舞台裏日記
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2007/03/22(木) 覚悟
自分の中でのルールがあります。
「自分自身が納得のいかない公演が2回続いたら、プロとして失格。
 そのときは潔く引退しよう。」

もちろん僕の力は、聴きに来てくださった全ての方を納得させるほどのものではありません。
でも、せめて自分自身「やりきった!」というものをお客様の前で出せなければ、
それは許されないことだと思うのです。
たとえそれがどんなに小さな公演だったとしても。

僕の【売り】は「声」でも「演技」でもなく、唯一・・・『精一杯さ』だからです。
精一杯やってダメなら、それは僕の力はそれまで。
それで出演依頼が来なくなれば終わりです。

でもたくさん出演させてもらっても、それが自分で納得のいかないものだらけだったら、
お客様にも、共演者にも、主催者にも・・・多くの人に申し訳ないし、
自分自身にもウソをつくことになりますし、そこまでして続けても意味のないことだと思います。

・・・ってかっこいいことを言っていますが、
要は、そうやって自分を追い込まないとすぐ怠けてしまう性格なのです。
あきらめない。妥協しない。手を抜かない。
この精神だけは貫こうと思います。
だって、僕の潜在能力はまだまだこんなもんじゃあないはずですから。
・・・結局ナルシストなんですよね・・・。

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さて、今日は4月のコンサートの伴奏者さんに楽譜を送って・・・
実は、ある曲を移調していたのですが、どうも納得いかなくて結局全部編曲し直したのでした・・・
・・・そうこうしているうちにすっかり遅くなってしまった。

それから耳鼻科へ。
どうやら気管の方が少し炎症しているけど、大したことはないので、
とりあえず薬でアレルギーと炎症を抑えるだけにしてもらいました。

夜は川口。
ピアニストさんが急遽お休みになったので、一人で頑張りました。
そんなわけでアカペラの曲だけを練習しました。
武満徹の作品より〜。
★「さくら」
・・・まず音が下がらなくなりましたね!!ブラヴォー!!
 難しい部分の音の確認とハーモニーを徹底的に練習しました。

★「島へ」
・・・恋の歌なので、さわやかに聞こえるよう。
 フレーズの終わり方が余韻を作るように。楽譜(拍子や記号)よりも、
 自分の感性で曲を歌い上げるように。

★「小さな空」
・・・一度全員でメロディを歌い、素朴な優しい旋律をじっくり味わってみました。
 その上で言葉の発音の仕方がわざとらしくなったり、硬くならないように、
 飽くまで「優しさ」を最優先で歌うよう指示しました。
 これ、意外と日本語の曲を歌う上での落とし穴です。
 (※水曜日の日記を参照)

ともかく毎回少しずつ着実に上達していますので、自信を持ってもらえるように、
頑張って指導していきたいと思います。


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