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2006/11/30(木)
私の考えた理想の関係
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男と女の関係じゃないです(笑)ジャズクラブとミュージシャンの関係です。このご時勢、ジャズクラブの経営は大変です。家賃が高い!、人件費(一流シェフ、アルバイト、バーテン)そして音楽家のギャラ、、ライブハウスなのにギャラが払えなくなったSは考えました、、”客のチャージの一部を音楽家のギャラにしよう、(これをチャージバックという)そうすれば客が少ないとその分ギャラも少なくてすむ”、、、。私にSに出演しないかと話が来たのはちょうどこの頃です。私はちょうど4枚目のアルバムを出したばかりで、発表する場ができるので、一応承諾しましたが私自身がとっても大変なのは承知、サックスのひろみと話し合いました。他のメンバーには最低のギャラ(1万)を保証してあげよう、私とひろみのギャラはなくなるかもしれないよ、、客の入りが悪くて赤字になるようだったらすぐにやめようねと。、、ところが初日、月曜で雨!なのに80人!お店はあわてて対応できませんでした。私はSに言いました、、”これは初日だからだよ、これが続くわけが無い”、、、で手帳を見たら6年前でした。こんなに続いたのはもちろんサポーターたちのおかげです。途中から強力なサポーターRさんが現れました。私とひろみのHPを作ってくれて、お友だちを誘って来てくれて、、、他にもたくさん応援してくれるサポーターが現れました。だから続いたのです。今年の5枚目のアルバム記念ライブは何と116人!!! Sは食事もおいしかった!まずかったらすかさず私の客からクレームがつき、私はすぐさまSに伝えました。私の思い描いたジャズクラブとミュージシャンの理想の関係だと思ってました。その頃のミュージシャンってジコ中で自分たちのやりたい音楽ばかりやって、お客がやってほしい音楽とかけ離れていて閑古鳥が鳴いてました。私たちはリクエストは必ずやったし、お客の事をちゃんと考えてました、それがこんなに長く続いた理由です。私が音楽のメニューを考える時はいつもお客の顔が見えてました。そうしてるうちに最近、Sは前のように一部のミュージシャンにギャラを保証し始めました、、、いいことだと思いました。(ミュージシャンにちゃんとギャラを払うという)当たり前の事ができるような店になったと錯覚したのですね、、ところがいい気になったSは以前に昔それで失敗したM鍋をまた始めてしまった、、、始めるとき私はメールでやんわり反対しました(ちょうどBSEで騒がれている時期でしたから)案の定、、、、、、、で今回の仕打ちです。音楽家を踏みつけにしてライブハウスを運営していけると思ってるのでしょうかねえ、、、、、、経営者たるもの、広い視野で世の中を見れないとつとまらないと思いますよ。ハイ
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