|
2007/02/13(火)
「魔笛」マエストロ稽古
|
|
|
今日は午前中から授業をしてから、夜は「魔笛」のマエストロ稽古。 日曜日の稽古が中止になった関係で、練習不足のまま立ち稽古に入る前の最後の音楽稽古です。
今日は橘マエストロが久々の登場。 前回お会いした1月頭のときは僕が譜読み不十分な状態だったので、 今日はリベンジ!と思ってのぞみました。
若干、自分の思い描いていたテンポと違っていて、最初はうまく曲に乗り切れなかったのですが、 じょじょにマエストロのテンポに自分がリンクしていく感じで、 最後の方はこちらからもやりたいテンポを提示できるようになり、 いいアンサンブルができたような気がします。
出演者が多いオペラですし、どうしてもアンサンブル練習が中心になりますので、 アリアやソロの部分が多いパパゲーノの練習は割愛されてしまいます。 明日から立ち稽古なのですが、まだアリアは計2回しか歌わせていただいていない・・・。 大変だ〜(汗)
パパゲーノは芸人・興行主であるシカネーダが演じるために作り上げられた人物ですが、 モーツァルトの書いた楽譜を読む限り、 パパゲーノはただお客さんを笑わせるだけのために存在するのではなく、 一人の生きた人間(このオペラの中で一番リアルな人物)として書かれていると思います。 真剣に生きて、それがあまりにもリアルだから見ていて面白いのだと思います。
僕はオペラの最後の「パ・パ・パ」はお客さんに楽しんでもらうと共に、 『涙』してもらいたいと思っています。 そこを目標にオペラの冒頭から演じます。 どうぞお楽しみに。
---------------- 奥さんからバレンタインチョコをもらいました。
|
|
|
|