舞台裏日記
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2007/02/01(木) ジェルモンが見えてきた
今日は中学入試の採点のお手伝い。
社会科の採点をして、正答率などを調査していたら2時間くらいかかりました。
結局昼食を食べ損ねた・・・。

仕方なくマックでハンバーガーを食べ、再び学校へ。
来週早退しなければならないので、そのために自習課題を作成。
全ての準備を終えてようやく学校を出ました。

夜はオペラ研修所。
今日は2箇所で同時展開授業。
「ドン・パスクァーレ」の立ち稽古と、音楽稽古。
「椿姫」の音楽稽古でした。

特に「椿姫」は1時間レッスンしてもらいました。
細部に至るまで入念に音楽作りをしていく過程はとても楽しかったです。
先生によって意見が違うのですが、指揮の先生は、
「ジェルモンは悪いやつじゃあないんだ。ただ家族を守るために必死だったりするんだ。」
とおっしゃっていました。僕も全く同感です。

格式と家族の愛。
そしてその完成された人格をもってしても動揺や感情を抑えきれない瞬間がある。
それを楽譜の中に見い出し、それを抽出し、自分の体内に取り込んで歌う。
そういう作業の繰り返しだったのですが、1フレーズ毎にジェルモンの人物像と声が深さを増す感じでした。
これをキープしたいです。

「ドン・パスクァーレ」は対照的に、マラテスタの人物像よりも、
楽譜通り、正しいピッチで歌うことでキャラクターも芝居も作られてくる。
全く違うアプローチをしなければならない・・・。

ヴェルディとドニゼッティでは違う角度から譜読み・練習をしなければいけないんだということを勉強しました。


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