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2005/04/04(月)
ごめんね。。。
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手術当日、瑠奈の朝ごはんは無し! なので、チビにゃんには、瑠奈に見せないように別の部屋であげた。 が、別の部屋と言えども、狭い同じ家の中、匂いがするのだろう、思った通り、瑠奈のごはんの催促。 何度もかわいい声出しちゃって・・・ いつものところに水さえも無い!! 「私、なんか悪いことしたの・・・?」ってな顔でしょんぼりしている。 ごめんよお〜、意地悪してるんじゃないのを分かってよお〜 チビにゃんにも、瑠奈を預けて帰ってくるまで、あげなければよかった。。。
午前11時前、瑠奈を病院に連れて行き、血液検査も異常なかったので、予定通り手術を先生にお願いした。 この時までも昨日同様、落ち着いていた私だったが、最後の最後、受付の人に「よろしくお願いします。」 と言いながら、泣きそうになった。 「わあ〜他の飼い主さんも見てる!」と、なんとか我慢したが、車では泣けてしまった。
午後5時に迎えに行けるそうだ。 今まで瑠奈のこと、チビにゃんのこと、ちーちゃんのこと、とお世話になってきた先生なので、不安はあまり感じず、 落ち着いて家で待っていられたが、迎えに行く時間が近づくにつれ、やっぱり気になって、胃が痛くなってきた。 この時間まで、急な連絡も入らなかったのだから、無事なのだろうとは思うが、 何かイケないことは無かったのか、瑠奈がどんな状態で、どれだけ辛く、どんな思いをしているのか・・・?
手術後、病院の入院室で初めて瑠奈を見て、私は「ごめんなあ・・・ごめんなあ・・・」を繰り返した。 瑠奈の目からは、涙が流れていた。 目に涙が浮かんでいるだけではなく、流れていた。 それを見て、こんな辛い、痛い思いをさせてしまって、ただただ瑠奈に申し訳なくてたまらなかった。
瑠奈は、まだ授乳していたので、乳腺がかなり発達していたらしく、そこからの出血が多かったそうだ。 手術前は、術後もチビにゃんと普通に過ごさせても構わないと言われていたが、 血がたまりやすいかもしれないし、やはり離したほうがいい、と言われた。 なのでウチに帰って、瑠奈はみんなとは違う、暗くした部屋のゲージの中に寝させた。 だが、聞こえる音や気配にチビにゃんのことが気になって仕方ないみたいだ。 ゲージからも出たがるので出してやると、部屋の戸のところに行き、向こうに行こうとする。 でも、おぼつかない足取りで歩くとしんどいのか、そのあとはゲージに戻って寝ようとする、というのを繰り返した。 でも、エリザベスカラーがついているので、どの姿勢も辛そうだ。
瑠奈の大きな傷あとももちろんだか、上から見ると骨と皮だけになってしまったように、ゲッソリとしてしまった姿がショックだった。 まるで、お腹の中から、他のものまで無くなってしまったんじゃないかと、思うほど。 瑠奈は、まだおっぱいが垂れていたから、余計そう見えるのかもしれないが、その姿は痛々しく、弱々しく、 見る度涙が出てしまう。 一気に、老猫になってしまったかのよう・・・ 声もしゃがれたのしか出ない・・・
考えてみれば、お見合い・妊娠・出産・子育て、と瑠奈は、全て私たちの期待に答えてやってのけてくれた。 そして、避妊手術・・・ 私たちの思いだけで、瑠奈を振り回してきたのかもしれない。 発情の苦しさ・煩わしさ、病気の予防、それを考えた時、避妊手術は最善の方法だと思うし、後悔はしないが、 やっぱり瑠奈にはかわいそうなことをしたのだと思えてしまう。 そんな今、願うのは、早く元気になって、若々しい瑠奈に戻って、みんなと楽しい日々を過ごして欲しい、ということ。 明日には、ちょっとでも元気になっていてくれるといいんだけど・・・ ウチに帰って、30分くらいして、おちっことうんちを辛そうながらもしてくれたので、それだけでも安心だ。
今日はあまりにも痛々しくて、写真を撮ることができなかった。 これは、ちょうど今のチビにゃんと同じくらいの瑠奈。 去年の2月、2ヶ月の時。
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