映画日記
みみこが観た映画感想。
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2005/04/20(水) ファウスト
ファウスト

(1994  チェコ)
監督  ヤン・シュワンクマイエル

最近行きつけのビデオ屋さんに入荷されたのを発見。
本当は「アリス」をレンタルしたかったのですが、レンタル中のため、こちらを先に鑑賞しました。
この監督さんの作品、一度は観ておきたいな〜と前々から
思っていたんですよね。どのような映像なのか興味深深でした。
実写と粘土細工、木製人形・・・今まで観たことのない
映像の数々でした。


まず、監督のヤンさんて・・・。
<旧チェコスロバキアの伝統ある古典的アニメーションを継承しつつ、他に類を見ない怪奇と幻想の世界を生み出し、アート・アニメ界の世界的巨匠として君臨しているヤン・シュワンクマイエル>という紹介がなされています。
観ればわかりますが、個性的です。

さて・・映画は、
 謎の地図に導かれ、一軒の家に辿りついた男。
地下室で「ファウスト」の台本を見つます。興味をもった男は
芝居の衣裳を身につけ、本を読み、劇に入っていこうとします。
やがて、その劇の中の不思議な世界が男の前に広がって・・・

感想
  ファウスト伝説というのは、有名だそうですね。
人間が悪魔に魂を売り渡すお話。 独自の解釈で、伝説を
もとにしてこの映画を作っているようですが、もともとの
伝説を理解していないと、なかなか入りづらい内容だと思います正直・・よくわからなかったです・・笑
ごく普通のさえない中年男が、悪魔に魅了され、地獄に落とされるんだなっていう漠然とした感じはわかるものの・・・細かい点で理解力がないのか、ボ〜としていたのか、内容をつかみとれない部分もありました。現実と虚構の世界が移り変わるという点や人形劇という普段見慣れない世界が展開されていったからで
しょうかね。
ただ、この映像を観たかったという大きな理由があったので、
そちらの点は、楽しめました。 
  気持ち悪いですよね・・・笑
粘土がグチャグチャいって変化して、しゃべる様なんて、
不気味ですしね。
また、何度もいっています人形劇。 頭が取り替えられるんですよね。  変わるたびに、山から頭がゴロゴロ〜〜〜転がってくるんです。なんだかよくわからないのですが・・・・笑
何度も観ていると、妙に可笑しく感じられます。

人形劇で使われる効果音も、トタンをバリバリ揺らしたような
古典的な手法だし、そもそも、主役のおじさん自体、
平凡・・・・・。でも描かれる世界はなんていうか・・・もうちょっと覗いてみたいぞ・・という気にさせてくれるから
不思議です。
ということで、今回この内容には、ついていけないところが
多かったので、再度挑戦ということにします。
やっぱり、アリスだな・・・・


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