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2011/04/16(土)
矢切の渡し
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第二弾「水路ツアー」の予定だったのですが、地震の影響で安全が確保されないことと、発着する船場が防災用のところを利用していることもあり残念ながら中止となってしまいました。
その代わり・・・ということではないのですが、柴又&江戸川巡りをしてきました。柴又と言えば、寅さんこと映画「男はつらいよ」の舞台となったところで、古くから柴又帝釈天(題経寺)の門前町として賑わっていた街でもあります。
出発は駅前の”寅さん銅像”から・・ 写真を撮っていると、地元の観光案内の方が、 「よく見て下さい。左足だけ光っていないですか?」 「あ!ホントだ!」 「寅さん銅像の左足を触るとご利益があるってことで、みんな触っていくからピカピカしちゃってね。是非、触って行ってください!」 へぇ〜〜とよく見てみると足元にお賽銭?までも!
寅さんの足元をなでてから参道へ。 もう、ここに足を入れた瞬間から観光雰囲気むんむん。帝釈天までの参道は昔ながらの町並みが残り、名物草だんごや川魚料理の店が軒を連ねています。やっぱり普段よりは観光客は少ないのか、店の方の売り込みも一生懸命。一通り歩いてみたけど、外国人の観光客は皆無に等しかったです(涙)
草だんご屋は何軒もあって、一通り見て歩いた結果、餡が”つぶあん”と”こしあん”の両方入っている大和屋の草だんごを購入してから帝釈天へ。
帝釈天は夏目漱石の『彼岸過迄』を始め、多くの文芸作品に登場したことで知名度も高く、さらに寅さんのゆかりの寺として知られるようになってからは参拝客が増えたようです。立派な境内の中には、庭園や彫刻ギャラリー(有料)もあって、かなり広い。
一通り歩いてから、江戸川方面へ歩いてみました。しばらく行くと江戸川の土手(公園)へ。いきなり開けた視野の目の前には広〜い芝がどこまでも続いていて、野球少年たちが練習していたり、犬の散歩する人、ジョギングする人、土手に座って自分の時間を過ごしている人などなど・・・
このところ、こんな穏やかな風景にも心にもなかなか出会えてなかったので、どこか「ほっ」とする気がしました。天気も良かったので、土手に座って、さっき購入した草だんごをパクリ。甘さ控えめの餡が美味し〜い♪
団子をほおばりつつ、河川をボォ〜っと眺めていると、岸ではためいている旗が・・・よく見ると”矢切の渡し”と書いているではないですか! 「これが、あの矢切の渡し!」 と、早速、岸へ行って確認。
ちょうど、対岸から戻ってきたので、そのまま乗船することに。乗船した人は15人ほどでしたが、まだまだ余裕。手漕ぎで渡る江戸川はなんだか江戸時代にタイムスリップしたよーな、穏やかな時間が流れているようでした。 対岸へたどり着くと、船頭さんに飼われている”クマ”がお出迎え。甲斐犬とコーギーのミックス犬らしく、顔を日本犬、体はコーギー・・。黒くてムクムクでむちゃくちゃ可愛い☆ 乗船口の小さな売店では、クマのポストカードも販売されているのは笑えました。
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