舞台裏日記
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2006/06/30(金) あら・・・7月になってもうた・・・
今日は忙しかった!!

まず朝10時から聖歌隊のオーディション。
ヒゲを指摘されて落ちるかな?と思ったら受かりました。
よかったよかった。
その後13時半までいきなり最初の研修。

終わると慌てて中村橋へ。
14時から7月9日の朝霞でのコンサートに向けての合わせがあったのですが、
そこで歌う「赤とんぼ」の三重唱ヴァージョンのアレンジを頼まれていたのをうっかり忘れていて、
ラッキーなことに合わせの会場の近くに、僕がいつも教えにいっている学校があったので、
駆け込んで、音楽室で5分ほどで編曲をしました。

そんでもって少し遅れて合わせに到着。
他の方のソロ曲を練習していたのでまずは息を整え、
それから合わせにのぞみました。

終わったのが16時ごろ。
今度はダッシュで熊谷へ!「第九」の合唱指導です。
まずは実家に帰り、ご飯を食べて、車で熊谷へ。
19時スタート。ギリギリに着きました。

僕は今日もバスパート担当。
短い時間でいかに濃厚に、それでいてわかりやすく指導できるかがカギ。
ちょっと慌しかったけど、なんとか指定された部分まではやりきりました。

終わった後に簡単な打ち合わせをして、実家に一時帰宅。
少し歌の練習をさせてもらって、終電で帰宅。

最寄り駅に着いたけどお腹が空いたので、ラーメン(画像:黒胡麻ラーメン)を食べて帰りました。
1時過ぎちゃった・・・。
あ、もう7月じゃないか・・・。

2006/06/29(木) 暑い〜
汗っかきの僕にとって夏は地獄だ。
何よりも朝、Tシャツがびっしょびしょになって起きる。
夜中に自然にダイエットしているようなものだ。
これでまた痩せるんだよな〜。

今日は午前から授業をして、夜は二期会。

二期会は重唱の立ち稽古をやっていますが、
ちょっとだけ今日はグチを・・・。

常々オペラの現場でも思うことですが、
立ち稽古に入る前にどれだけしっかりとした音楽稽古ができるかが、
公演の質を決めると思います。
音楽だけでまずどこまで芝居をできるか・・・。
ひと呼吸ひと呼吸をしっかり作りこんでから立ち稽古に入るのが、
オペラの作り方としては重要だと思うんです。
ところがこの音楽稽古を端折って立ち稽古に入ってしまう現場が結構あります。

普通の演劇なら芝居の「間」というものは自分で作ることができますが、
オペラの場合はその「間」が限定されているわけで、
それを身体になじませる前に芝居をしたって上手くいかないのは当たり前。
・・・そのことをオペラ研修所でないがしろにしているのは、
ちょっと疑問です。
その作業は自分でやって来い・・ということなんでしょうけどね。

もうその役を過去に演じたことがある人物だったらまだしも・・・。

・・・っといらないグチでした。

2006/06/28(水) マザーコーラス&「仮面舞踏会」
今日もマザーコーラスには新しい方が入ってくださいました。
いよいよ最大の難関!「三つの抒情」の3曲目の音取り開始。
この曲はとっても美しいのですが、聴くと歌うでは大違い。
たびたび出てくる転調と、4〜6声部という複雑さ。
音取りにはまだまだ時間がかかりそうです。

夜は「仮面舞踏会」の立ち稽古。
大塚駅から都電荒川線で稽古場へ。

ワンシーンのみの出番ですが、逆にそのシーンだけでインパクトを残す演技と歌唱が求められています。
すごく難しい。
エンジンがかかる前に出番が終わった・・・なんてことのないように頑張らねば!!



・・・しっかし、暑かったですね今日は(汗

2006/06/27(火) 生徒はかわいい&気がかりな「退化」
今日も午前中から富士見で授業。
中学生も高校生も歌の試験中です。

みんなよく歌っていてかわいいですね。
中学生は素直でそのままの声で、
高校生はある程度の技術と勢いで歌っています。

それにしてもちょっと気がかりなのは、
中学生は歌うとき口がほとんど開かない・・・。
開けていないんじゃなくて、本当に開かない
んです。
アドバイスをするとちょっとだけ開くのですが、それだけでもずいぶん声が前に出てくる。
・・・というほど口を開けていないんです。

