い、腐り、草木が生え、根を生やしました。

すると突然耳元で鳴るトニオの太鼓の音で過去に戻り、
僕は目を覚まします。
そのとき横たわりながら、無意識のうちに自分が涙を流していたことに気がつきました。
涙をふくことも忘れ、そのまま命がジワジワと身体と頭によみがえり、
気がつくと過去のシルヴィオに舞い戻っていました。

とっても集中して演じていたんだと思います。

ネッダを常に目で追うシルヴィオ。
若者ゆえの自分中心の恋心。でも純粋でまっすぐで輝く瞳でネッダを見つめます。

最後の最後まで集中して演じきれたと思います。
二重唱の後、袖に引っ込むと自然とガッツポーズをしていました。
(冷静になるといろいろ駄目だった部分が思い出されますが)

実はラストで刺された後に倒れるシーンで、ゲネのときに肘を火傷しました。
本番でも同じところをやっちまいましたが、
不思議と痛くなかったです。

カーテンコールに出て行った時点では、まだ「殺された」自分が残っていて、
笑顔で拍手を受けられませんでした。
(じょじょに役から抜けていきましたが)

これほど集中できた本番は過去になかったんじゃないかしら?
それこそデビューのときのパパゲーノ以来だったと思います。
(あのときは緞帳が降りきった瞬間に涙があふれたのでした)
あのときの感動がいつのまにか味わえなくなっていた自分に嫌気がさし、
舞台に立つのをもうやめようか…と思っていた頃があったのですが、
今年に入ってからデビューの頃の気持ちを取り戻しつつあります。
今はオペラが大好きです。今の自分が大好きです。

常に全力で!
常に新鮮に!
そして常に自分の弱さと向き合いながら、
これからも頑張っていきたいと思います。
どうぞ暖かく見守っていってやっておくんなまし…。

2006/04/18(火) ダウンしていました・・・。
昨日は朝からノドが焼けるように痛く、鼻はつまる、身体はだるい。
疲れと緊張から解放された勢いで風邪をひいたのだと思います。
でもとりあえず薬だけ飲んで、新しい職場である開智高校へ。
大宮から東武線に乗ってのどかな東岩槻駅に降り立ちます。

そこから田園風景をながめながら15分ほど歩いて学校に到着。
午後から授業なので、学校では付属の小学生が体育をしていたり、
中学生が勉強している様子が見えました。

音楽コースの二人の生徒をレッスンして、合唱の授業、さらにもう一人レッスン。
みんな素直でいい子たち。
なれるまでしばらくは時間がかかりそうですが、きっと上達してくれるでしょう。

すぐに学校を飛び出して、下校中の生徒の大群と共に駅へ。
富士見と全然雰囲気が違うのでちょっとドキドキ。
男子がいるとかなり違うんだなぁ。
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電車を乗り継ぎ千駄ヶ谷へ。
二期会の初レッスンです。
4曲見て来いと言われ、今日はとりあえず2曲を歌いました。
ノドが痛くて痛くて…声は完全に抜いて歌いました。

そんなわけでクタクタで帰宅して、ダウン。

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今日になって鼻水が透明に(黄色いときは炎症:風邪)。
ノドの腫れと鼻の穴がふさがった感じ…顔がボーっと…って、
これはどうやら花粉症の症状!!
ヒノキが始まったようです。

とにかく花粉症は寝不足が大敵。
しっかり寝ます。
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↓昨日の写真:新しい職場となるレッスン室

2006/04/16(日) 「道化師」終了
良かった…本当に良かった。

今回はキャスティングが発表された時点で興奮していました。
三浦さんの演出も噂には聞いていたので、稽古前から気合いが入っていました。

音楽稽古は指揮の森口さんの、内容から積み上げていく音楽作りに共感。
1小節・1音・1休符に至るまで読み込んでいって、
「ああ今オレ"音楽家"してる…」と妙に感動していました。

音楽稽古でかなり作りこんでいたので立ち稽古に入る前から、
何となくシーンはイメージできていました。
三浦さんの演出も森口さんと同じスタンスから作られていて、
全てが当たり前のように、すんなり吸収されていく感じ。

