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2000/01/26(水)
放浪人的青春日記〜保健室編〜4
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(隣で寝てたのは厚志のはず…)
そう思い返すが、聞こえてきた呻き声は明らかに厚志のものではなかった。
ゴクリ。 生唾を飲み込み、音を殺してベッドから抜け出る。恐怖と好奇心が交差する中、槙は恐る恐る隣のカーテンに手をかけた。
シャー…
「あ…!」
ベッドに横たわる人物を確認すると同時に、驚きの声を漏らす。 そこにいたのは紛れもなく自分を保健室送りにした張本人、駿であった。
「なぁんだ駿ちゃんか…マジびびった〜」
そう槙が安堵の胸をなでおろしていると、駿が再び呻き声をあげる。
「んぅ…う…」
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