おそらく皆さんが想像している以上に、
口を全く開けずに歌っています。
〜これはこれで器用だな・・・と思えるほど。
まるで腹話術(←これは大げさな表現ではない)

これは食生活が原因でアゴの筋肉が発達していないことが理由だったりするそうですが、
極端な話、「アゴが退化している」ということでもありますから、
ここ数年だけでも見られるこの傾向は今後どんどん進むと思うとちょっとゾッとします。
数年後にはおちょぼ口だらけの日本人になるかもしれません・・・。

2006/06/26(月) 歌の試験
今日も月曜日ということで岩槻の高校へ。

雨の田園風景を歩いて通勤。
今日は面談と合唱の授業と、副科声楽の試験。

副科の子は4月からずいぶん上手くなったので、
とっても嬉しかったです。
(S君、読んでいたらメールちょうだい)

夜は二期会研修所。
全然、練習する時間がなくて正直煮詰まり気味・・・。
もう頭の中がパニックです。

う〜ちょっと夏までは整理がつかなそう。
毎回3演目違うものが入れ替わり立ち替わり当たるので、
せめて少しでも考える時間が欲しい。
・・・ってここで言っても仕方がないっか。

今日は疲れたから早く寝ようっと。

2006/06/25(日) 「仮面舞踏会」立ち稽古
今日は合唱さんも一緒に「仮面舞踏会」の立ち稽古。
僕の出るシーンは合唱さんたちも絡むので、
今日の稽古は重要でした。

さて帰宅したら早速「冬ソナ」の続きを鑑賞。
ああ・・・面白い・・・。

2006/06/24(土) キターーーーーーーーー!
今日は合わせに出かけて、帰りに楽譜を買いに池袋のヤマハへ。

偶然大学時代の同期のAんディーに会いました。
久々の再会になんだかギクシャク。
まぁそれもまた、古い友人との不思議な親近感に感じました。

彼と別れたあと、今度は先日「ルチア」でご一緒したT氏とばったり。
かたい握手を交わした後、「ルチア」のことを振り返りました。
どうやら来年あたりまたご一緒することになるそう・・・。
よろしくです。

--------------------------------------
帰宅してみると奥さんが知人からビデオを借りてきたそう。
タイトルは・・・

「冬のソナタ」
















でたー!!





とうとうきましたか・・・この日が。

現在、鑑賞中・・・。

そして・・・



・・・



はまった・・・。

2006/06/23(金) 熊谷「第九」スタート
早朝からサッカーW杯を観戦。
ブラジル戦・・・いや〜すごかったですねブラジル。
日本は残念。
--------------------------------------------

今日から熊谷の「第九」の合唱指導。
でも僕はバスパートのみの指導です。

「第九」の指導は経験も多いので、絶対の自信を持っています。
難しいのは、今回初めての人にもわかりやすく、
それでいて経験者も満足できる中身の濃さが要求されます。

我ながらいい指導ができたと思うんだけど・・・。
でもどうせなら全部やりたいんだけどな〜。
ねぇ。
たぶんアマチュアの「第九」指導に関しては誰にも負けませぬ。

パート練習の後の全体練習ではバスソロの部分を歌わせてもらいました。

声はどうやら完治した模様。
あとは暗譜ね。

2006/06/22(木) 「あとは脳みそ」・・・と言われても・・・
今日も午前中から授業だす。
といっても歌の試験を開始したので、それほど大変ではない。
・・・でも一人一人の声を聴き、
何か褒めてあげられることはないか?と探す感じ。
いちおう全員に歌い終わったら「良いところ」をコメントするようにしています。

・・・こんなんだから、評価はつけにくい・・・。
でも絶対に「粗探し」みたいなのはしたくないので。
だって僕は【評価】のために試験をしているんじゃないもん。
【教育】のためにしているんですもの。


夜はオペラ研修所。
昨日は「仮面舞踏会」の暗譜でキリキリ舞いしたところなので、
昨日の今日ではなかなか切り替えられず。
演出のS先生にも「頭の疲労が残ってるんじゃない?」って言われてしまう始末。

確かにここのところ研修所の方には集中ができない。
まずどうしても目の前のものから片付けねば・・・というのが働いてしまうのです。

とりあえず、次は再来週のコンサートまでに6曲暗譜せねば・・・。
ああああああああ〜(-皿-;)

