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2004/12/27(月)
区切りのワケ
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今日も天気よかったなぁ・・。
ほんでもって25日の日記で、なんで今年は区切りがつけられたの? という話をいくつかもらったので、ちょっと補足。
その亡くなった友人は医者でした。 研修医期間も終わり、また大学の研究に戻る予定でした。 彼の誕生日は1月4日。 結婚が決まり、新居への引越しも終わってました。 あとは、誕生日の日に籍を入れるのを待つのみ・・・。
しかし、クリスマスの日に開催されたレースで悲劇の事故は起こりました。 転倒して、これは本当に打ち所が悪かったとしかいいようがありませんでした。 彼ともその婚約者とも仲がよかったまーぼ・・その時の衝撃はいまでも鮮明です。
通夜の時も、葬儀のときも、 彼女はずっと両手を合わせて祈っていました。 「なぜ、あの時、レースに出るのとめなかったんだろう? いつも電話してくる人じゃなかったのに・・・。」 彼女は自分を責め続け、葬儀の間は一度も目を開けませんでした。
その後、一年忌を迎え、3年忌を迎え、7年忌を迎え 結局それ以来、気になりながらもなかなかその後の 彼女と連絡をとれずに、ず〜〜とまたそのことが気がかりでした。
が、今年、ひょんなことから彼女のその後を知ることになりました。 なんと! 彼女は彼が通った医学部に入りなおし、 今、その意志を受け継ぎ、医者への道を目指している。とのこと。
それが、彼女にとっての幸せかどうかはわからないけど、 「はあ〜、人間ってすごいなぁ・・」 と、ココロが熱くなるものを感じました。 それと同時に、どこかいつも晴れなったクリスマスの日の ココロのモヤモヤも溶けてしまったような気がしました。
はい、これが区切りとなったワケであります。 これまでに生きてきた中で、多くの友人を事故や病気で亡くしています。 その度に、人はどうやって悲しみを乗り越えていくんだろう・・・ と思っていたけど、、なんだかその答えをひとつ見つけたよーな気がしました。
まだまだがんばらにゃいかんなぁ・・・。
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