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2000/01/21(金)
放浪人的青春日記・20
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「……っ!」
フラッシュバックした言葉が再び胸を突き刺す。
思い出したくないのに――…
「どしたの駿ちゃん、顔色悪いよ?大丈夫?」 「へ…?!」
心配そうな宇佐の呼びかけに、駿の意識が覚醒する。
「あ、ごめ…っ、何かちょっと疲れちゃって!柄にもなく緊張してたのかな!あはは…」 「なに、意外とデリケートさん?」 「そりゃ奏ちゃんと比べりゃ誰だってデリケートに見えんべ?」 「あ゛ぁ〜?!」 「はいはいストォーップ!そこまで!」
晃と奏人の絡み(コント)に割って入る宇佐。意外と頼れる兄ちゃんである。
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