そんなわけでサッカー、ブラジル戦の時間を待ちつつ、
床にばらまかれた楽譜をながめております。

2006/06/21(水) 疲労も取れてきて「仮面舞踏会」:汗
今日は午前中は完全に爆睡し、午後からマザーコーラス。
文化祭のための練習。2ndステージの曲をザーッと通してみました。
あと1曲まだ音取りをやり残しているのですが、
とりあえず、ある程度の形になったので安心しました。
次回からいよいよ難曲「三つの抒情」(三善晃作曲)の3曲目に手をつけます。

夜はオペラ「仮面舞踏会」の稽古に復帰。
「ルチア」が終わるまでしばらくお休みさせていただいたので、
今日はいきなり立ち稽古でした。
・・・まだ暗譜できていない・・・。

そんなわけで今週に入ってからずーっと「仮面舞踏会」のスコアを読む毎日。
なんとか今朝になって全部の歌詞が頭に入ったので、
緊張しながらも、気合いを入れて稽古場に入りました。

案の定、ところどころボロが出たりしましたが、
ひとまず荒立ちはついたのと、何回も返し稽古をしてくださったので、
何とかうまくいきました。
深く練りこむのはこの先ですから、今日のところは◎かな???

声もだいぶ治ってきました。

2006/06/20(火) グッタリですわ〜
今日は午前中から富士見で音楽の授業。
中2は歌のテストがスタートしました。
みんないい声・・・ほんと、若いって素晴らしい。

職員室で楽譜をながめていたら、いつのまにか爆睡・・・。
気を失うように椅子に座ったまま寝ていました。

夜は合唱団のヴォイストレーナーの仕事。
とても有意義な2時間でした。

2006/06/19(月) わしゃ〜疲れた〜
昨日の本番の疲れも癒えぬまま、今日もいつも通り仕事へ。

出勤するために駅まで歩いたらグッタリ。
貧血みたいになってしまって、立っていられませんでした。
『こりゃいかん』
と、よっぽど休もうかと思いましたが、
今日は音楽コースの生徒たちの、試験の前の最後のレッスン。
休むわけにもいかず根性で出勤しました。

一回具合が悪くなり電車を下車するなどしましたが、
1時間ちょっとかけて、なんとか到着。
学校に入るころには気合いも入り、体調も気になりませんでした。
我ながら大したもんだ・・・。

-----------------------------------
無事レッスンと授業を終え、電車を乗り換えて千駄ヶ谷へ。
オペラ研修所です。

この時点でもはや魂が抜けかけていましたが、
前半の基礎演技のレッスンは頑張りました。
後半、「清教徒」と「ルチア」のニ演目が当たりましたが、
集中力は完全にプッツンしちゃっているし、
最後の方は声も出なくなりました・・・。

終わった後はみんなで飲み会があったのですが、
限界を超えていたので帰らせていただきました。
這うように帰宅。

死にそう〜・・・明日も朝から授業だ・・・おやすみなさい〜・・・

2006/06/18(日) オペラ「ランメルモールのルチア」終了
やっと終わりました。
これで眠れぬ夜から解放される・・・。

一幕はお客さんが入ったことで響きがわからなくなり、
ちょっと様子を見ながら歌ってしまった。
結果的に固くなってしまってダメダメでした。

ニ幕以降は落ち着いて芝居にも集中できましたし、
声もだいぶ落ち着きました。
ニ幕以降は冷静にとてものびのびと歌えたと思います。

この辺がまだまだ経験が足りないなぁ。
そしてもっと技術を持たねば・・・。
プロとしての甘さを感じました。
(-_-;)

でも現時点での自分の限界を発揮できたんじゃないかな。
「若いエンリーコ」で開き直って歌いました。
役のイメージという先入観がどうしても自分の中にあったので、
自分の声で、キャラクターを出すことを重視しました。

声はまだエンリーコを歌うには太さも表現も足りない。
そういう自分の足りない部分を知ることで次へのステップにつながるはず。
いいところも悪いところも見えた意義のある公演でした。

お越しいただいた皆様、ありがとうございました!

