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2000/02/16(水)
放浪人的青春日記〜四角関係勃発編〜1
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「はあ、はあ…駿ちゃん大丈夫っ?」 「ん、大丈夫…っはあ…」
靴箱まで一気に走って来た2人はその場に座り込み息を整える。
「あの先生ヤバいからなるべく近づかないほーがいいよ」 「ヤバいって?」 「バイ。気に入れば男女構わず食っちゃうってハナシよ」 「…わぉ」
さっきまでのことを思い出し、駿が身震いする。
「駿ちゃんカワイんだから気ぃつけなきゃ」 「カワイイゆうなっ。つーかさ、」 「うん?」 「手、もう放してよくない?」 「あ」
厚志の手は未だ駿の腕を掴んだまま。
「ごめ…っ」 「…いーけど」
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