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2015/12/04(金)
one for all,all for one!!
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7区を任されますは、3年の細澤です。
久し振りに日記を書きます。
ついに、このときがやって来ました。東海学生駅伝。今年は、今年こそは6位になる。
時を遡ること、1年。去年の駅伝終わり。 7区を任された自分の走りは、あまり納得のいくものではありませんでした。走った襷の色は白。つまり、繰り上げ。区間賞を狙うも区間3位。三重大の全体順位は9番。8番と数秒差。あのとき、抜かしていれば。あのときもっとペースをあげていれば。たくさん悔やまれました。
そこから石野、ならけんと誓った駅伝6位入賞。来年は、絶対に成し遂げるぞ。俺たちの代で、俺たちが中心になって、引っ張っていくんだ。
その誓いの通り、石野もならけんも、本当に強くなりました。そして、何より、長距離全体を引っ張ってもらっています。また、岡田も長距離に加わり、僕たちにとってより心強くなりました。
今年の自分の目標。日本インカレに出場すること。東海学生駅伝で6位になること。駅伝で区間賞をとること。
部室に貼ってある通りです。
その誓いの通り、今年は僕にとって、飛躍的な年になりました。
3月。東海地区代表選手として参加した台湾遠征。5000m,10000m優勝。海外での経験は、積極性を身に付けられた、とても貴重な体験でした。 4月。日体大記録会の5000mでベスト更新。 5月。東海インカレで5000m優勝。自己記録更新。僕にとっての陸上人生で、一番の栄光を勝ち取った瞬間でした。日本インカレを勝ち取りました。 6月、7月。全日本大学駅伝東海地区予選会では、全体2位。三重県選手権では、1500mで2位。 8月。西医体5000mで大会新で優勝。 10月。秋季で5000m優勝、10000mで2位。10000mは自己記録を2年ぶりに更新。東海学連選抜選出。 11月。静岡長距離記録会で自己記録更新。
東海地区のなかで、No.1長距離ランナーとは言えませんが、No.2ランナーにまで昇ることができました。
振り返ると、たくさん、色々なことがありました。そして、たくさんの人たちに支えられてきました。本当に感謝です。そして、幹部でありながら、自由に練習などをさせていただき、本当に申し訳ありませんでした。この分は、すべて駅伝で償うつもりです。
三重大学陸上部長距離に、代々伝わるハチマキがあります。その名もエースハチマキ。僕が1年生のとき、航太さんから受け継がれたものです。齋木さんから航太さん、航太さんから僕。3年間、エースの座は、誰にも譲ることなく保ってきました。これからも、もちろん譲る気はありません。 エースハチマキを持つものには使命があります。エースとしての役割を果たすこと。今までの先輩方がにじませてきた汗の染み込んだこのハチマキを巻き、たくさんの声援のもとで、使命を果たします。
今年のみんなを振り返ると、本当に1年間は早いものでした。4月に1年生が7人入ってきてくれ、また、さらに1人増えようとしてくれています。特に、男子にとっては人数が少なく、駅伝参加すら危ぶまれる中だったので、本当に嬉しかったことでした。そこから、この一年間、それぞれが本当によく頑張ってきたと思います。僕自身、1年生に下手な姿は見せられないと、必死なところはありました。みんなのお陰で強くなれました。
駅伝目標。自分のタイムは37分台。区間賞。全体順位で6番。絶対に、絶対に取る。
メンバーに入れた者は、責任があります。メンバーに入れなかった人たちの分も走るべきです。彼らの最大のサポートに、最大の感謝を示し、最大の力を発揮する必要があると思います。
苦しい時に、何を考える? 今年1年みんなで過ごしてきた日々、苦しさも楽しさも分かち合ってきたこと、その仲間に襷を届けること。 だから、駅伝はいつも以上に力が出ると思います。出せると思います。
今年は、駅伝に女子も出ることができます。男女ともに頑張りましょう。 仲間のために、1秒でも早く襷を届ける。1人ではない。みんなで闘う。これが、駅伝。チームプレー。僕は、駅伝が好きです。全日本大学駅伝は、他の学校の人たちと走るから、あまり仲間意識は無いですが、東海学生駅伝は、違います。三重大学として出られるんです。 三重大学に来られてよかったです。たくさんの仲間ができました。みんなで、三重大学の栄光を勝ち取りましょう。
そのために。男子の皆さんにお願いが2つあります。
1つ目。僕まで襷を届けてください。赤襷を握らせてください。
2つ目。6位と1分差で襷をください。1分なら、何がなんでも、たとえ相手が誰でも抜かします。この差は、絶対つめます。
今年の東海学生駅伝が僕にとって、おそらくベストなコンディションで走れる最後の駅伝になると思います。 今までの集大成です。すべてを出しきる。みんなのもとに、飛び込みます。そのときの顔は、死にそうながらも笑顔でいたいです。すなわち、そのときが、三重大学の6位入賞の瞬間であると思います。
1人がみんなのために、みんなが1人のために。 One for all , All for one!! さあ、三重大学陸上部の歴史に新たな1ページが刻まれる。いざ、出陣!!
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