シルヴィオ像も僕の役作りを逆に吸収してくださって、
その上で互いに共感し合いながら組み立てていってくださいました。

毎回の稽古が新鮮で、楽しく、悩み、発見し…幸せでした。

本番はそれらの集大成。
個人的にはプロローグの最初の音から、最後のシーンの最後の音まで、
一本の線でつなげられて演じられたと思います。
自分の中での課題や反省点はもちろんありましたが、
今の時点での全てはやりつくせたので、満足です。

カーテンコールでのたくさんの拍手が本当に気持ちよかったです。
幸せな公演でした。

お越しいただいた方々に心から感謝いたします。
スタッフの方々、本当にお世話になりました。
出演者の皆様、お別れするのがさびしいです。家族のようでした。
またいつかご一緒させてください。

2006/04/15(土) ゲネプロ…りひとのバカバカ (-_-;)
今日は「道化師」のゲネプロ。
やはり場当たりでは見えなかったいろいろな問題が今日は見えました。

あまり書くとネタバレしちゃうのでここには書けないのですが、
「え?!」ということが多くて、
すごくアタフタしながら演じていました。

今日も通し稽古のときと一緒で、
どうしても最高音のところで力んでしまった…。

バカバカバカバカ(:アルプスの少女っぽく…)

冷静に冷静に…冷静に、そして気合いを入れて明日は歌うぞ!
一人で練習するとできるんだから、集中です(自分に言い聞かせている)。

今日のA組本番を観て行こうと思っていたけど、
思っていた以上に疲れたのであきらめて帰りました。

今日は明日のために焼肉を食べました。

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↓「カヴァレリア・ルスティカーナ」の舞台を仕込んでいる様子
 (まだ作業中なので工事現場みたいになっています)

2006/04/14(金) 場当たり & 午前様
今日はティアラ江東で「道化師」の場当たりです。
セットが組まれている実際の舞台で、出入りの場所などを確認。

15日組、16日組同時にやりました。
ネタバレになるのであまり言えないのですが、
今回は舞台以外にもたくさんアクトエリアがあるので、
その辺も注意しながら…。
また客席から見た舞台の位置関係なんかも確認できました。

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ちょっと時間がおしてしまったので、ダッシュで熊谷へ。
ベーレンタールの指導です。
だいぶ「アメージング・グレイス」は形になってきました。

そんな訳で今日も終電で帰宅…午前様。
早く寝よっと。

2006/04/13(木) 緊張の連続・・・&お見合い相手募集!
今日は高3の初授業!
あああ…緊張した〜すごい汗かいた〜。
もちろん平静を装っていましたが、授業の進行は思ったようにはいきませんでした。
1時間の授業は1つのエンターティンメント。
生徒たちが授業が終わったときに「あ〜面白かった!」と言わせることが、
毎回の目標です。
音楽室をちっちゃな遊園地にしたいですね。

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午後は中2の授業。
やっぱり初めてのクラス。
初対面は緊張します…僕は実はすごい人見知りなんですよ。
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そして夜は二期会研修所へ初登校(初登所?)
よっぽど緊張していたらしく、千駄ヶ谷に1時間半前に到着しました。
…学校でもうちょっと仕事できたな…。

今日はいきなり一人ずつ1曲歌う「試聴会」
つまりは品評会みたいな…。
しかも僕は最後に歌うことになってしまい、
2時間近く緊張した状態。
…本番よりも緊張しました。

さてさて、前期ボクは4演目の重唱をやることになりました。
しかも全部やったことのない曲…。
月曜日までにすべて譜読みをしていかなきゃいけないんだそうです。
やっべぇ〜。
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▼きなこ(1才♀)のお見合い相手を探しています。

2006/04/12(水) 「パリアッチ」通し稽古
朝に歯医者に行ってから、マザーコーラスの指導をしに学校へ。

それからダッシュで「パリアッチ」の通し稽古へ。
今日は全員衣裳もつけての練習。
ゲネプロというのは飽くまで『確認』のリハーサルなので、
実質この通し稽古である程度は完成形を見せなければなりません。
過去にも演出家の先生方には「通し稽古」が一番大事!
ということを叩き込まれてきました。
そんなわけで今日は失敗を恐れずに一番の集中力でのぞみました。

ちょっと二重唱の最高音は失敗してしまいましたが、
全体的には集中力が最後まで切れずにできたと思います。
合唱さんも含めて、今日の時点ですごく高い仕上がりだったので、
とっても感動しました。

…2月の「ジャンニ・スキッキ」もそうでしたが、
ボクにとってもベストステージの1つになりそうです!

