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2000/03/17(金)
放浪人的青春日記〜つよがりA〜
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思い出して顔が熱くなる。
「どしたの」 「…あ、わり」
急に立ち止まった俺を心配した厚志が足を止めて顔を覗き込む。
「顔赤いじゃん。熱あるんじゃない?」 「や、大丈夫だって…ちょ、」 「ん〜…熱はない、かな?」 「…ぷはっ」
額に手を当て、真剣に俺と自分の熱を計り比べる厚志に思わず吹き出した。
「…笑うとこないんだけど」 「だってお前母ちゃんみたい…くくっ」 「癒し系てゆって」 「目だけね」 「ひでぇ!」
キーンコーン…
「やべー遅刻じゃん」 「竹内先生なら許してくれるよ」 「そ?じゃあ…」 「えすけいぷ」 「まじかよ」 「悩み事あるでしょ」
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