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2007/02/22(木)
あ、今日って「2」のゾロ目の日だ!
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今日、実家に帰省していた妻が戻ってくる予定だったが、 どうやらあちらでインフルエンザにかかってしまったらしく、 帰省が延期。 相当つらいらしく早朝からメールが届きました。 大丈夫かなぁ・・・。
さてさて・・・。 午前中ゆっくり起きて病院へ。 昨日くじいた手首を診てもらうが、大したことはなさそうなので、 湿布薬だけ処方してもらう。 まだ、物を持ったり、手をひねる等すると痛む。 まずはできるだけ負傷した筋肉を休めることだそうだ。
午後は一時間だけ授業。 中2の歌の試験で、「蛍の光」を3人ずつ歌わせる。 ワンフレーズを2人ずつ歌ってローテンションしていきながら、 最後のフレーズだけ3人全員で歌う。 声の重なり方で音色が変わるし、 たった3人でも2人のときよりも1人増えるだけで音に厚みが出ることを感じながら、 その中で「自分の声」・・・「自分という存在」を感じながら歌えていたら嬉しいな。
夜はオペラ研修所の最後の授業。 来週月曜日の試演会(重唱試験)のためのゲネプロでした。 早めにスタジオに入り、舞台転換の練習(舞台転換も自分たちでするのです)。 それから一気に全演目を上演します。
僕は・・・ 2番目の「ドン・パスクァーレ」1幕 5番目の「椿姫」2幕 8・9番目の舞台転換と 11番目の「リゴレット」2幕
「ドン・パスクァーレ」では今日の声の調子を探りながら歌ってしまった感じなので、 もう一つ100%出し切れた感じではなかったのですが、 いちおう大まかな外枠はきちんとできたと思います。 あとはあと一歩の思い切り。
「椿姫」は、やや音色を気にしすぎたばかりに、 声に関しても演技に関しても小細工をしすぎた。 結果としてどちらも外に出ず、自分の中でもがいてしまった。
舞台転換はちょっと手首が痛くて・・・。
「リゴレット」では、とにかく思い切り頑張った。 細かいテクニカルな部分で甘さが出てしまったけど、 表現としてリゴレットの狂気性は今までで一番できたと思う。 ただ、まだまだ100%・・・この役は120%にまで達しないと、 そのキャラクターの異常性が出てこない。 でも最後まで集中力を切らせず演じきれたのは自信になった。
------------------ ゲネプロ後は各先生方から個別にダメをもらう。 その内容は細かい部分に対する指摘はあったにせよ、 皆さんとても温かいものでした。
最近、涙腺が緩みがち。 目には見えない、自分に対する深いところからの「愛情」を感じると、 ついつい胸にこみ上げるものが湧いてしまう。 自分は実はとても「愛」に飢えていたのかもしれない、と気づく今日この頃でした。
・・・これで研修所での授業も終わりなんですね。 長い一年だった・・・。 (まだマスタークラスという上のクラスがありますが・・・) 月曜日は悔いが残らないように全ての想いをぶつけないとな。
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