今年はいい舞台が続いて、幸せです。

2006/04/11(火) 初授業
今日はいよいよ富士見の今年度初授業。
今年は中2と高3を受け持ちますが、高3は今日は模試のため休講。
中2は昨年1クラスしか教えていない学年。
今年は3クラス教えますので、ほとんど知らない子ばかり。
でも数人はよ〜く顔なじみの生徒なので、安心して授業ができました。
今日は2クラス授業があったんだけど、
全く正反対の雰囲気の2クラス。
そういうのって音楽室に入る前に廊下で中のざわつきが聞こえただけでわかります。

そんなわけでこちらも全く逆の進行で授業を展開してみました。
なるほどなるほど。
どちらも授業の最後にはとてもいい声で、楽しそうに歌えていたと思います。
子供たちってかわいいですね。ほんとに。

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夜は「パリアッチ」の稽古。
…といっても今日はA組の稽古だったので僕らB組は見学。
組によって全然役作りも違うし、芝居も変わっています。
そこがまたオペラの面白さですね。
…本当に全然違った〜。

ダブルキャストの場合、両日見るとより楽しめるというのも納得。

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↓「ティアラこうとう」の外観

2006/04/10(月) ティアラこうとう
今日は「ジャンニ・スキッキ」の音楽稽古で、
ティアラこうとう
へ行ってきました。

16日の「道化師」も、来月の「ジャンニ・スキッキ」も、
このホールで公演されます。

もっと遠いかと思ったけど、
池袋から丸の内線で「淡路町」駅へ。
ここで「小川町」駅に移動するのですが、思ったより乗り換えはスムーズ。

都営新宿線で「住吉」駅へ。
駅を出て右へ少し歩くと並木道。
左右に大きな運動公園(右手は野球場)。
そこを抜けるとすぐティアラこうとうでした。駅から近くていいですね。
とってもゴージャスできれいなホールでした。
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※「都営新宿線」さんからのご指摘で、駅名を間違えて書いていたことがわかりましたので、訂正しました。
「大手町」ではなく、正しくは上記のように「小川町」です!

2006/04/09(日) オケ合わせ&入所式
あああ・・・。
今日は「パリアッチ(道化師)」のオケ合わせ
オーケストラはとてもすばらしく、安心しました。
オケになったことで若干テンポとかも緩急があったので、
その辺の感覚的な調整と、
自分の声とそれを包み込む楽器群の雰囲気をつかんでいきました。

・・・いや〜たぶん過去最高に緊張した・・・。
高音にいくとついつい昔のクセが残ったまま声を出してしまって、
破綻が出るってわかっているのに冷静に歌えなかった。
自分自身に完敗です。

この一週間で、必ず解消してみせます!!

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夜はいよいよ二期会研修所の入所式
いきなりたくさんの先生方と向かい合って座るのは緊張しました。
しかも席が空いていなくて、一番前の真ん中付近の席になってしまった。
でも過去にオペラやコンサートでご一緒させていただいた先生方もいらっしゃって、
目が合うと「大丈夫だよ」って暖かい笑顔で迎え入れてくださって、
少しホッとしました。

ガイダンスでいろいろ話を聞いていくと、
う〜ん改めて学校みたい…。
「所属する」んだなぁ〜という実感がありました。
いよいよ木曜日が初授業です。

2006/04/07(金) 「道化師」最後の部分稽古
今日の練習が終わると、
オケ合わせ・通し稽古・場当たり・ゲネプロ・本番
という流れなので、もう部分稽古は終わりです。

今日は細かい部分のチェックをしました。
・・・というより宿題をたくさん出された感じ。
「こっからは自分で考えてこいよ」ということでしょうか。

まだ疲れが取れないでいるようで、電車に乗っていてもボーっとしていました。

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夜は熊谷へ。
先週はうちの父に指導をお願いしたので、
さてさてどんな風に上達しているか・・・。
なるほどなるほど、皆さん少しいい表情で歌っていました。

今日はだいぶ音も安定していたし、形になってきました。
詩の内容や音の風景についても触れることができ、
ここから深い内容を表現していく練習ができそうです。

実家にいったん帰宅して、部屋を借りて自分の練習。
なんとかバランスを取り戻しつつある模様。
疲れで歌い方がすごく雑になっているので、
この土日で体調を戻すのが課題です!!

