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2006/06/13(火)
図書館
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今日いつも行っている図書館で腹の立つ話を聞いた。
「カムイ伝」をはじめとする多くの漫画を廃棄処分にしたと言うのだ。 理由は一人の女性がクレームをつけたからと言うのだが、その女性は「カムイ伝」以外の漫画でも一コマに女性の裸のシーンがあるとか非常にくだらない理由で「こんな漫画は良くない」と文句を言ってきたらしい。 私は、一応ここの図書館にある漫画はほとんどチェックしている。 開館時に漫画を選書したのは私だ。 だから、クレームが付けられるような作品は一つも置いていないと自信を持って言うことが出来るのだ。
たった一人のくだらないクレームでサッサと廃棄処分にしてしまうような館長は本に対して<無知>だということを公表しているようなものだ。 クレームにきちんと対処した上でこの本は非常に良い本だから置いているのです。と言えないのなら館長失格である。
漫画の本はピンからキリまで良いものもあれば酷いものも確かにある。 <漫画=悪書>というイメージしかない人は下らない漫画しか読んだことがない、或いは全く漫画を読んだことがない人なのだろう。 一コマに女性の裸??それがストーリー上必要な裸なら大いに結構ではないのだろうか。
特に「カムイ伝」を廃棄処分にしたなんて、呆れてしまう。 「カムイ伝」を置いてない図書館なんて恥ずかしいとさえ思う。 それにここD町のキャッチフレーズは「人権の町」だ。そういう町の図書館で「カムイ伝」を廃棄!!!???
一体何を考えているのだ! 即、図書館の職員に私の意見を館長に伝えて貰うように頼んだ。 もし、館長が私と直接話がしたいのなら、いつでもお受けする。とも言った。 さて、館長はどういう反応をするだろう? たぶん何もしないだろう。 しかし、一市民のクレームで本を処分するのなら、私にも考えがある。 漫画以外でかなりいやらしい本がこの図書館の蔵書としてあるのを私は知っている。それら全てにクレームつける事だって簡単に出来るし、まともな本にだってどうとでもクレームぐらいいくらでもつける事が出来る。 その女性のクレームを聞いて私のクレームを聞かないなんてことはさせない。
最近、あまり怒ることはなくなった私だが今日は非常に腹が立った。
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