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2000/04/10(月)
放浪人的青春日記〜ゆううつ@〜
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本当は行かせたくなかった。
腕の中に閉じこめたまま、僕のものに。
僕だけを見てくれたらよかったのに。
「なんて思ってるあたりヤバイよな相当…」 「は?」 「いやいやなんでも…」 「まきもい」
それはそれは暗い表情で独り言を呟く俺に対して寛さんはいかにも怪訝そうな顔でこっちを見た後、軽く毒を吐く。 てかまきもいて。 “槙きもい”の略ですかそーですか。 あいやー笑えない上に結構傷つく。 つか、
「オヤジギャグじゃん…」
右隣の松ちゃんと話し始めたその人に聞こえない程度に突っ込んでみる。(ゲンコツは御免だ)
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