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2004/09/09(木)
(YOSHIIなんとかよりも)吉井一哉のがいいよ
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イエローモンキーの解散が公表された当初は、さすがに落ち込みました。 その後「bridge」での渋谷さんとのインタビューを読んで、ずっと聴かずにおいておいた吉井さん(YOSHII LOVINSON)のソロアルバム「at the BLACK HOLE」とそれに続くシングル「トブヨウニ」を聴いて、いろいろと納得してしまいました。 ソロアルバムは発売直後に買ったんだけどそのままにしておいたのは、一緒についてきたDVDを途中まで見てどうも無言になってしまったんです。それでアルバム自体聴く気分になれなくて。 そもそも「bridge」を読んだのも発売からかなりたってからだった。音楽雑誌って殆ど読まなくなってるから。8月に上京したときに気づいたんですよ。で、帰りの新幹線で読んで、いろいろと考えさせられました。なんというか、力になるインタビューでした。 それでも原稿がずっと遅れていたせいもあって、アルバムはすぐには聴けなかった。 聴いたのはコミケ行きの車の中。 このひとつずつズレた時間が、私にはよかったのかも。それまであった解散への寂しさやらわだかまりやらが、すうっと消えました。 実は10月発売の「愛しているなら離れるな(笠倉出版)」のあとがきでも少しだけ触れたのですが、吉井さんは新しい段階に入ってしまったと。 解散を聞いたときは、ソロ活動と並行しながらイエモンも続けていけなかったのかなと思った。それこそクィーンのメンバーのように、クィーンの世界とソロの世界との両方を持つことができるんじゃないかと。 けどそれができないことが、アルバムを聴いてわかった。だから納得できたのかな。
「at the BLACK HOLE」はイエモンを全然知らない人にも是非聞いてほしいと思います。そして「トブヨウニ」は特にお薦めします。洋楽の下地がある方には特に。 へえ日本にもこんなミュージシャンが居るんだあと、目を細めてください。
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