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2010/06/03(木)
遅めの夏
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6月になったけど、まだ半袖の夏服を着る気分じゃないし、紫陽花よりも庭のツツジが綺麗だし。 →
ストレスが一番の原因の持病は完治することは、 もう無いらしい(涙)ので、上手に付き合うしかない。 炎症を抑える為に飲む薬と塗る薬を処方されてる・・・・ って、先生この前 塗り薬忘れてるやん!! ほんまにええ加減な医者とええ加減な患者ですわ。
今日は実家の亡父の月命日。 まだ5ヶ月かぁ。 亡くなったことなど忘れてるような毎日を送る 嫁に出た年月の方が長い長女だけど、 時々お風呂に入ってる時とかに、 亡くなるまでの何週間かのことを急に思い出して涙が止まらなくなる時がある。
怖かった父が子供に返って、娘に下の世話までも されるがままになってたあのたかが何週間かの毎日。
亡くなる前日にも会話はできてて、正月三が日が明けたら栄養摂る為の点滴しに行くだけでも病院に連れていこう、でももう母娘の力じゃ動かせないから、救急車呼ぼうか、、、
その日、家に帰ってからも深夜まで息子2号と 「もう実家じゃ男手無くて介護無理や」って話して 2号が「うちで看ればいい!」って。。。。
その翌日、あっけなく眠ったまま逝っちゃって。
最後の言葉は、夜中に痛む背中を擦ってくれた次女への「ありがとう」だったこと。 おくりびと=納棺士さんに、好きだったお風呂に入れてもらい綺麗にしてもらい、最後まで男前だったこと。 冷たいけど、眠ってるだけのような顔を何度も何度も撫でた。
亡くなってから葬儀までの四日間、息子2号(孫2号か)がずっと静かに泣いてたこと。 親族で精進料理を食べる場でもハンカチ目に当てて泣き「なんでそんなに?」と聞いたら「ここ(会席の場)に、じいじだけが居てへんのが悲しい」と言うのに、また皆もらい泣きしたこと。
じいじ、幸せやったよねぇ。 終わり良ければ全て良し、よねぇ。
毎年咲く、この庭のツツジに今年やけに心惹かれるのは 気付かぬ間に5月生まれの父を思い出してるのかな。
もう6月だよ。 夏が来れば初盆だ。
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