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↓実家の最寄り駅に今年もツバメくんが巣を作っていました。

2006/04/06(木) やばい・・・疲れてる
今日は夜に「道化師」の稽古があるだけのソフトスケジュールだったのに、
稽古開始から集中できず、動きも散漫だった。
やばいな…ここにきて疲れがピークに。

明日も昼から「道化師」だ〜。
こっからは体調管理に気をつけて、自分の中で一日のペース配分をせねば。

2006/04/05(水) 春を感じる
今日はオペラの練習としては異例の、
午前中からの「ランメルモールのルチア」の音楽稽古。
ぜんぜん声が出なかった・・・。

それからマザーコーラスへ。
今日はヴォイトレの先生にお越しいただいていたので、
僕は見学。
う〜ん、客観的に聞くとまたいろいろな部分が気になりました。
まだまだ修正すべきことはたくさんなるな。
うん、うん。

夜はレッスンを受けてきました。
高音の出し方を根本から見つめ直す必要があるので、
一から勉強しなくては・・・。

帰宅してからきなこちゃん(ハムスター:1歳♀)のケージの掃除。
ウンチを潮干狩りのごとく拾っていきます。
そんな作業をしている途中できなこが突然発情。
シッポがピーンとなって動かなくなります。

「ああ、もう春なんだな〜」
割り箸できなこのウンチをつまみながら春を感じました。

2006/04/04(火) 新しい職場
今日はこの春からの新しい職場での契約に行ってきました。

埼玉にある私立高校で合唱と声楽の授業をします。

最寄駅まで電車を乗り継いで1時間ちょっと。
駅からえっちらおっちら田園風景を歩いて学校のたどり着きました。

とっても大きな学校で、構内に入ってから正門にたどり着くまでが遠い!!
高校・中学・小学校が一貫になっているので校舎もたくさん。

契約を終え、授業についての相談をして学校を後にしました。
正門を出るときに改めて学校の校舎を見上げ、深呼吸。
気合いが入りました。
がんばるぞ!

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夜の「道化師」の稽古はA組のみの練習なので、
B組の僕は取りになりました。
休もうかな?とも思いましたが、見学でもいいか・・・と思って稽古場へ。
すると他のB組のキャストさんは当然のように全員出席。

結局、B組の僕らも稽古をさせてもらえることになり、
1幕後半をすべて通しました。
見学のつもりで行ったのに思いがけず練習ができてラッキー。
B組キャストの団結力とテンションも自然に高まった気がします。

B組はみなさん素晴らしい方ばかりなので、
僕のところで質を下げる訳にはいかない!!
本番まで一歩でも前へ。
少しでも上達できるよう練習あるのみ!!

2006/04/03(月) 両親ドッキリ!!
今日は僕の両親の還暦祝いをしに実家に行きました。

実は1ヶ月も前から準備していたドッキリ企画が!!!
(ってうちの奥さんが全部企画したんだけど)

まずは家族みんなでご飯を食べに行こう、ということになっていました。
せっかくだから父と母にはきちんとオシャレをするように指示。

食事に行く前に写真を撮ろうということで全員集合します。
そこで1stドッキリ:プレゼントを渡します。
プレゼントは夫婦茶碗。
めったに一緒にご飯を食べない父と母ですが、
せめてお茶碗と湯のみと箸だけはおそろいで・・・。

そしてメイン・ドッキリ。
手紙を渡します。
この手紙は招待状になっていて、二人で声に出して読み上げてもらいました。
「・・・・還暦をお迎えした由 心からお祝い申し上げます(ウンヌン:略)
 還暦のお祝いといたしまして 私達からスペシャルプレゼントをご用意しました。
 それは・・・・・・・・・・」
で、ペロっとめくってもらって隠れていた文章を・・・
『2人だけのデートの時間です』


