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2005/10/26(水)
久しぶりの実家訪問?
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母が旅立ってからの父は抜け殻同然の生活に変わり だけども依存心だけは人一番強いこの人が どんな状態になってもダイッ嫌いだった。 (多分一番キョウダイの中で父のDNAを受け継いでるからだと 自分でも最近マスマス思うようになりまして・・・・) そんな父が私の顔をみるなり 「トラは可哀相やな、ホンマに可哀相や! じいちゃんトラに会いたいわや、 トラはホンマにエエ子やったなぁ〜あんな賢い子はおらんわ、 トラは可哀相やな」って何度も言うんですよね。 母が亡くなって私が家を飛び出した日から数年経つ中で父は 「トラだけは連れて行かんでくれっ」 てコトで実家にトラを置いて出た。 父は日を追うごとにチョイボケになり トラも段々汚い犬へと変化していった。 週末ごとに私達のトコに連れて来ては シャンプーさせての繰り返しで・・・・ ある出来事がきっかけでトラをこっちに引き取って、 はれて親子一緒に暮らし始めるようになった矢先の トラの病気発覚。文章にするにはあまりにも悲惨な親子関係、 トラとの人生感、今までの償いにもみえる、罪にもみえる、 罰にもみえるこの1年間・・・・ (母にしても死を迎える数週間前まで トラの事だけは記憶に残ってた。 そして、父もボケ始めてからもトラの事は記憶にあるようで つくづくこの子の存在の大きさを感じさせられたりする。) 今回の事でどんなに文明の力に感謝した事か・・・・ デジカメから始まり、HP・ブログ・・ この子のイッコイッコが鮮明に映し出される想い出と共に 生き続けてる画像と文章。 どんなに助けられた事か分からない言葉の数々。 改めて言うよ 「トラ!貴方はホントに皆の宝物だったよ。 この世に生まれてママ達の家族になってくれてありがとうね。」
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