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2008/06/28(土)
ガレとジャポニズム
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曇のち雨。
keikoと天保山のサントリー・ミュージアムで、「ガレとジャポニズム 」を見てきた。
ガレは日本絵画に影響を受けたらしく、葛飾北斎の絵をモチーフにした作品や、 抹茶茶碗のような器などがたくさん展示されていた。
ガレの作品で有名な「ひとよ茸」(キノコのランプ)は、 思っていたより大きな作品で、ちょっとビックリ。
夜に笠を開き、一夜にして柄だけを残して溶けてしまう... その様子を3段階で表現した作品で、 「ひとよ茸」に、自然のはかなさを表現したらしいのだけれど、 3本のランプの明るさが、絶妙なバランスで、うっとり〜!
こんなルームランプ、欲しいなぁ...>無理です!
他にも花や虫などをモチーフにした作品がたくさんあった。
そして、印象に残ったのが蜻蛉(トンボ)。
ヨーロッパでは、トンボは不吉な昆虫らしいのだけれど、 ガレは日本画に描かれたトンボに引かれたようで、 トンボを描いた作品がたくさんあった。
リーフレットに載っている作品は、ガレの晩年の作品で やはりトンボが描かれている。
ガレは、自分自身をトンボとして描いたのかなぁ...
と思わせるような... トンボの作品はどれも不思議な感じがあった。
んで、説明を読むとやっぱりそんなようなことが書いてあった。(^^;
私は、美術館などでは、まず好きな作品を見て、空想にふけるタイプ。 んで、説明は後から読む。>せっかち?(^^;;
展示品は、四方から、間近で見られるようになっていた。
この間行った、神戸の「ルーブル展」のような混雑さは無く、 物静かで落ち着いた雰囲気の中で、じっくり鑑賞できて大満足。(^^V
ガラス工芸に興味のある方には、お勧めですよ〜
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