月島にあるスペイン料理のお店を予約。
二人を押し出すようにして車に乗せ、レッツゴー!
僕らはお見送りをしました。

後で聞いたら結婚してから二人だけでご飯を食べに行くのは2回目だそうです。

僕と妻と妹と祖母は近場のレストランで、
こちらはこちらで有意義な時間を過ごしました。

両親が行ったレストランの、予約した席にはすでにお店の人に頼んであって、
僕らの手紙が置いてあり、更には1年後の自分達への手紙を書く用意がしてあります。
レストランでは時間になるとフラメンコショーが行われているはず。

そんなこんなで忙しい父と母を余計疲れさせてしまったかもしれないけど、
作戦は大成功。
深夜に帰ってきた父母もとても満足してくれたようです。

お祝いをされた方も幸せに。
お祝いをした方も幸せな気持ちに。
とっても素敵な一日でした。

2006/04/02(日) オペラ「蝶々夫人」終了
墨田区民オペラ「蝶々夫人」が終了しました。
昨年の「カルメン」に引き続きの参加でしたが、
豪華キャストの中で出演させていただいて幸せでした。

今回も声のこと、演技のこと、その他たくさんのことを勉強しました。
技術面ではまだまだ僕は楽譜の音符から離れられていないことを実感しました。
でも自分の中になかったボンゾ役というイメージも、最後にはなんとなくつかめた気がします。

出演者の皆さん、スタッフの皆さん、
墨田区民オペラをつくる会の皆さん、
そしてお越しいただいたたくさんのお客さま、
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。

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カツラをはずし、衣裳を脱いで、メイクを取り・・・
(この順番は必修なんです。まずはスタッフさんの仕事を先に片付けさせてあげねば・・・)
数人のお客様に挨拶をして、楽屋をちょっとだけ片付けたら、
失礼してお先に楽屋を飛び出しました。
夜は「道化師」通し稽古!!

どしゃぶりの雨の中、電車に乗り込み
曳舟→浅草→日本橋→南砂町 と乗り継ぎ江東オペラの稽古場へ。

すでに同時上演の「カヴァレリア・ルスティカーナ」の通し稽古は終わったようでした。
間に合った間に合った・・・(汗
「道化師」も通し稽古ということで、皆さんとても気合いが入っていて、
僕も本番の緊張感がずーっと持続していました。
まだネッダとの二重唱は自分の中で埋まっていない部分が多々あるのですが、
とりあえず通ったので、ひとまず全体像が見えてきました。
ここからは練りこむ作業です。
こっからが楽しみ・・・ラブシーンももっと練りこもうっと(ニヤリ+

とにかくほっと一息&疲れました。
稽古の後半はずーっとヒザが笑っていた・・・。
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※近日中に「ギャラリー」に「蝶々夫人」の写真をUPします。お楽しみに。

2006/04/01(土) オペラ「蝶々夫人」初日
稽古を積み重ねてきた墨田区民オペラ「蝶々夫人」も、
ついに今日が初日。

合唱団の方々ともすっかり顔なじみになり、
とても良い関係で今日まで稽古を積んできました。
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開演2時間前に楽屋入り。
それから順番を待って、メイク→衣裳→かつらの順でボンゾに変身していきます。
今日はまた昨日とは少しメイクも変わっていて、
メイクさんたちってゲネプロを見ていろいろ研究して、
より良いものを作るために妥協をしないんですね。
こういう職人的なこだわりがあって初めてオペラって成り立つんだなぁと思いました。

もう慣れたもので、本番までのテンションの持って行き方も順調。
衣裳を着てしまったのでトイレに行けないのはつらいけど、
ゆっくりと落ち着いて出番を待ちました。

楽屋の雰囲気もベテランの方が気さくに話をしてくださって、
とてもいい雰囲気。
緊張感がありながらもリラックスして時間を過ごせました。これって大事。
楽屋の雰囲気って舞台に表れますから・・・。

本番の演奏は合唱団もオケも区民の方が中心によるもので、
それはいろいろ音楽的な水準は決して高くないのかもしれませんが、
その熱意や、ひたむきな姿勢はプロの演奏とはまた違う意味で、
素敵なものだと思います。
僕らはその中で自分たちの持てる力を発揮できればいい。

区民オペラの素朴さと、オペラを愛する心が作り上げるエネルギーというのが舞台にあった・・・。
・・・そんな公演だったと、僕のお客さんはおっしゃってくださいました。

明日は最終日。
決して気負わず、今日のような公演になりますように。


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