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2006/06/02(金)
「ルチア」&熊谷ベーレンタール
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午前中たっぷり寝て、お昼から「ルチア」の立ち稽古。 今回の『セミステージ形式』はやっぱり面白い!
役者は全員前を向いて歌います。
でも演奏会形式ではありません。
つまり全ての対象物(人)を前に見据えて演技をするのです。 だから、お客さんは役者の全ての表情をしっかりと見ることができます。
役者側は一瞬たりとも隙を作ることができませんし、ごまかしも効きません。 お客さんは同時中継で全ての人物の表情を見ることができます。 各場ごとに入るナレーションによって、お客さんはストーリーは全て頭に入っているので、 役者のちょっとした表情の変化、声の変化で、物語の詳細を読み取るのです。
舞台上にも一切の妥協が許されないプレッシャーが。 客席側にも表情や声を集中して読み取ろうとする緊張感が。
自分が出ていないシーンは見学をしているのですが、 普通の舞台よりも心理描写がはっきりと見て取れるし、 逆に芝居が切れた役者が1人でもいると、そこがすごく目立ちます。 こりゃあ面白いわ!!
稽古の途中で共演者のUさんから声に関するアドバイスをいただきました。 とても参考になるご意見だったので、早速試してみました。 すごくいい!! 悩んでいたことも少し解消されました。
----------------------------------- 夜は熊谷へ。 ベーレンタール男声合唱団の指導です。 あさってが熊谷市の音楽祭なので、今日が最後の練習です。
本当にいい合唱団になりました。 ハーモニーもだいぶ落ち着いてきたように思います。 あさってが楽しみです。
そんなわけで今日も午前様。
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