|
2005/01/29(土)
ジェレミー
|
|
|
ジェレミー (1973年 アメリカ) アメリカ・ニューヨーク。 音楽学校に通う少年ジェレミーとバレエ少女の純愛を 描いた作品。
カンヌ映画祭で監督賞を受賞した作品だそうです。 少年、少女の思春期の恋物語ですが、実にシンプル。 70年代の映画だということもあって、お洋服や、町並みなどに 時代のにおいが感じられます。 最近DVD化されたこの作品ですが、小さな恋のメロディーと並んで胸キュン映画とされているのだそうですね。知らなかったです。雑誌の記事を見てレンタルしたわけですが、小恋よりは 大人の映画。出会いから別れの本の短い期間を描いた作品で、 今観ると、どうしてこうなるの・・・とか、多少、疑問を感じることが多いのですよ。(突っ込みたくなる部分もありということ)ただ、その当時主人公と同年代だった人や、その頃恋にドキドキ感をもっていた人にとっては思い入れがある作品なのかなと思います。 ジェレミーは、根暗で女の子に声をかけられない=オクテ?な少年の印象を最初はもつのですが、映画を観ていくと、そうでもなく感じるのですよね。習っているチェロはかなりのは腕前だし、競争馬の知識ももっていて、話題も豊富、バスケはほどほどできるし(スポーツオンチではない)、何といっても、オクテといいながらちゃんと女の子と付き合うことできるしね・・笑。 あ・・もちろん、最初の声かけは、自分ではできなかったかな。 でもそのあとは、結構、リードできていたしね。女の子の方が年上なんですよ。多少、気負いすぎているところがあるけれど、 一生懸命な姿に好感。で。。。2人・・ やることはやるんですよ・・・若いっていいよ・・・笑 これは男性の視点で描かれた初恋ストーリー。だから男の人の方がググ===とくる部分あるのかもしれないかな。 撮影も、16ミリカメラを使用しているということで、実にリアル感があります。また音楽がセンチメンタルでよいのですよ。 哀愁が漂っていましたわ。 チェロがね。。いいのよ。 ラスト・・ 私ならジェレミー・・もっとほれほれ・・・って背中押してあげたくもなるのだけれど、案外、ああいう風な展開が、 初恋には相応しいのかもね。 見た方の感想お聞きしたい映画でもあります。 あの頃に・・・帰りたいわ・・・ていう映画だよ・・・笑
|
|
|
|