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2000/03/28(火)
放浪人的青春日記〜ひとすじのひかり@〜
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月が輝き、星が瞬く。
そんな夜空に焦がれて、
僕は雲に覆われた真っ暗な闇の中でもがくんだ。
「…少しは落ち着いた?」 「…ん」 「そっか、よかった」
ポン、と頭を撫でられて軽く顔を上げると、すぐ近くに柔らかく微笑む槙さんの顔があった。 その存在にひどく安心する。
「…スーパーマンみたい」 「は?」 「いつも俺が泣いてる時に現れるから、槙さん」 「んん…?ん〜…あー…あぁ!!ホントだ!!俺すげえ!!」 「気付くの遅っ!しかも無意識かよ…ちょー俺マニアじゃん」 「あ、バレた?」 「うわー軽ぅ」
さっきまでの悲しみが嘘みたいに癒えてゆく。
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