2006/06/17(土) いよいよです!「ルチア」ゲネプロ
今日は朝10時から「ルチア」のゲネプロ。
本来なら駅前のダイエーの入り口から入るのですが、
まだダイエーすら開店していない状態。
裏の従業員出入り口から入館しました。

さて、調子ですが、
もちろん声はまだ全然起きていなかったので、
様子見しながら歌いました。

かなり声は回復。
なんとか間に合いました。

舞台の照明がとてもきれいで、ホール自体もとてもいいホールです。
歌いやすいとは言えませんが、客席で聴く限りは細かいニュアンスも見えるホールです。

衣裳は実は自前でそろえたのですが、
みんなからは「ホストみたい」・・・と言われました。
キンキラキン★です。

とってもいい舞台になったと思うので、
あとはお客さんの入り次第・・・。
何よりも僕らはお越しいただく方がいて初めて歌えるんですもんね。

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ゲネプロが終わり、建物内のレストラン街へ。
たくさんお店があるので、明日お越しの方はランチをされてから、
いらっしゃると良いでしょう。

昼食を済ませて初日組の本番を鑑賞しました。
お客さんの入りは7割くらい(8割入ると満席と言われています)
・・・いいなぁ〜明日はどれだけ入るかな?

A組の皆様、とても調子も良く、
素晴らしい演奏でした。
エンリーコ役の山崎さんもとても重みがあってどっしりしたエンリーコ。
僕にはできない役作りかも・・・まだ若さが残る迷えるエンリーコで頑張ります。
(実際は20代前半の役)
------------------------------------
その後、近くにある僕の勤務先の学校へ。
音楽室でもう一度改めて声を出してみました。

・・・

良し。全快。絶好調!

いや〜一時はどうなるかと思ったけど、
これで思いっきり本番にのぞめます。
頑張ります!!

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↓ゲネプロ(終幕)の様子。星がまたたいています。

2006/06/16(金) 佐藤功太郎先生
指揮者の佐藤功太郎先生が昨日、十二指腸ガンでお亡くなりになりました。
まだ62歳・・・これからというときに・・・。

僕は芸大時代のことを思い出します。

友人たちと新入生歓迎コンサートを企画し、
僕はオペラ「ヘンゼルとグレーテル」の指揮を任されていました。
練習する場所もなく、校舎の中の廊下で練習をしていると、
功太郎先生がたまたま通りかかりました。

普通ならそのまま無視して行かれると思うのですが、
先生はわざわざ足を止めてしばらく様子をながめていると、
僕らにやさしく話しかけてくださいました。

先生「『ヘンゼルとグレーテル』をやるんだね。」
僕「はい。でも難しくて。」
先生「うん。これは難しい作品だよ。たとえばどこが難しい?」
僕「たとえば序曲のココが・・・」
先生「ふむ・・・ココはね魔女のテーマなんだ。魔女が足を引きずって歩いている感じがわかるでしょ。」
僕「なるほど。ありがとうございます。」
先生「頑張ってね。」

指揮科でもないし、見ず知らずの生徒のために快くアドバイスしてくださった先生。
なんて大きな人だろう・・・とそれ以来ずーっと尊敬していました。
その後、あるお仕事でご一緒させていただいたとき、
出演者の僕ら学生をお家に招いてくださり、ご馳走してくださいました。

本当に素敵な方だった・・・。
いつかソリストとして先生とご一緒する機会を得て、
改めてそのときのお礼を言うのが僕の夢の一つでした。
しかしその夢はついに叶いませんでした。

佐藤功太郎先生のご冥福をお祈りいたします。

2006/06/15(木) だいぶ回復
HPサイト内の「出演予定」で、
オペラ「ランメルモールのルチア」(6/18)の、
開演時間が間違って表記されていました。


・・・正しくは

【14:00開演】

ですので、再度ご確認の上、
お間違えのないようお越しください。


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今日は学校で授業。
高3では作曲の授業もスタート。
みんな独創的なメロディを書いてくるので、感心。
ポップスのような複雑なリズムも目立ちました。

中2の授業ではベートーヴェンの「運命」。
授業時間50分では足りない!!
かなりかっ飛ばしてソナタ形式を説明しました。
(授業でも行っている内容が「音楽解説」にも入っています)

それにしても、ほんと生徒たちはかわいいね。
僕がお父さんだったら、やっぱり彼氏なんか連れてこようものなら張り倒すね・・・。
うちの娘はやら〜ん!!(妄想中)
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夜は二期会研修所。
声もだいぶ回復しました。まず今日はしゃべり声が普通に出てるもん。
まだ自分自身がおっかなびっくりな感じで声を出しているので、
全快とは言えませんが、
明日にはばっちりでしょう。

