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2005/11/01(火)
GOROKU-404 ラグビー界を変えたデザイン
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オリックスのグランドコートのデザイン採用以降は、ブランドの仕事以外で様々な仕事をしました。
〜ラグビーシーズン到来!!なんでこのデザインのお話です〜 当時、宿敵神戸製鋼の連勝も止め有望選手も多く入社してきていたワールドラグビー部! そのユニフォームのデザイン変更の話が、社長室より連絡がありました。 同期にもラグビー部の友達も多く相談したのが昨日のようですが、みんなの声は、『歴史が浅くても先代ユニに対する先輩方の多く反対と反感はあるやろうね?』
しかし依頼主が依頼主なんで断る事な出来るわけもなく早朝、6時半頃からラグビー部の現役選手と打ち合わせを重ねました。 何故?早朝なのか?それは、当時の私は、ブランドのチーフデザイナーでもあり業務時間は、昼を食べる時間もないほどの多忙で、他の仕事などもってのほか!と言う眼で見られてました。 部下の半分は、自分の元先輩であり大変な時期でした。。。。
打ち合わせに来る選手達は、前ユニフォームに対してのこだわりはなくいろんなアイデアを持ってきてくれましたが、日本のラグビー界もお堅いところで条件が厳しかったです。 皆のアイデアをデザインに入れるのは、従来ののラガーシャツ素材では、無理なのでサッカーユニの素材を肉厚にしてプリントが綺麗に浸透するように素材からの開発をしました。
Jリーグは、広告としてスポンサー名をユニに入れれますが、ラグビーはダメ・・でも企業チームなので企業イメージをデザインに組み込みスポーツメーカーのマークのを入れていい場所に私の所属していたブランド名を入れました。 ゴルフブランドだったのでそのブランドでラグビージャージを製造した事にしたのです。 しかしこの日本のラグビー界でこれOK出るのかな?と思いつつジャッジ待ち・・・・・
結果は、OK!!!!!賛否両論を受けながらもこのデザインをしたと言う事は、この後の自分自身には、プラスになりました。 このユニフォームでの1999年社会人大会の決勝戦は忘れられません。 その後の3年後くらいから各チームのユニが変り始め、なんとオールジャパンまであの変りようです。
業界初!!気持ちのいい言葉です〜!!
写っ! 昨年からデザインも一新されましたが、この事を知らない人から前の方が良かった!とか聞くと嬉しいですね。 左側のユニには、当時の選手達がサインを入れてくれました。
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