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2000/01/31(月)
放浪人的青春日記〜保健室編〜9
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「やった!俺ラーメン食いたい!」
「はいはいっ」
すっかり駿のペースだが、不思議と気にならない。 それよりも、駿が屈託のない笑顔を自分に向けてくれることが、槙には嬉しかった。
「じゃあ各自荷物取りに行った後玄関に集合ってことでよろしいですか駿ちゃんさん」
「オッケイです槙さんちゃん」
おかしな日本語を交わしつつ、お互い笑いながら一旦別れる。
「あ」
教室に戻った槙は、ふと部活のこと思い出す。が、
(…ま、いっか)
部活<駿ちゃん
槙の頭は単純明快。 その足は真っ直ぐ玄関に向かった。
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