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2000/01/24(月)
放浪人的青春日記〜保健室編〜2
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じゃあまたね、と手を振って教室に戻って行く宇佐を見送った後、駿は再び中に入り、ベッドのある方向に目を向ける。 窓側に空いているベッドが1つと、その隣にカーテンがひかれてあるベッドがもう1つ。
(誰か寝てんのかな…)
そう思った駿は、なるべく物音をたてないよう空いているベッドの方に近付き、そっとカーテンを閉める。
(なんか…やたら疲れた…)
重い体をベッドに沈め、暫く天井を見つめた後、ゆっくり目を閉じる。
遠くに聞こえる人のざわつきも、今は心地いい。
暖かい午後の空気に包まれ、駿は眠りついた。
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