皆さんご心配をおかけしました。
・・・チケット・・・まだ残っています

ぜひぜひ、ムリをしてでもお越しください!!(笑

2006/06/13(火) 休むに休めないつらさ
今日は学校で3時間授業。
夜は「ルチア」の通し稽古。

声を休めなければいけないのに、
休めないつらさ。

いっさい声を出さない日をあと二日は作らないと治らない。
だれか僕にコピーロボットをください。

2006/06/12(月) もうすっかり立ち直っている僕って・・・
午前中にビクビクしながらも耳鼻科へ。
どうかタコとかできていませんように〜(-||-)。

・・・で、結果は・・・

「多少炎症はしているけど、何もできてないよ。とてもキレイな声帯だ。」
だそうです。

・・・で、原因は?・・・

鼻を見てもらったらまっ赤!どうやら花粉アレルギーで腫れているようでした。
その炎症がノドにまで届いてしまったのが原因らしい。

ホッとしました。
・・・でもそれならおとといの本番は対処できたな・・・クソ〜!!

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お昼から開智高校へ。
レッスンをして、合唱の授業をして、一人体調不良でレッスンを休みにしたので、
早めに学校を出て千駄ヶ谷へ。

モス●ーガーで腹ごしらえをして、
二期会研修所へ。
今日は前半が基礎演技の授業。・・・難しかった〜。
僕は集中力がなかったな〜。ダメダメでした。

3演目暗譜したんだけど、
頑張って暗譜していた頃に比べて、徐々に暗譜が刃こぼれし始めている・・・。
やばいぞ〜。
覚えなおしか?!!
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サッカー日本代表・・・。
川口なにやってんだ・・・4年前から何も成長していないじゃないか。
完全にその前のファインセーブで冷静さを失っていたね。
何回こういうシーンを見たことか・・・ガッカリです。

2006/06/11(日) 少し回復したか?
今日はお昼から「ルチア」の通し稽古。

昨日の今日で声は出さないように気をつけています。
テンションだけは下げないように、気合いで演じました。

夜は休ませていただいて行きつけのマッサージ屋さんへ。
全身をほぐしてもらいました。
モモの裏とか、背中とか首とかガッチガチ・・・。
マッサージが終わるとおもりを脱ぎ捨てたかのように楽に。

「歌った後とかに冷たい水を飲んじゃダメですよ」と注意された。

今日は奥さんも遊びに行っているし、
一人さびしく夕食はコンビニ弁当でした。

2006/06/10(土) 立ち直れない・・・
昨日の日記でちょっと弱気発言をしていたのも、
今日の本番までにはなんとかできるという自信があったからだったのですが、
本当に本番ではひどいことになってしまいました…凹

共演者の皆さん、お客さんの皆さんにも申し訳なく、
深く深く落ち込んでいます。

体調管理もしっかりやっていたし、風邪もひいてはいなかっただけに、
ナゼ声が出なくなったのかがわからない…。
それだけにどう反省して、次につないでいけばわからないでいます。
とにかく月曜日には朝一で耳鼻科に行ってきます。


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僕の出来はともかく、コンサートはとても良い公演でした。
僕の最初の大恩師:大澤壮吉先生の退官記念コンサートということで、
先生の指揮で歌うのはこれで最後なのかなぁと思うと感無量。
アンコールの「熊谷高校校歌」では、客席にいた熊高生(後輩にあたる)が、
皆ステージのすぐ前まで集まって、全員で肩を組んで一緒に歌ってくれました。
二階席でも同じ光景が見られました。
僕は胸が熱くなって歌えませんでした。

先生が指揮台をおり、一人舞台袖へ去っていく様子を見たとき、
突然涙がこみあげてきました。
本当に僕にとって、「音楽家」としても「人間」としても、
最高のお手本です。

そもそも「大澤先生みたいになりたい」と思って音楽を始めたのがきっかけで、
今に至ります。
まだまだ自分は足元にも及んでいないけど、
そんな尊敬のできる恩師が自分の中に存在していること自体が、
とっても幸せなことだと思いました。

終演後、やはり声がおかしかったので、
とっても心残りでしたが、パーティーには出席せずお先に失礼してきました。

2006/06/09(金) やっべ〜
昨夜は帰宅するとすぐ寝てしまうし、
よっぽど疲れがたまっているらしく・・・。

今朝になったら全然声が出なくなっていた。
明日のリハに行ったものの、
その後、悪化して話し声まで出ない・・・。

明日だいじょうぶかな・・・。

・・・だいじょうぶ、だいじょうぶ。
これまでどんだけ修羅場をくぐり抜けてきたと思ってんだい!

