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2006/04/01(土)
オペラ「蝶々夫人」初日
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稽古を積み重ねてきた墨田区民オペラ「蝶々夫人」も、 ついに今日が初日。
合唱団の方々ともすっかり顔なじみになり、 とても良い関係で今日まで稽古を積んできました。 ----------------------------------------------
開演2時間前に楽屋入り。 それから順番を待って、メイク→衣裳→かつらの順でボンゾに変身していきます。 今日はまた昨日とは少しメイクも変わっていて、 メイクさんたちってゲネプロを見ていろいろ研究して、 より良いものを作るために妥協をしないんですね。 こういう職人的なこだわりがあって初めてオペラって成り立つんだなぁと思いました。
もう慣れたもので、本番までのテンションの持って行き方も順調。 衣裳を着てしまったのでトイレに行けないのはつらいけど、 ゆっくりと落ち着いて出番を待ちました。
楽屋の雰囲気もベテランの方が気さくに話をしてくださって、 とてもいい雰囲気。 緊張感がありながらもリラックスして時間を過ごせました。これって大事。 楽屋の雰囲気って舞台に表れますから・・・。
本番の演奏は合唱団もオケも区民の方が中心によるもので、 それはいろいろ音楽的な水準は決して高くないのかもしれませんが、 その熱意や、ひたむきな姿勢はプロの演奏とはまた違う意味で、 素敵なものだと思います。 僕らはその中で自分たちの持てる力を発揮できればいい。
区民オペラの素朴さと、オペラを愛する心が作り上げるエネルギーというのが舞台にあった・・・。 ・・・そんな公演だったと、僕のお客さんはおっしゃってくださいました。
明日は最終日。 決して気負わず、今日のような公演になりますように。
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