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2008/06/14(土)
金繕い教室、平澤流
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きのう、世田谷のお教室に行ってきました。 欠けた柿えもん?のお茶碗を携えて、、、、秋田の母からもらってずっと気になってたの。
本当の金繕いは漆のみを使って、ものすごく時間もお金もかかるらしいけど、この教室はちょいとその改造型らしい。http://www.kintsukuroi.com/kyoushitsu.html
この教室を作った理由がこれ
器を大事に使用している方なら欠けてしまった器を修理に出そうと見積りをしたら、想像以上の高い値段にビックリした!!という経験がお有りの事と存じます。 何か方法は?とずいぶん考え発想を変えました。修理されたがっている器を各家庭で直してもらおう!!と、そのために必要な技術は知っている限り全部教えてしまおう!!
こういう発想には大共感!!!だから申し込みました。
暑いお昼、経堂の駅からてくてく歩いて行きました。 扉をあけて、中にはナイスガイが 思わずのけぞりそうになりました。 なぜか先生は女性だと思い込んでいたのです。白水って、名前からかっこいいよね〜 すごい美男子、この表現古すぎるな、、、とにかく美しい方でありまする。ドキドキ
生徒はその日5人、丁寧にゆっくり教えてくれました。パテを2種類よくこねって混ぜ合わせ陶器の傷口を埋めます。縮むのでちとこんもりつけます。 固くなったら(一日かかる)削ってヤスリをかけて、今度はそこに漆を塗り20分ほど置いて金粉を筆ではたきつけます。これでおしまい。 この削るのがほとんどといっても過言ではない、大変な作業です。
いいとこの奥さま、私と同じ初めての方は,江戸懐石のお料理を習っていてその先生にこの教室を教えてもらったんだとか。 料理家はお皿に凝りますからね、、壊したとき自分で修理できたらこんないいことはないですよね、な〜るほど
次回は割れたお皿の修理なのですが、ない! だって普通あきらめて捨てちゃうよね。
これからは自分で直せます、、うれしいなあ。
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