■誓死録■
『御前だけが不幸じゃ無い、』
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2004年10月
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最新の絵日記ダイジェスト
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2004/10/19(火) 玄関から覗く老父。
[序章]







−−…僕は、貴女から頂いた大切な御弁当を、電子レンヂで温め、取り出した。



テレビは煩いから消した後で。
茹卵と一緒に、一口食べた。



其の瞬間、僕が突然、声を上げながら涙をボロボロ流した事なんて
母の前では恥ずかしくて云え無いよ。

其の優しさが嬉しい。嬉しい。
胸がとても詰まって居たんだ。
だから、咽喉を通るのに大分時間が掛かった。御免。



どうしてだろう。嬉しい筈だろう?
何がそんなに哀しいのですか。

こんなにも満たされた存在で
沢山の人に祝福されて
来年には子供も産まれる。

神様。
僕を悩ませ、不安にさせる悪魔は何処に潜んで居る。
早くそいつを殺して下さい。
じゃ無いと、後5分で、確実に狂うと思われますので。






























「君が大好き」

たった其れだけの事に心臓を痛め。
今日もまた僕は
君を想い君に抱かれ
限界迄吐き散らし、安らかに眠るのです。

あの、燃やした本の灰、と。


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