元気いっぱい中長日記
〜三重大学陸上競技部中長ブロック〜
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2015/03/15(日) 斎木先輩に捧ぐ
こんばんは!4年の吉田です。

先日は中長追いコンを企画していただき、ありがとうございました。


本日は陸上部内で “ゲイ” キャラを張っているみなさんに 悲しいお知らせがあります。

我らが教祖、斎木先輩が全体追いコンにも卒業式にも出席できないそうです!!!

という事で、今日の日記は斎木先輩のことしか書きません。



〜斎木先輩初恋物語〜

斎木先輩が大学3年生のとき、陸上部に吉田くんという1年生が入部してきました。

吉田くんは高校のとき、陸上部の同じ長距離ブロックに男子の先輩が一人もいませんでした。

そのため、大学で先輩というものができ、心にときめきを感じていました。

特に、”長距離の絶対的エース” と呼ばれていた斎木先輩からは目が離せませんでした。

先輩がメニューで自分の前を走ってくれるという初めての経験に、
日々斎木先輩を背中からずっと見つめていました。

さらに、インカレという大舞台で戦う先輩の姿に、吉田くんの斎木先輩に対する憧れは最高潮に。
斎木先輩を見つめる吉田くんの目はキラキラ輝いていました。

そんな吉田くんのまっすぐなまなざしに、斎木先輩も吉田くんを意識せざるをえませんでした。

気付いたときには、斎木先輩は同期から “ゲイ” と呼ばれるようになっていました。

しかし、斎木先輩はそんなこと気にしません。なぜなら恋する喜びを知ったからです。

こうして今の斎木先輩が生まれたのです... めでたしめでたし



現在、三重大学陸上競技部では、
男子部員の1/3がゲイと言われるほどにゲイがはびこっています。

しかし僕が一年生で入部したとき、陸上部にゲイと呼ばれる先輩は一人もいませんでした。

つまり、斎木先輩が吉田に恋を日、陸上部ゲイの歴史が始まったのです。

そしてこの春、三重大学陸上競技部は始まりの男、いや始まりのゲイを失うのです。

陸上部でゲイキャラを張っているみなさん
追いコンでは斎木先輩を想いながらみんなで悲しく飲みましょう。



さて、少しまじめに書きます。
斎木先輩がカッコいいのは容姿だけではありません。
先輩として最高にカッコよくて、本当にこの4年間、常に僕の憧れでした。

斎木先輩は誰よりもチームを思い、誰よりもチームを見つめておられる、そんな先輩でした。

僕が夜遅くまで練習していると、ごく稀に斎木先輩から話しかけてくださることがありました。
そのときに僕の練習についてアドバイスやちょっとした意見を言ってくださいました。
これが、まぁ毎回毎回、僕がそのときに悩んでいたことに対する答えや、それを導くヒントなんです。
何も話していないのに、僕に悩みがあるのを感知して、そして適切なアドバイスをくださる。
本当に僕を、そしてチームの一人一人をよく見てくださっているのだと感じました。

もう一つ、
斎木先輩が幹部のときの駅伝で、メンバーを目指していた長谷先輩が、
諸事情によりメンバー入りを断念するということがありました。

ある日の練習で、長谷先輩が斎木先輩にそのことを申し訳ないと報告されたことがありました。
このとき斎木先輩は長谷先輩に「いいよ!いいよ!俺たちに任せとけ!」とおっしゃられたのです。

なにげない一言でしたが、
斎木先輩からふいに出た一言が ”俺に” ではなく ”俺たちに” であったことを
なぜか今でも忘れることができません。

陸上競技という個人プレーの競技で ”俺たち” なんて言葉をサラッと使えるのは
何も分かっていない人間か、もしくは、本当にチームを背負っている人間かであると思います。

陸上以外でも、斎木先輩とは学部学科が同じであったこともあり
研究や就活の話もいろいろしていただきました。

斎木先輩のことは、本当に隅々まで尊敬していました。
僕がゲイと呼ばれるようになってしまうほどに、心から大好きでした。(←もちろん先輩としてですよ!)



神様、そんな斎木先輩に日記をふることを、どうかお許しください。



現在、中長日記は石野にまわっているようなのですが、
誰がなんと言おうとも、今日の僕は斎木先輩に日記をふります!!!

ということで、斎木先輩お願いいたします。

斎木先輩へのお題は、
「吉田のどこをそんなにも好きになったのか」
「4年をともに過ごして今 吉田の好きなところ」
「吉田への愛から学んだこと」
「最後に吉田にどうしても伝えておきたいこと」
「この先の吉田との未来」
(その他)

早く書いてくださいね!

でないと、
〜続・斎木先輩初恋物語〜 を思いついてしまうかもしれません。

よろしくお願いします。


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