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2004/07/22(木)
法務省認可通達書???
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昨日、実家の母から電話があって、「大変な事になった!」と言うので、何事かとよく聞くと私宛にハガキが来て、それには法務省からの最終通告で、料金の未納があって、すぐに連絡しなければ裁判所へ行かねばならない。と書いているのだそうだ。 私は、「おお!それは今流行の詐欺のハガキだ!」と、喜んで、とにかくその電話番号に電話を掛けないようにと母に言って、今日その実物のハガキを見に行ったのです。 『電子消費者契約通信未納利用料請求最終通達書』ともっともらしく書かれたハガキには、『電子消費者契約民法特例法』上、法務省認可通達書になっているから、連絡をしないと、裁判所に行かねばならない。それも行かねば、刑事訴追されて、給与差押さえ及び動産物差押さえを強制執行する。と書いているのよね。電話番号なんて6個も書いているし、住所も本当にあるかどうか知らないけど、ちゃんと書いていて、「法務省認可特殊法人 日綜相互債権管理事務局」なんて書いてあるのです。うーーーん。これを考えた人は一生懸命、もっともらしい事を書いたのだろうけど、一つ非常に大きな間違いを犯しているのです。それは、21年以上前に使わなくなった「旧姓」で実家宛てに出したという事です。そんなのすぐめちゃくちゃ怪しいって思うでしょう。まあ、今の姓で、今の住所に来ても、めちゃくちゃ怪しいけどね。このハガキを出した人には、「こんな事せずに真面目に働けば?」と言いたいですね。 パパは、「そんな事、書くな。」と言うけど、こんな面白い事書かずにいられないよね。
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