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2005/02/18(金)
巣立ち
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ちーちゃんの退院の時に、初めて知らされた事実。 ちーちゃんは小さく産まれたがゆえに、未発達の部分があるまま産まれてしまったということ。 「口蓋裂」口の中の天井部分に穴や亀裂があり、口と鼻がつながっている状態のため、 飲んだミルクも鼻からほとんど出てしまう、そうゆう症状。 だから、ちーちゃんは、うまくお乳を吸うこと、飲み込めることが出来なかったのだ。 きっと、ちーちゃんは小さすぎて、先生もすぐには分からなかったのだろう。 病院では、誤飲を避けるため、直接チューブで胃にミルクを入れてもらっていた。 瑠奈のお乳をうまく飲めるようになっていたら、そのままウチで育てられるかも、ということで、今回退院したが、 ウチに帰ってきたちーちゃんは、やはり瑠奈のお乳をうまく飲めなかった。 代わりに私たちがあげても、注射器でも、哺乳器でも、無理だった。 せっかく、吸えたミルクも、鼻から出てしまう。 そして、とても苦しがるのだ。 口から鼻にミルクが入るということは、気管から肺に入って肺炎になってしまう危険もあるそうだ。 ちーちゃんが生きていくには、直接チューブでミルクを入れてあげなければ、生きていけない。 もしかしたら、離乳食もチューブで入れなければいけないかもしれない。 そして、体が大きくなれば、手術で治すことも出来るかもしれないそうだ。 ということは、ウチで私たちが瑠奈の代わりをすることが無理ということ。 なので、先生のご好意により、先生のお知り合いの方で、私たちより知識があって、技術もある方が、 ちーちゃんを飼ってくださることになった。 そして今日、一番小さいちーちゃんが、一番最初に我が家を巣立って行った。 ちーちゃんには、もう会えないけど、きっときっと元気に成長して、手術も成功し、 幸せに暮らしていけることを祈るばかり・・・
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