いっさいしゃべらないようにしていたら少し回復。
明日には治るでしょう。
早く寝よ。

2006/06/07(水) 「ルチア」オケ合わせ
午前中に歯医者へ。
今日で治療は終わりで、歯のクリーニングをしてもらったのですが、
その最中に新たな虫歯が発見されました。
結局まだまだ治療は続行です。


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午後は成田先生に新大久保でレッスンをしていただきました。
「ルチア」の細かい部分をチェックしていただいて、
いざオケ合わせへ。

時間を潰すために渋谷をプラプラ歩いてみました。
久しぶりの渋谷の街。

かわいい女の子や、ちょっと切れ味鋭い感じの男の子、
仕事終わりのおじさんや、買い物に来ているおばちゃんや・・・
いろんな人が川のように流れてゆく。
その流れの中に紛れ込みながら、なんとも言えない懐かしさを感じました。


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夜6時から渋谷のエレクトーンシティでオケ合わせ
エレクトーン2台と、1本ずつの弦楽器、エレキ・パーカッション。
かなり生のオーケストラに近い音で、アンサンブルがばっちり合ったときには、
プロのオーケストラよりもすごい音になる。
徐々にオケの呼吸が合ってくると、
本当に生のオケと合わせているのと違いがありませんでした。

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今日は演技つきのオケ合わせだったので、
お昼のレッスンで注意していただいたことが頭にありながらも、
ついつい力んでしまうところもありました。
まだまだ修正の余地は大いにあることが自覚できて良かったです。

ここのところ毎日声(の出し方)に手を加えていて、
細かいチューンナップをしている感じ。
なかなか満足いくバランスには至りませんが、
この悩んでいる感覚が楽しくて仕方がない。

プレッシャーのある日常って、幸せなのかもしれない。

2006/06/06(火) 学校&合唱団のヴォイトレだす
学校で授業。

放課後に卒業生で、今年音大に入学したW田くんが遊びに来ました。
職員室でいろいろ話をしました。

夜は川口で合唱団のヴォイトレをしてきました。

以上です編集長〜。(古っ!)

2006/06/05(月) 久々に凹む
今日は久しぶりに開智高校へ。
のどかな田園風景…やっぱ遠いな〜。

レッスンは生徒たちにアドバイスするとすぐ良くなるから嬉しいです。
若いっていいですね〜。

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それから二期会へ直行。
疲れからか移動中の電車の中で爆睡し、寝ぼけながら千駄ヶ谷に到着。

二期会会館の前で、昨年の新国立での「ジャンニ・スキッキ」でご一緒したA垣さんとばったり会いました。
懐かしさで話が弾みましたが、授業が開始になってしまうので、
後ろ髪を引かれながらも別れました。

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今日の研修所の授業は面白かった。
演出のS先生の基礎演技のレッスン。
その役になって「抱き合う」「すがりつく」を実践。
エンリーコとルチアが抱き合ったとしたら、どんな抱き合い方になるのか。
ジョルジョとエルヴィラが抱き合ったらどうなるのか。

役の関係性で「抱き合う」というキーワードでも全然違うものになることを学びました。
普段オペラの中では何気なくやっていることだけど、
改めて「型」として勉強すると、納得だらけの授業でした。

・・・で、今日は僕は「清教徒」のデュエットと、「ルチア」のデュエットが当たりました。
声は最悪・・・今日は本当にひどかった・・・。
二期会会館のスタジオはなんであんなに響かないんだろう。
オペラの施設のはずなのに。
あそこで歌うたびに声が悪くなる気がする〜なんて言い訳はやめましょう(反省)

2006/06/04(日) 熊谷市民音楽祭
今日はベーレンタール男声合唱団が出演する市民音楽祭。
熊谷まで1時間半かけて電車でトコトコ##

リハーサルでは若干みなさん緊張している様子。
そこでお話をしました。

「緊張」には2種類あって、
1つは、人に見られているという外部的要因による緊張。
もう1つは、これまでの練習の成果を本番一回で出し切らなきゃいけないという内的緊張。

