舞台裏日記
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2006/05/24(水) オペラ「ジャンニ・スキッキ」終了
強い雨が降る中、ティアラこうとうでオペラ「ジャンニ・スキッキ」公演が幕を開けました。

天候のこともあってか、客席の入りは6割くらい。
お客さんの入りはブッファではかなり大きい要素になりますから、
幕が開いた瞬間、ちょっと緊張が走りました。

今回、僕が演じたベット役は和服という設定。
役作りについて、演出部からはただ衣裳が渡されただけで、
あとはこちらに任されたので、ちょっと大変でした。
何よりもイタリアが舞台なのに、なぜ和服の男がいるのか…。
演出側としては、その違和感を狙っているのだと思うのですが。
でもお客さんに最後まで違和感を残したら物語を台無しにしかねない、
最初から爆弾を背負わされた気分でした。

まずは扇子を小道具として持たせてもらうことを許可していただいて、
それからとにかく「和服を着ている」という違和感を上回るほどの
「変なやつ」という印象を自分に塗りこんでいきました。

女衒みたいな、太鼓持ちみたいな…。
もしも日本人だったとしても「変なやつ」。
…【日本人が舞台にいる】ではダメなんです。人種を超えて変なヤツ…。


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振り返ってみると着物のさばきや、立ち姿など反省点が残るのですが、
でもあの設定で、確かに違和感はあっても、
単純に楽しんでいただけるほどの「違和感のなさ」は実現できたと思います。
今回は楽しかった。「苦労する」楽しさをたっぷり味わえた公演だったと思います。

お越しいただいた皆様。
お足元の悪い中、本当にありがとうございました。
お楽しみいただけていれば…嬉しいです。

※よろしければ感想などを書き込みしてくださいね。
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★ギャラリーに公演の様子をUPしました


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