Magic Diary
つれづれなるかんじ。
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2005/08/09(火) 映画「姑獲鳥の夏」の感想みたいなもの。
今日はもうすぐ夏休みってことで、アマゾンで本を注文したです。
届け先を実家にしてみたり。楽しみだなー。
買った本は、山田 宗樹著「嫌われ松子の一生」と山本文緒著「恋愛中毒」。
前者は今度映画公開も決まってて、会社のマブダチ斉藤さんも面白かったと推薦してくれたので。
後者は、最近恋愛小説にはまってきたので。気になってた作品を。
読もうと思っているのが多くなっちゃったなぁ〜♪うきうき。

さて、遅ればせながら、姑獲鳥の夏の感想みたいなものを書いてみますです。
個人的な意見です☆まあ、そりゃそうか(笑)。
えっと私は結構楽しめましたよー。細かいところに、「それはどうよ(笑)」と
心の中で突っ込みを入れることも楽しさのひとつと思えました。
最初の京極堂のウンチクがちょっと物足りなくて、十分な裏付けと説得力に
欠ける気がしましたけど、堤さんは正直よくまああんな長いセリフ覚えたなぁ!
とちょっと感心しちゃいました。
普通に考えてもあのウンチクを最初から細かく拾い上げてたらそれだけで
映画の2時間終わっちゃいそうだし(笑)。
そう考えると上手く要点をまとめてセリフにしたなぁ、と思えますね。
何より満足できたのは、世界観ですね。自分の頭の中、想像の中で
作ってた京極の世界を形で見れたこと。私的には殆どがイメージどおりでしたよ。
京極の家の居間も、縁側も。久遠寺医院も、榎木津ビルヂングも。
逆に想像力が伴っていなくて、今回ハッキリと形にしてもらったのが眩暈坂。
土塀だったり、勾配の関係だったり。良かったです。

謎解きの部分、京極で言う憑き物落しが始まったあたりは凄く良かった。
ただし、やはり、表現に制限があったのか、牧男さんの死体描写や、
梗子さんのお腹が裂けるところ、あと関くんの封印していた、思い出したくない
記憶の真実。その辺の表現がうやむやというか、ハッキリとはされてなかったですね。
そこはしょうがないなぁとも思うけど、やっぱり残念。だって肝の部分だし。
一番楽しみにしていた部分でもあったし。どう、映像化するのか。

キャストは私は満足でした。原田知世も上手かったし。
まあやっぱり最強に上手かったのは、いしだあゆみですけどね(笑)。
榎木津は少々出番少な目。阿部寛は、ぶっとんだ感じを出せてました。
京極夏彦氏も出てたし。田中麗奈の敦子はちょっとだけ幼くて
元気よすぎかなぁ〜と私は思いました。
で、私の中では永瀬正敏演じる関口くんがとっても良かったです。
最初男前過ぎないか?猿くんだぜ?と懸念してたけど。良かった。鬱っぽかった(笑)。
堤さんの京極も良かったですよ。もうちょっと頬がこけてたらいいなぁとか(笑)。
なんか堤さんのファンは、「走らない堤は堤じゃない」と言うらしいですけど、
京極ファンに言わせると、「走る京極なんて京極じゃない」(笑)。
そんな感じですー。総評は私は合格点でしたよー!!楽しめました。

でもやはり、原作読んでいないで観たコウジは、一度ではちょっと理解が難しいと。
質問攻めにあいました(笑)。疑問だったのはやっぱり多重人格の部分ですね。
どの人格でどういうことをして、こうなったのか、と。

そんな感じです。
あとやっぱり、原作でも凹んだけど、「菅野」にはまた凹みました(笑)。
すがのという登場人物に注目してください。ああ、凹む(笑)。


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