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2000/02/13(日)
放浪人的青春日記〜保健室編〜21
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「ケチー」 「オレは高いよー」 「ハウマッチ?」 「とーきょーどーむ1個分くらい?」 「それ広さだしね。しかも一個分て。ビミョ!」
ケラケラ笑いながら冗談まじりの雑談。 片方が半分本気だったことは軽く流して。
「じゃーそろそろ行きますか」 「おー」
2人が荷物を手に取り始めた、その時。
「こらーお前らもーとっくに下校時間過ぎてっぞー」
ぬっ、と教室のドアから顔を覗かせたのはハゲ頭…じゃなく、坊主頭。の、先生。
途端に厚志の顔が青ざめる。黒いけど。
「大月先生…!すみません、すぐ出ますから!」
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