元気いっぱい中長日記
〜三重大学陸上競技部中長ブロック〜
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2013/11/07(木) 伊勢路は過酷だった
1年の細澤です。


先週の日曜日、全日本大学駅伝がありました。東海学連選抜として、5区で走りました。


当日の朝、テレビをつけると注目選手や、この大会に熱き思いを持つ選手の紹介がされていました。自分がこの舞台で走ることに緊張と責任を感じました。


ついに号砲が鳴り、1区がスタート。テレビで見ていました。東海学連選抜は、今まで今回のメンバーが一番持ちタイムがいいそうで、今年こそは最後まで襷をつなごうと、決めていました。ところが、あまりにハイペースで始まった1区は、厳しいものでした。襷がつながり、2区、3区、4区と、きました。先頭とのタイム差は、7分半。10分たつと、繰り上げになってしまいます。自分が走るという緊張と同時に、襷を届けてくれという気持ちでいっぱいになりました。繰り上げチーム11チームが呼ばれました。と同時に、まもなく東海選抜の襷が来るという審判員の声も聞こえました。どうにか来い! そう思っていたところで、ついに繰り上げの号砲が鳴りました。届かなかった。みんな、チームはばらばらだけど、死ぬほどの努力をし、ここに臨んでいます。伊勢路は過酷でした。運命は、あまりに残酷です。


すぐに切り替え、今度は合計タイムの勝負になってくるので、自分がいかに速く走るかを考えました。すべてはチームのため。自分1人では出ない力が、仲間がいるからこそ出ると信じて走りました。


とりあえず、繰上げチームのうちの一番速い人についていきました。1キロの通過は2分57秒。決して速くはないですが、11.6キロという道のりを考えれば、いいペースでした。2キロが6分5秒。3キロが9分15秒。ここまでは予定通りでした。ところが、6キロ地点から急に、でした。足が上がらなくなってきて、疲れが出てきました。そこで、離されてしまいました。何とかついていこうとしたのですが、もうどうにもなりませんでした。そこからはもはや気力のみでした。応援の声、拍手、これが自分の気力を奮い立たせる原動力となりました。伊勢路はあまりに過酷でした。


そしてラスト3キロ。ここからは、自分のホームでした。ほとんどが、三重大関係の人々で、覆い尽くされていました。ここで下手な走りはできない。そう思って、最後の力を振り絞りました。ラスト2キロ地点。正門前には、とてつもなく多くの人が。そして、とても大きな声援が聞こえました。そこから50メートルほどいくと、今度は横断幕を張って、応援してくれるたくさんの陸上部の姿が。その後ろには、大声で応援歌を歌う応援団の姿も。これには、さすがに鳥肌が立ちました。そして、感動で泣きそうになりました。ついに、ラスト600.襷を外して手に取り、江戸橋を駆けました。そこには、いつも一緒にいてくれて、いつも一緒に練習をする大好きな中長距離の仲間たちの姿。こんな私のために、こんなにも多くの人が応援してくださったことは、本当に感動でした。ゴールまで、何とかたどり着きました。


タイムは36分46秒、区間17位でした。新聞では、区間10位以内といっていたので、それに比べるとあまり満足のいかない結果でした。口だけと言われても仕方がありません。原因は経験不足と練習不足。コンクリートをなめていました。土やタータンよりはるかに足にきました。私の練習量は、他の強豪大学の人の半分。そら勝てない。もっと練習が必要だと思いました。


全体の順位も17位でした。つまり、自分は、順位をそのままキープしただけで、チームに貢献できませんでした。


駅伝の応援をして下さった方々、また、補助員をして下さった方々、本当にありがとうございました。「三重大頑張れ!」 「新聞で見たぞ!医学部頑張れ!」と、知らない人からも応援をもらい、とても嬉しかったです。そして繰り返しになりますが、何よりも、三重大付近の超大勢の応援は、ラストスパートをかける最大の原動力になりました。ありがとうございました。


今回、この舞台で走れたことで、たくさん課題が見つかりました。これから日々、しっかり鍛練していこうと思います。
まずは東海駅伝、しっかり課題を克服し、エース区間の2区で、役目を果たしてきます。そして、来年の全日本は、もっと成長した姿で登場したいです。襷を来年こそつなぎたいです。

これからも、応援よろしくお願いします。




今回は思いも強かったため、とても長くなりました。次の人、よろしくお願いします。


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