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2007/04/12(木)
音を聴きて心波打つ
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今日は川口市民合唱団の指導。 僕自身が今何を教えるべきことがはっきりしているから、 団員さんたちも歌いやすいみたい。
まずは今日は「自惚れて歌う」ことをアドバイス。 自分の声をよーく聴きながら歌い、 「私の声って何て美しいんだろう!」 「私の立ち姿・顔の表情って何て素敵なんだろう!」 と思いながら歌うこと。 そうすることで自分の声のイメージを抱けるし、 伸び伸びと歌える。
このアドバイスが驚くほど効いたみたいで、皆さんの声が突然輝きました! これには僕が一番びっくり。 やっぱりイメージと自信って大事ですね。
前半は武満徹の作品を。 「島へ」「小さな空」はまずは良いイメージで歌うこと。 音の強弱を、声の強弱ではなくてテンポの強弱で作ること。 この2つでかなりレベルUP。 「さくら」も同様の方法で歌うことで、 以前までデクレッシェンドやPPが抜けた声になっていたものが、 しっかりとした芯のある声で歌えるようになったのでハーモニーも安定しました。
後半はフォーレの「レクイエム」 徹底してテンポを共有して動かすことに集中しました。 集中力が高い音楽になり、とても素晴らしい表情のフォーレクになりました。 今日は僕もブラーヴォ!を連発していました。
何度か鳥肌が立つほどのアンサンブルが生まれた瞬間があり、 僕自身の自信にもなりました。 反応よく僕からのヒントを吸収してくださった皆さんに感謝!!
----------------- ※画像は僕の新しい宝物:小さなパパゲーノ&小さなパパゲーナからの手紙
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