|
2004/10/25(月)
地震の名前。
|
|
|
今日は暖かい、お天気な日でしたー。眠かったー。 最近コーヒーが飲めるようになってきたら、妙にコーヒーが飲みたくなるようになった。 カフェインにやられたか!!中毒性か!!? 世の中、中毒性のあるものにはあまり良い影響を及ぼすものが無いと思うので 禁コーヒーにしました。あっつー間だったなぁ(笑)。
帰宅してから、週末にあった地震を受けてちょっとネットで地震の記事読んでみたら 地震の名前に関する興味深い記事があった。 私が生まれてから遭った地震の中で一番でかかったのは「日本海中部地震」。 「日本海中部地震」って言うけど、震源地は秋田県沖で、秋田県全域が当時の観測で震度5。 青森の日本海沿岸も震度は大きかったようだけど、被災の殆どは秋田。 だったら「秋田県沖地震」とかでよくないか??むしろそのほうがしっくりこないか?? 確かにそう思ってた。地震の名前は気象庁の係官が決めてるらしいけど、 どうやらその名前ひとつ決めるのに私らの知らない水面下の大変な綱引きがあるらしい。 その記事によると、1968年に十勝沖地震が起きたとき、道南と青森県に大きな被害を生んだ。 そのときの震源は襟裳岬と八戸のほぼ中間くらいだったらしいが 地震の名前が十勝沖だったばかりに、国民の同情を集めたり、政府の援助を獲得するうえで 青森県はたいへんに損をしたらしい。 そのときに青森県選出の政治家達はその事を深く心に刻んだらしく その15年後に秋田のすぐ沖の日本海で大地震が起きたときに、 青森の政治家がいち早く気象庁に強い圧力をかけたそうだ。 地震学的に言えば日本海中部には地震は起きるはずがないそうだ。 起きたのは日本海全体から言えば、東のほんの端であるし、 日本海中部というのは、科学的にはなんとも奇妙な名前だと。 こんな名前になっちゃったのはそんな政治上の理由かららしい。 結果的に「日本海中部地震」と聞いて秋田県を想像する人は、地元民だけになった、と。 余談ですけど、最近「鳥取県西部地震」と名づけられた地震の時は 震源が鳥取県の西部、島根県境からも岡山県境からもそう遠くないところだった。 サゾカシ気象庁の係官は胃が痛かっただろうと(笑)。 しかしこのときは「日本海中部地震」の命名時とはまったく逆で、 県の名前を付けられると観光客が減る、という「意向」が某県から伝えられたのだそうだ・・・。 どっちにしろ、アッタマ痛ぇ、ですね(笑)。
|
|
|