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2014/11/28(金)
日記駅伝スタート!
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お久しぶりです。3年の伊藤です。 駅伝まで残りわずかということで、今年も意気込みを書いていきましょう!
改めまして、1区を走らせていただくことになりました伊藤です。
正直、駅伝でスタートを走る機会が来るとは以前は考えてもいませんでした。 自分の走りは勝負というより、堅実にタイムを刻んでいくタイプなので。
もし1年前に1区を持ちかけられたなら、「自信ないです!」と言って他の区間になるようにしていたと思います。 だけど今年はすんなりと受け入れている自分がいます。
この一年、僕はずっと「最後」ということを意識して走ってきました。 来年は進路の年ということで、本気で陸上に打ち込むことはできなくなります。 社会に出ることになったら尚更です。 なので、 自分史上最速の走りを感じる、 先輩たちから受け継いだ思いを後輩たちへ走りで表現する、 ことができるのは一生のうちで大学3年生の今が最後の機会になるかと思います。
夏が終わるまでは気持ちとは裏腹に、タイムは伸びず、重なるケガの日々で現実の厳しさを痛感しました。 しかし、夏が終わってからというもの感覚がぐっと研ぎ澄まされ、練習、レース共に満足のいく走りができるようになりました。 集中力と足の運びが以前より明らかに高まっているのを実感しています。 そのため、1区を走る覚悟はできています。
ただ、駅伝というものは当たり前ですがトラックレースとは全く別の競技です。 路面、天候は一層過酷なものになりますし、何よりもチームプレイの競技になります。 チームで走るということは、意識が統一されていないと本当にうまくいきません。 どんなに練習を積んでも、仲間が1つの生き物のように機能しないと良い試合はできません。 こう言うと各々の責任が増すように感じますが、(事実、僕は毎年プレッシャーに悩まされます)チームプレイということは個人競技とは違い、助け合うこと、影響しあうことができます。 応援の声1つで気持ちは動きますし、コースの延長線上にいる仲間のことを意識するだけで走りは変わります。
走っている選手だけでなく、応援する仲間、これから走る選手、走り終わった選手、すべての人が7区の細澤がゴールするまで同じ舞台に立って共に戦います。
駅伝は、技術や戦術がウエイトを占める他のチームスポーツとは違い、見えないもの、心が非常に大きな影響を与えるのが特徴であり、やめられない魅力の1つでもあると思います。 どこで見たか忘れましたが、「心で走る」というフレーズ。これほど的確にこの競技を表現している言葉はないと思います。
僕は、今までの道のりを信じていますし、共に練習を積んできた三重大学陸上部の仲間を信じています。 結果だけでなく、後輩や日頃応援してくださる方に、少しでも先輩方から受け継いだもの、ここまで掴んできた自分自身の思いを走る姿で届けることができたら最高です。 勿論、結果も狙います。
以上、次は2区の石野!意気込みよろしく。
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