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2000/03/20(月)
放浪人的青春日記〜つよがりD〜
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ほらまた顔が熱くなる。我ながらキモイったら。
「なぁ…槙さんてその…そっち系、な、人…?」 「……」 「ちょ…黙んなよ…」
なになになにこの沈黙。やべぇ泣きそう。わけわかんねぇ。未知なるものへの恐れってこーゆうことを言うのかな。
「…やめといたほうがいーよ」 「は、え?」
やっと口を開いた厚志の方に勢いよく振り向くと真剣な瞳とぶつかった。
「槙さん、誰にでもそーゆーことする人だから。気にする程の事でもないと思うよ」 「あ…そ、なんだ…」
答えを聞いて全身の力が抜けた。 気が抜けた、じゃない。 なんだこれ。やけに虚しい。
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