前者は仕方のないことだとして、
後者は自分たちのこれまでの努力があってこそ生まれる緊張。
この種類の緊張を味わえることってすごく幸せなことだと思います。
自信を持って。自分たちの力を出し切れればいいのです。
--------------------------------------------
かなり難しいアレンジの「Amazing Grace」を歌いました。
楽譜を見たとき…「これ本当にできるのかなぁ」と思いましたが、
今日までじっくり練習してきて形にできたので感心しています。

本番は練習の100%ではありませんでしたが、
「ハーモニーを聴く」という課題を見事にクリアしていたと思います。
皆さんお疲れ様でした。

---------------------------------------
帰りはグッタリ…。
大宮駅でご飯を食べて帰りました。
本当に疲れた…自分が歌うよりも緊張しますね。

↓今日の会場「さくらめいと」10日には僕もこの会場で歌います

2006/06/03(土) 今日も「ルチア」立ち稽古
今日は奥さんと、奥さんのお友達(以前僕もオペラでお世話になった方)と、
お昼ご飯を食べに所沢のカプリチョーザへ行きました。

夕方からは昨日に引き続き「ルチア」の立ち稽古。
昨日試したことを今日も試したけど、まだ若干身体には染み付いていない。
もっと大胆にやっていかないと、叩き込むには足りない。

昨日やったことを繰り返そうとしても、
最初にできたときよりもテンションが低くなるのは必然ですから、
常に新たな気持ちでやらなくちゃいけませんね。
「形」としてはだいぶ落ち着いてきましたから、
ここから一分一秒を新鮮な気持ちで、毎回「発見」にしていかなければです!!

2006/06/02(金) 「ルチア」&熊谷ベーレンタール
午前中たっぷり寝て、お昼から「ルチア」の立ち稽古。
今回の『セミステージ形式』はやっぱり面白い!

役者は全員前を向いて歌います。

でも演奏会形式ではありません。


つまり全ての対象物(人)を前に見据えて演技をするのです。
だから、お客さんは役者の全ての表情をしっかりと見ることができます。

役者側は一瞬たりとも隙を作ることができませんし、ごまかしも効きません。
お客さんは同時中継で全ての人物の表情を見ることができます。
各場ごとに入るナレーションによって、お客さんはストーリーは全て頭に入っているので、
役者のちょっとした表情の変化、声の変化で、物語の詳細を読み取るのです。

舞台上にも一切の妥協が許されないプレッシャーが。
客席側にも表情や声を集中して読み取ろうとする緊張感が。


自分が出ていないシーンは見学をしているのですが、
普通の舞台よりも心理描写がはっきりと見て取れるし、
逆に芝居が切れた役者が1人でもいると、そこがすごく目立ちます。
こりゃあ面白いわ!!



稽古の途中で共演者のUさんから声に関するアドバイスをいただきました。
とても参考になるご意見だったので、早速試してみました。
すごくいい!!
悩んでいたことも少し解消されました。

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夜は熊谷へ。
ベーレンタール男声合唱団の指導です。
あさってが熊谷市の音楽祭なので、今日が最後の練習です。

本当にいい合唱団になりました。
ハーモニーもだいぶ落ち着いてきたように思います。
あさってが楽しみです。

そんなわけで今日も午前様。

2006/06/01(木) 今日も研修所
暑かったですね〜。
6月に入り、衣替えです。

今日は午前から学校で授業。
高3では予告どおり作曲をします。
簡単な曲の作り方をざーっと教えて宿題。

授業の最後に、生徒全員に関わらせて1曲作ってみました。
主和音からスタートして、
次の音を前の音より上にするか、下にするか選ばせて、
1人1音ずつ。

ね。簡単でしょ?
音なんて最初の音から上に行くか下に行くか、同じ音を続けるか。
それだけですからね。
さぁ〜頑張って作ってらっしゃい!

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午後の中2の授業は盛り上げるためにハイテンションで…。
ちょっとやりすぎて疲れた。

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夜は二期会研修所。
今日は「ルチア」の二重唱をマエストロに指導してもらいました。
ちょっと確信したことがあったので、
思い切って歌ってみました。
いろいろアドバイスをいただいて歌ってみたら、また曲のイメージがふくらみました。

音楽稽古は互いの音楽のぶつけ合い。
その火花がまた新たな音を生むって感じで、すごく楽しい。
真剣勝負であればあるほど、想像以上の成果が生まれるんですね。
歌い終わったら魂が抜けたようになっていました。
声はちょっと力んでしまった…このバランスが難しいですね。


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