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2007/02/26(月)
長い一年でした〜!!
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今日はオペラ研修所の終了試験。 オペラのワンシーンを演奏していきました。
まずゆっくり起床したら、しっかりと朝食を食べてのんびり。 落ち着かない気持ちを抑えながら時間の経過を待ちます。 2時過ぎにようやく家を出て、ちょっと銀行に寄ってから駅へ。 池袋に出て「肉を食べよう!」と思い、メトロポリタンプラザ7階の「つばめグリル」へ。 "つばめ風ハンブルグステーキ"とご飯大盛りを注文し、 前菜の生トマトからゆっくり食べました。 お肉のエネルギーをしっかりと身体に充填して、いざ千駄ヶ谷へ。 まだ少し時間があったのでカフェでモカを飲んでから、会場入りをしました。
研修所での試験は舞台装置から小道具に至るまで、全て自分たちで管理しなくてはならないので、 イスやら机やらのセッティングやバミリをチェック。 発声を軽くしてから控え室に入って準備をしました。 他のクラスの助演で来ている知り合いの歌い手さんたちに会い、 とてもリラックスした状態でスタンバイしましたが、実際舞台袖に入るとすごい緊張。 本番でもこんなに緊張したことはないのに・・・。
「ドン・パスクァーレ」 「椿姫」二幕 舞台転換 「リゴレット」二幕
とにかく緊張の連続と気持ちの切り替えで、めまぐるしく時間が過ぎていく。 終わってみればあっという間でしたが、体力も使い果たし、 カーテンコールのときにはヒザが笑っていました。 つくづく体力がモノを言う・・・。 今回一番学んだことの一つです。
個人的には最後の「リゴレット」でミスをしてしまったので落ち込んでいましたが、 打ち上げで先生方のお話をうかがうと思ったよりも高く評価してくださいました。 「課題はもちろんあるけど、今日君はとても輝いた瞬間があった。 輝く瞬間があるヤツが将来生き残っていけるんだよ。」 と、ある先生がおっしゃっていました。 ミスばかり気にしていた僕は「目から鱗」。 失敗を恐れてミスなく歌うよりも、輝く瞬間を増やしていける歌い手になりたい、と思いました。
この一年・・・。 本当に苦悩の連続でした。ストレスで声が出なくなったときもありました。 2月に入ったときまで研修所に通うのが辛くて辛くて、 何度も辞めようと思いましたが、 最後の最後に多くのことを学びました。 きっと一年前の自分からは想像できないほど、 心技体すべてにおいて少なくとも成長できたのではないでしょうか。 いい一年だった。 ご指導くださった先生方、本当にありがとうございました。 クラスメイトのみんな、お世話になりました。また会いましょう。 来年度は・・・まだ何も考えられませんが、勉強の日々は一生続きます。
さ!! これで全身全霊を「魔笛」に注げる! よーし、やるぞー!! ---------------- 明日、奥さんが帰ってくるそうです。 短い一人暮らしも今日が最後。
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