元気いっぱい中長日記
〜三重大学陸上競技部中長ブロック〜
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2018/12/01(土) 灯滅せんとして光を増す
1区を走ります。6年の細澤です。
日記を書くのは1年ぶりです。あと、何回書けるかな。

ついに6年生になっていました。気がついたらもう引退試合でした。
去年の12月、東海学生駅伝の終わりから、来年は走るなら1区と決めていました。
勉強が忙しくなるなかで、どこまでできるか分からない、そういった状態で、時間を見つけながら走ってきました。

今期を振り返ります。
5月は留学で東海インカレを棄てました。最低限の練習、最低限の試合数で、夏まで過ごしました。夏休みのある日、恩師の杉田先生から、今年も全日本大学駅伝に挑戦しないかというお誘いをいただきました。
勉強、陸上。どこまでやれるか。先駆者がいないだけに、未知への挑戦でした。

そこで浮かび上がったのは、同じ立場の後輩たち。さちほ、がじろう、はっきー。医学部陸上部と全学陸上部を兼部し、自分と同じ道のりを歩いてくれています。
彼、彼女たちに、やはり6年生は陸上をやるには厳しいのか、とは思われたくありませんでした。6年生だってこれだけやれるんやぞ。行動で示してやろうと思いました。


卒業試験があるなかでも9月10月の練習は週6〜7回、1ヶ月走行距離450キロ程度は確保しました。
全日本大学駅伝東海学連選抜選考会。ギリギリメンバーに入りました。
卒業試験も全てクリアし、全日本大学駅伝。正直、思ったような走りはできませんでした。最後の全日本は悔しさを残して終わっていきました。

そこからある程度時間が作れるようになり、この1ヶ月は鬼のように練習しました。練習、練習の後のケア、食事、あらゆる面を、今まで大学6年間で得てきた知識や技術を駆使し、できる限りのことをしました。
ここまで陸上に真剣になったのは久しぶりで、とてもとても楽しかったな。

僕には走る理由があります。高校時代、サッカー部キャプテンを務めていた僕はサッカー歴10年目にしてどうしてもこのまま続けていても先が見えないと思ってしまっていた中で、チームメイトから惜しまれながら陸上の世界に足を踏み入れました。正直、端から見ればただの裏切り。そんな中でも、チームメイト達は新たな一歩を踏み出した僕を応援してくれました。
そんな彼らに中途半端な姿、練習、走りは見せられません。これが僕の陸上を本気でやる理由です。

陸上で一番大切なのは?
自信。そのためにたくさん練習するんです。誰よりも陸上のことを考えるんです。誰よりも苦しむんです。誰よりもケアするんです。誰よりも食べるんです。
この信念を貫いてやってきました。

陸上を始めて10年目。その正真正銘の最後。集大成。大学6年間、全てを陸上にかけてきた。一般的な大学生の生活からかけ離れた生活。
伸び悩んだことも、挫折も、悲しいときも、悔しいときもたくさんあった。それでも続けてこれたのは、楽しかったこと、感動したこと、嬉しかったことがたくさんあったから。そして、たくさんのライバル、先輩、同期、後輩たちに恵まれたからだと思います。自分に関わってくれた、全ての人に感謝を捧げます。

俺の最後の走り。俺から始まる駅伝。
さあ、皆、観てくれ!!
俺の、そして三重大学の、襷は一番でたよに持ってくぞ!
たよ、待っとれ!全メンバー、待っていてくれ!!
そしてみんな、後は頼んだ!届け、俺の襷、裕太まで!
栄光の彼方へ、いざ出陣!

次は2区、たよにお願いします。


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